説明

株式会社島津製作所により出願された特許

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【課題】比較的均質な試料−マトリックス混合物の調製が可能で、且つ、感度の高い、MALDI質量分析法を提供する。
【解決手段】 解析すべき試料と、マトリックスとしてのイオン性液体とを溶媒中に含む混合液であって、前記混合液中の前記イオン性液体の濃度が20pM〜40mMである混合液の液滴を、ターゲットプレート上に形成する工程と、前記混合液の液滴から前記溶媒を除去して、前記液滴の体積の減少とともに、前記ターゲットプレートと前記混合液の液滴とが接する面積を縮小させることによって、前記混合液中に含まれる前記解析すべき試料と前記イオン性液体とを前記面積の一部へ集め、前記解析すべき試料と前記イオン性液体とを含む混合物のフォーカススポットを得る工程と、前記混合物のフォーカススポットをMALDI質量分析測定に供する工程とを含む、液体マトリックスを用いた高感度MALDI質量分析法。 (もっと読む)


【課題】MALDI質量分析における糖タンパク質又は糖ペプチドの構造解析において、比較的均質な試料−マトリックス混合物の調製が可能で、且つ、糖ペプチドイオンのような糖−アミノ酸結合が維持されたイオンを優先的に検出することが可能な方法を提供する。
【解決手段】構造解析すべき糖タンパク質又は糖ペプチドと、マトリックスとしてのイオン性液体とを少なくとも含む混合物を、MALDI質量分析測定に供し、前記混合物中から前記構造解析すべき糖タンパク質又は糖ペプチドに由来し且つ糖−アミノ酸結合が維持されたイオンを検出することを含む、液体マトリックスを用いたMALDI質量分析による糖タンパク質又は糖ペプチドの構造解析手法。 (もっと読む)


【課題】プローブピンと基板の電極との接触を良好とする。
【解決手段】TFT基板検査装置は、プローバが備える接点部をTFT基板の電極に接触させることにより基板検査を行う装置において、接点部をTFT基板の電極に対して押圧する押圧機構を備える。プローバフレームの自重を軽量とし、プローブピンの反発力による変形を許容する構成とし、押圧機構によってプローブピンの反発力による変形を押さえ込み、プローバフレームの浮き上がりを抑制して、基板の電極と接点との間の接触を良好なものとする。 (もっと読む)


【課題】ワークコイルと被加熱物との空間において、グロー放電の発生を抑制する。被加熱物からの熱輻射を抑制し、この熱輻射によってワークコイルや周囲機構が加熱されて温度が上昇することを抑制する。
【解決手段】高周波誘導加熱装置は、減圧環境で使用する高周波誘導加熱作用を利用した加熱機構において、基板を保持する被加熱部と、高周波電流の供給を受け高周波誘導によって被加熱部に誘導電流を流して加熱するワークコイルとを備える。ワークコイルと被加熱部とは所定間隔を開けて配置し、ワークコイルと被加熱部との間に電界シールドを設置し、被加熱部と電界シールドとを同電位とする。高周波誘導加熱装置は、電界シールドを設置し、この電界シールドと被加熱部とを接地電位等の同電位とすることで、被加熱部と電界シールドとの電位差を無くし、これによって被加熱部と電界シールドとの間におけるグロー放電の発生を抑制する。 (もっと読む)


【課題】離れたところからでも本装置の状態を的確に知ることができるX線診断装置を提供する。
【解決手段】状態検知部は回診用X線装置1の状態を検知し、発光表示部53は多色発光表示および点滅表示を行うものであり、記憶部は回診用X線装置1の状態ごとに予め定められた発光表示部53の表示態様データを記憶していて、表示制御部は、状態検知部からの検知結果に対応する、記憶部に記憶済みの表示態様データに基づいて、発光表示部53を表示制御するので、回診用X線装置1の状態を発光表示部53の発光色および点滅によって表示することができ、使用者は発光表示部53の発光色および点滅を見ることで離れたところからでも瞬時に回診用X線装置1の状態を的確に知ることができる。 (もっと読む)


【課題】 共存COによる影響を除去したVOCを測定することができるVOC計を提供する。
【解決手段】 酸化炉21を有し試料ガス12中の揮発性有機化合物(VOC)を酸化してCOを発生しつつ通過させる測定流路20と、試料ガス12をそのまま通過させる比較流路30と、測定流路および比較流路の流出ガスの赤外線吸収信号を検出する赤外線ガス分析計51と、検出信号の強度差に基づいて試料ガス中の揮発性有機化合物濃度(VOC)を計測するVOC濃度計測部52と、試料ガスに元々含まれる共存CO濃度(CO)情報の入力を行う共存CO情報入力部54と、入力された共存CO濃度に関する情報に基づいてVOC濃度計測部で計測された揮発性有機化合物濃度(VOC)を補正した補正揮発性有機化合物濃度(VOC)を算出する補正演算部53とを備えるようにしている。 (もっと読む)


【課題】比較的均質な試料−マトリックス混合物の調製が可能で、解析すべき対象の適用範囲の広いMALDI質量分析法を提供する。酸性糖鎖を測定対象とした場合に酸性基あるいは酸性糖の脱離が抑制される高感度のMALDI質量分析法を提供する。
【解決手段】アミンのイオンとp-クマル酸のイオンとを含むイオン性液体からなるMALDI質量分析用液体マトリックス。前記アミンが、1,1,3,3−テトラメチルグアニジンである、前記のMALDI質量分析用液体マトリックス。 (もっと読む)


【課題】反応容器プレートの外部からの異物の進入や、外部への環境汚染を防ぐ。
【解決手段】反応容器プレートは、封止された反応容器5と、反応容器5に接続された反応容器流路13,15,17と、反応容器5に接続された反応容器エアー抜き流路19,21を備えている。反応容器5内に、その底部に収容された試薬7と、試薬7を封入するために反応容器5の底部側に収容された常温で固体の加熱融解性材料9を備えている。サンプル液と試薬7が反応させられる際には、反応容器5が加熱されて加熱融解性材料9が融解させられ、反応容器流路17から反応容器5内に導入されたサンプル液と試薬7が反応容器5内で反応する。 (もっと読む)


【課題】ワークコイルと被加熱物との空間において、グロー放電の発生を抑制する。被加熱物からの熱輻射を抑制し、この熱輻射によってワークコイルや周囲機構が加熱されて温度が上昇することを抑制する。
【解決手段】高周波誘導によって被加熱本体に誘導電流を流して加熱するワークコイルと、被加熱本体を保持する被加熱部とを備え、ワークコイルと被加熱部との間に電界シールドを設置する。被加熱部と電界シールドとは同電位とし、電界シールドは、複数本の互いに交わらない第1の配線と、前記複数本の第1の配線を接地電位に短絡する1本の第2の配線とを有する配列パターンを有し、この配列パターンは互いに分離した複数の分割パターンに分割する。分割パターンは、互いに隣接する分割パターンにおいて、一方の分割パターンが有する第1の配線の配線方向は、隣接する他方の分割パターンが有する第1の配線の配線方向と平行又は直交する。 (もっと読む)


【課題】プローブピンと基板の電極との接触を良好とする。
【解決手段】TFT基板検査装置は、プローバが備える接点部をTFT基板の電極に接触させることにより基板検査を行う装置であり、接点部をTFT基板の電極に対して相対的に滑らせる相対滑り機構を備える。相対滑り機構は、接点部とTFT基板の電極とを相対的に滑らせ、これによって接点部の接点と電極との電気的な接触抵抗を下げ、導通状態を良好なものとする。接点部は、弾性的に変形自在とするストリップ片の一端をプローバフレームに固定し、他端を自由端とて接点を設け、相対滑り機構を構成する。自由端の変位によって、接点は電極に対して相対滑りさせ、接点と電極との電気的な接触抵抗を低下させる。 (もっと読む)


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