説明

日本精工株式会社により出願された特許

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【課題】ボールがデフレクターによってスムーズに掬い上げられることにより騒音が低減され、かつ、高速の使用条件に耐えられるデフレクター式ボールねじを提供することを課題とする。
【解決手段】デフレクター9は長手方向と直角の断面が円形で全体が部分円弧状とされた金属材料である鉄製のデフレクター本体9aと、このデフレクター本体9aの両端部に接合された掬い上げ部材9bとからなる。掬い上げ部材9bは樹脂材料で成型されている。デフレクターの掬い上げ面19(掬い上げ部材9bの掬い上げ面19)はボール8の掬い上げ方向と直角の断面がボール8の半径より多少大きい曲率半径を有する凹曲面とされている。そして、この凹曲面は、ボール転動路3から排出されるボール8をねじ線の接線方向に掬い上げる形状とされている。 (もっと読む)


【課題】低コストで容易に製造可能で、高温耐熱性を有し、ニードル及び保持器と外輪との一体化が容易に可能なニードル軸受を提供する。
【解決手段】外方部材2は、浸炭処理または浸炭窒化処理を施してなり、外径Dを10mm以上で66mm以下、幅Bを7mm以上で30mm以下、外径とニードル6の内接円径Dsとの径差の半分値(断面高さ)Hを1.5mm以下、外方軌道2s部分の肉厚Hrを0.4mm以上で0.5mm以下に設定し、保持器8は、板厚が0.1mm以上で0.4mm以下の板材をプレス加工することにより、一対の連続部と、連結し、ポケットを形成する複数の柱部を備え、外方部材2へ組み付ける際、割れ部を1箇所だけ有する非連続の略円環状に弾性変形し、変形時における外径の曲率半径を外方部材の内半径よりも小寸に設定するとともに、割れ部の周方向に対する隙間を0.6mm以下に設定する。 (もっと読む)


【課題】保持部材の環状部を嵌め込む構造でも、異物の侵入を抑制する。
【解決手段】センサ付き転がり軸受1は、軸受内輪2に設けられた係止凹溝41にマグネットホルダ12の嵌合部12aを嵌合して軸受内輪2にマグネットホルダ12を装着するときの係止凹溝41と嵌合部12aとの間にOリング51が配置されている。軸受外輪3の内周面3aには、係止凹溝42が円周方向に形成され、ホール素子等の磁気感応センサ15を保持する磁性体で構成されるセンサハウジング16が嵌合保持されており、係止凹溝42と嵌合部16aとの間にOリング52が配置されている。 (もっと読む)


【課題】二次衝突時にステアリングホイールを前方に安定して変位させる為のチューニングが容易で、しかも、車体側ブラケットの下面とコラム側ブラケットの上面等とが強く擦れ合わない様にして、離脱荷重の絶対値及びばらつきを少なく抑えられる構造を実現する。
【解決手段】車体側ブラケット11の中央部に形成した係止切り欠き45に、コラム側ブラケット33の上面に固定した係止カプセル47を係合させる。二次衝突時に、ステアリングコラム6cの左右2個所位置に突設した突片56、56が、コラム側ブラケット33を構成する、左右1対の支持板部34、34を前方に押圧し、係止カプセル47を係止切り欠き45から前方に押し出す。この際、これら係止カプセル47と係止切り欠き45との係合部に加わる、捩れ方向のモーメントを小さく抑えられて、課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】アキシアル荷重測定用のエンコーダ4cとセンサユニット12とのうち、センサユニット12を静止輪である外輪1に直接支持しない構造でも、これらエンコーダ4cとセンサユニット12との位置関係を高精度に規制できる構造を実現する。
【解決手段】前記センサユニット12の先端面と側面とに、非磁性材製のスペーサ23a、23bを添着固定する。そして、前記センサユニット12を前記エンコーダ4cの表面に、前記両スペーサ23a、23bを介して接触させる事により、前記エンコーダ4cに対する前記センサユニット12の位置決めを図った状態で、このセンサユニット12を懸架装置のナックル17aに支持固定する。又、前記両スペーサ23a、23bの材料として、使用後に、前記エンコーダ4cの表面と摺接する部分が摩耗して脱落する軟らかいものを使用する。 (もっと読む)


【課題】直動変位要素の直動方向への変位量を検知するセンサを、取付け剛性を保ちつつ、熱変形を抑制して樹脂カバーに一体的に取り付けることができるアクチュエータを提供する。
【解決手段】直動変位要素12の直動方向端部に直接当接して直動変位要素の直動方向への変位量を検知するセンサ19を、樹脂カバー15に一体的に取付けたアクチュエータ7である。樹脂カバーのセンサ収納部31には、樹脂カバーを構成する樹脂材料より線膨張係数が低い低線膨張部材51が、直動変位要素の直動方向に沿う方向に延在してセンサを囲むように一体モールドされている。 (もっと読む)


【課題】トラニオンやヨークの加工コストを増加させることなく、トラニオンとヨークとの接触による摩擦および摩耗を抑制できるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】トラニオン15のヨーク23A、23Bと対向するそれぞれの端面には、潤滑油用の油路になる油穴74,75の閉塞すべき開口部が設けられている。これらの開口部には、対抗するヨーク23A,23Bに接触する接触部材83が取り付けられている。この接触部材83は、油穴74,75の開口部を閉塞するとともに、トラニオン15とヨーク23A,23Bとの接触を防止し、トラニオン15のヨーク23A,23Bとの接触による磨耗を抑制している。さらに、トラニオン15とヨーク23A,23Bとの間の摩擦を低減している。 (もっと読む)


【課題】玉径を小さくしたり玉数を減らしたりした場合でも、潤滑油の撹拌抵抗を小さくでき低トルク化が可能な玉軸受を提供する。
【解決手段】内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に転動自在に配設された複数の玉と、玉を円周方向に沿って所定間隔に保持する複数のポケットが設けられたプラスチック製保持器と、を備えた玉軸受において、隣接する前記ポケットに保持された玉間距離Lが、玉径Daの2倍以上である。プラスチック製保持器の隣接する一対の爪片間には、凸部が形成され、爪片と凸部との間には離間部が設けられており、離間部と凸部との間はテーパ面にて接続されている。 (もっと読む)


【課題】塑性変形、白色はく離、およびエッジロードによる摩耗などの不具合が防止される、耐久性の高い転動軸を提供する。
【解決手段】C:0.35〜0.5質量%、Cr:2.5〜7.0質量%、Mo:0.5〜3.0質量%、Mn:0.5〜2.0質量%、Si:0.1〜1.5質量%含有する合金鋼であり、浸炭窒化処理と焼入れと焼戻しとにより、Nをさらに含有し、表面から50μmの位置のN含有量は0.25〜0.7質量%で、表面硬さHvは650以上900以下で、部材全体の平均残留オーステナイト量(体積%)が、前記Cr、Mo、Siの含有量の和(質量%)の2.0倍以下で、表面から50μmの位置の残留オーステナイト量は、15〜45体積%で、さらに表面から50μm位置の、Si含有量、N含有量、残留オーステナイト量が、次の関係式:(Si含有量(質量%)+N含有量(質量%))/残留オーステナイト量(体積%)>0.01を満たす。 (もっと読む)


【課題】リニアガイド装置の潤滑状態を長期に渡って安定的に維持する。
【解決手段】潤滑剤供給体11のサイドシール(板状部材)10との接触面に、複数の溝状の油路4と油溜まり用の凹部5を形成する。凹部5は、案内レール1との接触面に連続する内縁部に沿って形成されている。油路4は、潤滑剤供給体11の外縁部から凹部5に向けて形成されている。潤滑剤供給体11からしみ出た潤滑剤は、複数の溝状の油路4を伝って凹部5に一旦溜まった後、案内レール1との接触面に供給される。 (もっと読む)


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