説明

株式会社島津製作所により出願された特許

2,011 - 2,020 / 3,708


【課題】高濃度試料の測定を簡単に正確に行う。
【解決手段】 レーザ回折散乱式の粒度分布測定装置に使用する試料セルとして、1枚の透明板に一端から他端まで貫通する溝61を設け、これを高濃度試料の試料収容部とする。溝の幅Wはレーザビームの幅よりも大きくし、溝の高さは測定試料群に含まれる最大粒子の大きさとほぼ同じ程度とする。この溝61に試料を載せたのちスクレイパーによって余分な試料を取り除くことで、多重散乱の起きない適当な厚さの試料層とすることができる。1回の試料を測定した後は溝内に残った試料をブラシなどで簡単に洗浄することができる。 (もっと読む)


【課題】DCモータに異常高トルク発生時、簡単で信頼性の高い安全性維持手段を備えた移動型X線装置を提供する。
【解決手段】操作者により操作される操作部9は、移動型X線装置の前進、後退、右旋回、左旋回、移動速度などの情報を制御器10に入力する。制御器10は前進か後退かいずれかを実行させる制御信号と、移動速度を制御するPWM信号を駆動回路12、13へ入力する。駆動回路12で駆動されるDCモータ14の動力はメカニカルヒューズ16と減速機18を介して右駆動輪2に伝達され、駆動回路13で駆動されるDCモータ15の動力はメカニカルヒューズ17と減速機19を介して左駆動輪3に伝達される。駆動回路12の駆動素子がショートモードで破損すると過大なトルクが生起しメカニカルヒューズ16が破断しDCモータ14の動力は伝達されない。 (もっと読む)


【課題】出力安定時間をなくして、一連の質量走査にかかる時間を短縮し、全体のスループットを向上させることができる四重極型質量分析装置を提供する。
【解決手段】イオン化室11と、イオン化室11から出射したイオンを収束させるレンズ15,19と、イオンを質量分離する四重極質量フィルタ22,23と、四重極質量フィルタ22,23を通過したイオンを検出する検出器24と、レンズ15,19に電圧を供給するレンズ電源部31,32と、四重極質量フィルタ22,23に直流電圧と高周波電圧を供給する四重極電源部33と、レンズ電源部31,32と四重極電源部33とを制御して質量走査する制御部6とを備え、制御部6は、最小質量数に対応する最小電圧から最大質量数に対応する最大電圧までの線形増加と、この線形増加に引き続く、最大電圧から最小電圧までの線形減少との繰り返しからなる三角波の質量走査を行う。 (もっと読む)


【課題】 サンプルの大型化に伴うX線防御箱の大型化を可能な限り避けることのできるX線検査装置を提供する。
【解決手段】 X線発生器13とX線検出器15とを対向させた状態で直方体のX線防御箱25内部に配置され、X線発生器13とX線検出器15との間にサンプルAを置くための回転テーブル16がX−Y移動ステージ17に保持されているX線検査装置において、X線発生器13のX線焦点とX線検出器15の中心点を結んだ光軸Bが、平面視においてX線防御箱25の対角線あるいはその近傍に沿って配置されていることを特徴とする構造。 (もっと読む)


【課題】イオンの解離効率を高め、従来、解離しにくい分子量の大きなイオンも解離して質量分析する。
【解決手段】イオントラップ1内にイオンを捕捉してプリカーサイオンを選別した後、被励起ガス導入部23よりエチレンガスをイオントラップ1内に導入し、該ガス分子を振動励起させる所定波長(10.6μm)のレーザ光を励起レーザ照射源22から照射する。ガス分子は光子を吸収して振動励起され高い振動エネルギーを持ち、この振動励起状態にあるガス分子が捕捉領域Aに捕捉されているプリカーサイオンに接触すると、振動エネルギーがプリカーサイオンに移動する。プリカーサイオンが振動励起状態にあるガス分子に接触する度にプリカーサイオンが持つ振動エネルギーは増加し、該エネルギーが解離するのに十分な大きさに達するとプリカーサイオンは解離してプロダクトイオンを生成する。 (もっと読む)


【課題】プローブ駆動機構を備えたマイクロチップ電気泳動装置において、再現性の高いプローブ位置補正を自動で行なう。
【解決手段】位置補正演算部56により駆動部18x,18y,18zを制御してモータ16x,16y,16zを駆動させてプローブを位置補正用のターゲット上及びその周辺で移動させる。このとき、静電容量式センサ12はターゲット上にプローブが配置されているか否かを検知する。静電容量式センサ12の検知信号によりターゲットの周縁部の座標位置が分かる。位置補正演算部56は静電容量式センサ12の検知信号に基づいてターゲットの重心位置を算出する。 (もっと読む)


【課題】高質量分解能を有し、定量性よく測定することが可能な飛行時間型質量分析計を提供する。
【解決手段】分析対象のイオンを複数生成してパルス的に加速するイオン源10と、イオン源10から供給された複数のイオンを飛行させるイオン飛行部12と、イオン飛行部12で、質量電荷比に対応する飛行時間差により分離された複数のイオンを複数の方向に偏向する偏向器16と、複数の方向中の第1方向に設けられ、複数のイオンの一部を検出する第1検出器18aと、複数の方向中の第2方向に設けられ、第1検出器18aに比べて広いダイナミックレンジで複数のイオンの他の一部を検出する第2検出器18bとを備える。 (もっと読む)


【課題】基板の成膜面を略鉛直下向きに保持して成膜を行う装置において、基板の昇降動作の信頼性を向上させる。
【解決手段】 基板Sを固定した基板アダプタ2の一部を把持し昇降するクランプブロック31の昇降部の内壁35aを単一の部材によって構成する。その結果、昇降部の内壁35aに構成部材の接合による段差が生じなくなり、昇降部の内壁35aとクランプブロック31の隙間を小さくしても、クランプブロック31やクランプブロックに把持された基板アダプタ2の一部が引っかかることを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】加圧送液方式によって少量の液体試料をイオン源に無駄なく送給する。
【解決手段】サンプルボトル10の上面開口を閉塞する閉塞栓11に取り付けたバイアル用配管保持部材40の下部に設けたバイアル取付用アダプタ40aにより、少量の液体試料30を収容したサンプルバイアル31をサンプルボトル10内空間に吊り下げ支持し、バイアル用配管保持部材40の内側に挿通させた試料吸い込み配管42の下端をサンプルバイアル31の内底部近傍に位置させる。バイアル取付用アダプタ40aには通気孔40bが設けられており、密封されたサンプルボトル10内に窒素ガスが供給されてガス圧が上昇すると、サンプルバイアル31内のガス圧も同様に上昇し、これによって液体試料32を試料吸い込み配管42及び試料導入用配管17を通して質量分析装置に送り込むことができる。 (もっと読む)


【課題】ワークコイルとシールドケースとの空間において、グロー放電の発生を抑制する。
【解決手段】減圧環境で使用する高周波誘導加熱作用を利用した加熱機構において、高周波電力の供給を受け、高周波誘導によって被加熱部に誘導電流を流して加熱するワークコイルと、このワークコイルを保持する誘電体ベースと被加熱部の間を除く周囲を囲むとともに、ワークコイルによる電界遮蔽するシールドケースとを有し、さらに、誘電体ベースとシールドケースとの間に接地電位の電界シールドアンテナを備える。これにより、誘電体ベースの表面とシールドケースとの間の電位差を低減し、この電位差の低減によって誘電体ベースとシールドケースとの間におけるグロー放電の発生を抑制する。 (もっと読む)


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