説明

太平洋セメント株式会社により出願された特許

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【課題】セメント添加材用の未燃カーボンを取り除いた改質灰であって、建設材料として利用した場合にホウ素が溶出することのない改質灰を得る。
【解決手段】フライアッシュFLをスラリー化するスラリータンク2と、スラリータンク2から排出され、表面改質機4を経たスラリーS2を親油性成分と親水性成分とに分離する浮選機12と、浮選機12から排出される親水性成分を固液分離する固液分離機14と、固液分離機14から排出されるろ液L1からホウ素を除去するホウ素除去装置19と、該ホウ素除去装置19からホウ素を除去した排水L3をスラリータンク2に戻す循環ルート18とを備える改質灰の製造装置等。改質灰の製造装置内のホウ素が徐々に増加して固液分離機14のケークC1へホウ素が混入することを防止し、建設材料として利用した場合に、ホウ素が溶出することのない改質灰を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】
従来、コンクリート用粗骨材の規格は、吸水率や絶乾密度などのJIS規格があるだけで、これらの規格を満足しても高強度コンクリート用粗骨材としては、必ずしも満足なものではなかった。JIS規格に加えて、新たな指標により選定された高強度コンクリート用途に特に適する粗骨材の提供が望まれていた。
【解決手段】
特定の細孔径、すなわちポロシメータで0.003μmから0.2μmの細孔径の範囲で測定した総細孔容積が6〜20mm/gであり、かつ圧縮強度が120N/mm以上であることを特徴とする高強度コンクリート用粗骨材及びその粗骨材を用いた高強度コンクリートを提供する。 (もっと読む)


【課題】室温付近で低膨張性を有し、製造の際に線膨張係数の制御が容易である樹脂−セラミックス複合材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂とセラミックスとが複合されてなる樹脂−セラミックス複合材料であって、侵入型窒化マンガンセラミックスの粒子および非酸化物セラミックスの粒子からなり、多孔体として形成される強化材と、強化材に浸透した樹脂からなるマトリックスと、を備え、0℃以上40℃以下の温度領域において、絶対値が2×10−6/℃以下の線膨張係数を有する。侵入型窒化マンガンセラミックスの粒子は負膨張性を有し、樹脂による正膨張の作用を相殺する。そして、さらに非酸化物セラミックスの粒子が正膨張性を有するため、製造過程において樹脂−セラミックス複合材料の熱膨張性を低く維持するのが容易となる。 (もっと読む)


【課題】室温付近で低膨張性を有し、製造の際に線膨張係数の制御が容易である樹脂−セラミックス複合材料およびその製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂とセラミックスとが複合されてなる樹脂−セラミックス複合材料であって、侵入型窒化マンガンセラミックスの粒子からなり、多孔体として形成される強化材と、強化材に浸透した樹脂からなるマトリックスとを備え、0℃以上40℃以下の温度領域において、絶対値が3×10−6/℃以下の線膨張係数を有する。これにより、樹脂による正膨張の作用を相殺し、室温付近で安定した低膨張性を有する樹脂−セラミックス複合材料が得られる。そして、このような低膨張性を有する樹脂−セラミックス複合材料を、室温での熱膨張の低減が求められる半導体製造装置、液晶製造装置、精密機械または電子材料・部品等に用いることができる。 (もっと読む)


【課題】セメントキルン排ガス中の水銀を低コストで効率よく除去する。
【解決手段】セメントキルンの排ガスに含まれるダストD1中の粒子凝集体を分散させる分散装置3と、分散装置3によって粒子凝集体が分散したダストD2を分級する分級装置4と、分級装置4で分級された微粉側のダストD4を加熱する加熱装置5と、加熱装置5による加熱によって揮発した水銀を回収する水銀回収装置9とを備えるセメントキルン排ガスの処理装置1。分級装置5を遠心力式分級機又は慣性力式分級機とし、分級装置5の部分分級効率が50%となる粒径を少なくとも10μm以下とすることができる。加熱装置5からの排ガスG1を固気分離する固気分離装置7を備え、水銀回収装置9は、固気分離装置7によって分離されたガスG2から水銀を回収することができる。 (もっと読む)


【課題】重金属含有土壌を効率良く浄化する方法の提供。
【解決手段】重金属含有土壌を、洗浄槽にて、薬剤水溶液又は水で洗浄し、重金属を抽出して浄化する方法であって、土壌と薬剤水溶液又は水とを、1:1.8〜1:4の質量割合で混合攪拌し、静置して土壌を沈降させた後、洗浄槽底部又は底側部より排水することを特徴とする重金属含有土壌の浄化方法。 (もっと読む)


【課題】絶乾比重1.0g/cm3以下の超軽量材を安定的かつ安価に製造することができる方法を提供する。
【解決手段】膨張性原料の造粒物または膨張頁岩に融着防止材を添加しつつ、ロータリーキルンにより焼成する焼成工程において、ロータリーキルンの排ガスから回収された融着防止材を含む細粒分を、前記焼成工程に戻す超軽量材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】強度発現性が向上したセメントクリンカ、その製造方法、および水硬性セメントを提供する。
【解決手段】本発明は以下のセメントクリンカ、セメントクリンカの製造方法および水硬性セメントを提供する。
(1)ストロンチウムを0.1〜1.0質量%含むセメントクリンカ。
(2)バリウムを0.1〜1.0質量含む上記のセメントクリンカ。
(3)セメントクリンカ原料の一部として、クリンカ1t当たりブラウン管パネルガラスを3kg以上40kg未満を用いて焼成する上記(1)または(2)のセメントクリンカの製造方法。
(4)セメントクリンカ原料の一部としてクリンカ1t当たりブラウン管パネルガラスを40kg以上80kg以下および塩素含有化合物を用いて焼成する上記(1)または(2)のセメントクリンカの製造方法。 (もっと読む)


【課題】
流動性を低下させることなく材料分離(ブリーディング)を効果的に抑制し、グラウト材や汎用のモルタル、コンクリートに好適に使用できるセメント組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】
硝酸マグネシウムまたは硝酸リチウムを含むセメント組成物を提供する。また、セメント100重量部に対し、硝酸マグネシウムまたは硝酸リチウムを1〜9重量部含むセメント組成物を提供する。 (もっと読む)


【課題】セメント製造工程で使用する燃料の燃焼特性が変化しても、セメント原料の分解度を一定に保つことのできる燃焼状態監視方法を提供する。
【解決手段】演算部15bによって演算された経時変化(破線)が、記憶部15aに記憶されている経時変化(実線)に対してずれている場合に、比較部15cは、仮焼炉2での燃焼特性が変化したと判定する。 (もっと読む)


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