説明

株式会社ノリタケカンパニーリミテドにより出願された特許

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【課題】酸素分離膜モジュールの使用温度域以上(例えば1200〜1300℃)の高温下においても、高い耐熱性を有して気密に接合されたシール部(接合部)が形成されてなる酸素分離膜モジュールを提供すること。また、そのようなシール部を形成するために用いるシール材を提供すること。
【解決手段】本発明によって提供される酸素分離膜モジュール100は、多孔質基材12上に酸素分離膜14を備える酸素分離膜エレメント10と、セラミックス製の接続部材(ガス管20,30)とを備えており、酸素分離膜エレメント10とガス管20,30との接合部分には、該接合部分におけるガス流通を遮断するシール部40が、ガラスマトリックス中に安定化ジルコニア結晶とクリストバライト結晶および/またはリューサイト結晶とが析出しているガラスによって形成されている。 (もっと読む)


【課題】サブミクロンオーダーの微粒子を含む流体であっても分級効率が高く、しかも大量の流体を処理できる分級装置を提供する。
【解決手段】反応管12は、微小粒子自己凝集反応域S1、粗大化整粒域S2、分級域S3を備えており、反応管12に供給される流体(被処理液)は、分離させる成分に応じてpH値が調整される。このようにすれば、pH値に対応する成分の粒子が凝集され、その凝集が促進されて粒子の粒子径が大きくなるに従い、粒子の沈降速度が被処理液の上昇速度よりも大きくなると、粒子が分級域S3から排出されなくなる。したがって、反応管12の長さや流体(被処理液)の上昇速度、凝集剤の充填量等を好適に設定することで、分級効率の高い分級装置10を構成することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】酸素イオン伝導モジュールの使用温度域以上(例えば800〜1000℃)の高温下においても、セラミック部材と金属部材とが高い耐熱性を有して気密に接合されている酸素イオン伝導モジュールを提供すること。また、そのようなシール部を形成するために用いるシール材を提供すること。
【解決手段】本発明によって提供される酸素イオン伝導モジュール100は、酸素イオン伝導性を有するセラミックスからなるイオン伝導部材14を少なくとも備えたセラミック部材10と、セラミック部材に接合された金属部材20,30とから構成される。セラミック部材10と金属部材20,30との接合部分には、該接合部分におけるガス流通を遮断するシール部40が形成されており、シール部40は、ガラスマトリックス中にリューサイト結晶および/またはクリストバライト結晶が析出しているガラスによって形成されている。 (もっと読む)


【課題】 導電性に優れた撥水材料と、撥水性に優れたガス拡散電極とを提供する。
【解決手段】 ガス拡散撥水層24は、シリカ粒子30と、導電性を有する炭素微粒子28と、樹脂とを含むことから、シリカ粒子30による撥水性と炭素微粒子28による導電性とが共に得られる。すなわち、導電性に優れた撥水材料が得られる。本実施例のガス拡散撥水層24を構成する導電性撥水材料はシリカ粒子30によって撥水性が与えられていることから、従来のように炭素微粒子28を弗素樹脂系撥水剤等で被覆する必要がない。そのため、弗素樹脂系撥水剤等で被覆することに伴う導電性の低下が生じないので、高い撥水性と高い導電性とを共に得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 高温・高真空下で分解が生じ難い多孔質体、その製造方法、およびこれを用いた接合体を提供する。
【解決手段】 多孔質窒化珪素から成る基材12の表面22にポリシラザン由来の窒化珪素から成る被膜14が設けられていることから、その基材12の耐熱性が高められ、1400(℃)、0.1(Pa)の高温・高真空下で熱処理する際にも分解が抑制される。そのため、Si-Al合金ロウ材を用いてエンドキャップと接合する際に、基材12の分解が抑制されるので、その後に分離膜として機能する多孔質膜を容易に形成できる。しかも、被膜14は基材12の細孔を閉塞しないので、被膜14を設けない場合に遜色ない通気性が保たれる利点がある。 (もっと読む)


【課題】 電気的性能および電極の接着強度が共に高い太陽電池を製造することができる太陽電池電極用導電性組成物を提供する。
【解決手段】 導電性ペーストは、0.1〜7.0(mol%)の割合で銅酸化物を含むガラスが用いられていることから、受光面電極を形成するために基板に導電性ペーストを塗布して加熱処理を施す際に、銀の過剰な拡散が抑制されるので、銀の過剰拡散に起因して並列抵抗が低下すると共に曲線因子が小さくなることや、甚だしい場合はpn接合が破壊されることが抑制される。また、上記範囲内の割合で銅酸化物が含まれることによって、ガラスの軟化点が適度に低下するので、形成される受光面電極の接着強度が高められる。したがって、電気的性能および受光面電極の接着強度が共に高い太陽電池を製造することができる導電性ペーストが得られる。 (もっと読む)


【課題】固体酸化物形燃料電池の動作温度(例えば800℃〜1200℃)およびそれ以上の高温下において、高い耐熱性を有して気密に接合された接合部を形成するために用いる固体酸化物形燃料電池用の接合材を提供すること。また、そのような接合材の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明により提供される接合材40は、ガラスを主成分とする固体酸化物形燃料電池用の接合材である。この接合材は、上記ガラスのマトリックス中に安定化ジルコニア結晶と、クリストバライト結晶(SiO)および/またはリューサイト結晶(KAlSi)とが析出している。 (もっと読む)


【課題】電気的特性の優れた太陽電池電極用無鉛導電性組成物を提供する。
【解決手段】太陽電池電極用ペーストは、これを構成するガラスフリットが、Bi2O3が10〜29(mol%)、B2O3が20〜33(mol%)、SiO2が20(mol%)以下、ZnOが15〜30(mol%)、アルカリ成分(Li2O、Na2O、K2Oの合計)が8〜21(mol%)、他の成分(Al2O3、CaO、BaO、P2O5)の合計が18(mol%)以下の範囲内の組成を有する無鉛ガラスから成ることから、これを用いて太陽電池10の受光面電極20を形成すると、無鉛でありながら、F.F.値が75(%)以上と電気的特性に優れた電極が得られる利点がある。 (もっと読む)


【課題】ペースト状材料中の粒子を均一に分散させるロールミル装置において、ペースト状材料の膜厚が非常に薄膜であっても十分な掻き出しができ、生産性を向上させることができるロールミル装置を提供する。
【解決手段】ブレード装置44は、一対の寄せブレード47と、掻取りブレード48とで、構成され、一対の寄せブレード47の先端に接合されている弾性体とエプロンロール表面とが押し当てられ、寄せブレード47は、エプロンロール外周面に沿って下方に傾斜させられている。このようにすれば、寄せブレード47と接触したペースト状材料200は、その寄せブレード47の傾斜に沿って中央側に集積される。これより、エプロンロール24の中央においてペースト状材料200の膜厚tが通常よりも増加するため、掻取りブレード48によって効果的にペースト状材料200を掻き取ることができ、生産性が向上する。 (もっと読む)


【課題】従来の白金微粒子の製造方法とは異なる方法であって新規な形態の白金微粒子を製造し得る方法を提供し、また、従来の方法よりも比較的に容易に白金微粒子を製造する方法を提供すること。
【解決手段】本発明により提供される白金微粒子の製造方法は、白金の錯イオンを含む水溶液を用意すること、上記用意した水溶液に、分子内の末端基としてアミノ基を四つ含むデンドリマーを含有する有機溶剤を添加してなる混合溶液を調製すること、上記混合溶液に相間移動触媒を添加すること、上記混合溶液に還元剤を添加すること、および上記混合溶液中に上記白金微粒子を析出させること、を包含する。 (もっと読む)


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