PSP94診断薬およびアッセイ
血清中において、PSP94は遊離形態として生じるか、または担体タンパク質と結合する。その結合形態におけるPSP94を、前立腺癌患者の血液中で定量化し、これらの測定値は、前立腺癌の評価または予後としての有用性を示した。PSP94の遊離形態を検出するための診断アッセイ、方法、およびキット、ならびにPSP94の遊離形態に結合できる抗体などの試薬も本明細書に開示されている。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
PSP94が遊離形態である場合に利用できるPSP94のエピトープに結合できる抗体。
【請求項2】
特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生されるおよびその抗原結合断片である、請求項1に記載の抗体。
【請求項3】
特許寄託番号: PTA-6599の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生されるおよびその抗原結合断片である、請求項1に記載の抗体。
【請求項4】
請求項1に記載の抗体を含むキット。
【請求項5】
前記抗体が、レポーター分子と複合化される、請求項4に記載のキット。
【請求項6】
前記レポーター分子が酵素である、請求項5に記載のキット。
【請求項7】
前記酵素がペルオキシダーゼである、請求項6に記載のキット。
【請求項8】
前記酵素が西洋ワサビペルオキシダーゼである、請求項7に記載のキット。
【請求項9】
既知量のPSP94を含有する対照試料をさらに含む、請求項4に記載のキット。
【請求項10】
前記抗体が、特許寄託番号: PTA-6599の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生される、請求項4に記載のキット。
【請求項11】
PSP94の異なるエピトープに結合する第二抗体をさらに含む、請求項10に記載のキット。
【請求項12】
PSP94に結合するポリクローナル抗体をさらに含む、請求項10に記載のキット。
【請求項13】
前記第二抗体が、特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生される、請求項11に記載のキット。
【請求項14】
前記抗体が、特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生される抗体である、請求項4に記載のキット。
【請求項15】
PSP94の異なるエピトープに結合する第二抗体をさらに含む、請求項14に記載のキット。
【請求項16】
PSP94に結合するポリクローナル抗体をさらに含む、請求項14に記載のキット。
【請求項17】
前記抗体が固体マトリックスに結合される、請求項4に記載のキット。
【請求項18】
前記固体マトリックスの非特異的結合部位が遮断される、請求項17に記載のキット。
【請求項19】
PSP94に結合する第一および第二抗体を含むキットであって、前記第一または第二抗体の少なくとも1つが、PSP94の遊離形態のみに結合し、前記第一および第二抗体が、PSP94の異なるエピトープに結合するキット。
【請求項20】
PSP94を認識できる分子を有する容器を含み、PSP94量の評価またはPSP94の異常なレベルまたは上昇レベルに関連する状態の診断に使用するためのキット。
【請求項21】
PSP94が遊離形態である場合に利用できるPSP94のエピトープに結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞系。
【請求項22】
特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託される、請求項21に記載のハイブリドーマ細胞系。
【請求項23】
特許寄託番号: PTA-6599の下でATCCに寄託される、請求項21に記載のハイブリドーマ細胞系。
【請求項24】
第一部分および第二部分を含む抗体複合体であって、前記第一部分が、PSP94が遊離形態である場合に利用できるPSP94のエピトープに結合できる抗体であり、前記第二部分が、製薬剤、固体支持体、レポーター分子、レポーター分子を担持する基、キレート化剤、アシル化剤、架橋剤、および標的基からなる群から選択される抗体複合体。
【請求項25】
前記第一部分が、特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生される抗体である、請求項24に記載の抗体複合体。
【請求項26】
前記第一部分が、特許寄託番号: PTA-6599の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生される抗体である、請求項24に記載の抗体複合体。
【請求項27】
試料中のPSP94の遊離形態を検出または測定する方法であって、
a.前記試料をPSP94が遊離形態である場合に利用できるPSP94のエピトープに結合できる抗体と接触させること; および
b.前記抗体、または前記標識を担持する第二分子により提供される標識からシグナルを検出すること
を含む方法。
【請求項28】
前記抗体が、特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系およびその抗原結合断片により産生される、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記抗体が、特許寄託番号: PTA-6599の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系およびその抗原結合断片により産生される、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
前記試料に対して得られたシグナルを、所定量のPSP94を含有する対照試料に対して得られたシグナルと比較する、請求項27に記載の方法。
【請求項31】
前記試料が、血液、血漿、血清、尿、精液、細胞培養培地および細胞溶解液からなる群から選択される、請求項27に記載の方法。
【請求項32】
試料中の遊離PSP94量を測定する方法であって、前記試料とPSP94を認識できる抗体とを接触させることを含む方法。
【請求項1】
PSP94が遊離形態である場合に利用できるPSP94のエピトープに結合できる抗体。
【請求項2】
特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生されるおよびその抗原結合断片である、請求項1に記載の抗体。
【請求項3】
特許寄託番号: PTA-6599の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生されるおよびその抗原結合断片である、請求項1に記載の抗体。
【請求項4】
請求項1に記載の抗体を含むキット。
【請求項5】
前記抗体が、レポーター分子と複合化される、請求項4に記載のキット。
【請求項6】
前記レポーター分子が酵素である、請求項5に記載のキット。
【請求項7】
前記酵素がペルオキシダーゼである、請求項6に記載のキット。
【請求項8】
前記酵素が西洋ワサビペルオキシダーゼである、請求項7に記載のキット。
【請求項9】
既知量のPSP94を含有する対照試料をさらに含む、請求項4に記載のキット。
【請求項10】
前記抗体が、特許寄託番号: PTA-6599の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生される、請求項4に記載のキット。
【請求項11】
PSP94の異なるエピトープに結合する第二抗体をさらに含む、請求項10に記載のキット。
【請求項12】
PSP94に結合するポリクローナル抗体をさらに含む、請求項10に記載のキット。
【請求項13】
前記第二抗体が、特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生される、請求項11に記載のキット。
【請求項14】
前記抗体が、特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生される抗体である、請求項4に記載のキット。
【請求項15】
PSP94の異なるエピトープに結合する第二抗体をさらに含む、請求項14に記載のキット。
【請求項16】
PSP94に結合するポリクローナル抗体をさらに含む、請求項14に記載のキット。
【請求項17】
前記抗体が固体マトリックスに結合される、請求項4に記載のキット。
【請求項18】
前記固体マトリックスの非特異的結合部位が遮断される、請求項17に記載のキット。
【請求項19】
PSP94に結合する第一および第二抗体を含むキットであって、前記第一または第二抗体の少なくとも1つが、PSP94の遊離形態のみに結合し、前記第一および第二抗体が、PSP94の異なるエピトープに結合するキット。
【請求項20】
PSP94を認識できる分子を有する容器を含み、PSP94量の評価またはPSP94の異常なレベルまたは上昇レベルに関連する状態の診断に使用するためのキット。
【請求項21】
PSP94が遊離形態である場合に利用できるPSP94のエピトープに結合する抗体を産生するハイブリドーマ細胞系。
【請求項22】
特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託される、請求項21に記載のハイブリドーマ細胞系。
【請求項23】
特許寄託番号: PTA-6599の下でATCCに寄託される、請求項21に記載のハイブリドーマ細胞系。
【請求項24】
第一部分および第二部分を含む抗体複合体であって、前記第一部分が、PSP94が遊離形態である場合に利用できるPSP94のエピトープに結合できる抗体であり、前記第二部分が、製薬剤、固体支持体、レポーター分子、レポーター分子を担持する基、キレート化剤、アシル化剤、架橋剤、および標的基からなる群から選択される抗体複合体。
【請求項25】
前記第一部分が、特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生される抗体である、請求項24に記載の抗体複合体。
【請求項26】
前記第一部分が、特許寄託番号: PTA-6599の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系により産生される抗体である、請求項24に記載の抗体複合体。
【請求項27】
試料中のPSP94の遊離形態を検出または測定する方法であって、
a.前記試料をPSP94が遊離形態である場合に利用できるPSP94のエピトープに結合できる抗体と接触させること; および
b.前記抗体、または前記標識を担持する第二分子により提供される標識からシグナルを検出すること
を含む方法。
【請求項28】
前記抗体が、特許寄託番号: PTA-4240の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系およびその抗原結合断片により産生される、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記抗体が、特許寄託番号: PTA-6599の下でATCCに寄託されたハイブリドーマ細胞系およびその抗原結合断片により産生される、請求項27に記載の方法。
【請求項30】
前記試料に対して得られたシグナルを、所定量のPSP94を含有する対照試料に対して得られたシグナルと比較する、請求項27に記載の方法。
【請求項31】
前記試料が、血液、血漿、血清、尿、精液、細胞培養培地および細胞溶解液からなる群から選択される、請求項27に記載の方法。
【請求項32】
試料中の遊離PSP94量を測定する方法であって、前記試料とPSP94を認識できる抗体とを接触させることを含む方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9A】
【図9B】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図12D】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図15D】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9A】
【図9B】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図12D】
【図13】
【図14A】
【図14B】
【図15A】
【図15B】
【図15C】
【図15D】
【図16】
【公表番号】特表2008−543791(P2008−543791A)
【公表日】平成20年12月4日(2008.12.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−516090(P2008−516090)
【出願日】平成18年6月14日(2006.6.14)
【国際出願番号】PCT/CA2006/000982
【国際公開番号】WO2006/133560
【国際公開日】平成18年12月21日(2006.12.21)
【出願人】(501153452)アンブリリア バイオファーマ インコーポレーテッド (4)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年12月4日(2008.12.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年6月14日(2006.6.14)
【国際出願番号】PCT/CA2006/000982
【国際公開番号】WO2006/133560
【国際公開日】平成18年12月21日(2006.12.21)
【出願人】(501153452)アンブリリア バイオファーマ インコーポレーテッド (4)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]