説明

三ツ星ベルト株式会社により出願された特許

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【課題】スティックスリップやミスアライメントによる発音を軽減し、かつ耐磨耗性に優れた摩擦伝動ベルト、およびこの伝動ベルトに使用する低摩擦係数を有するゴム組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】摩擦伝動面を構成した圧縮ゴム4からなる摩擦伝動ベルト1であって、圧縮ゴム層4としてエチレン−α−オレフィンエラストマー100重量部に対して超高分子量ポリエチレン粉体を2〜30重量部配合することで摩擦係数を低下させたゴム組成物を用いることで、走行によって短繊維が飛散してその効果が小さくなった後も長期間、低摩擦係数を維持することができ、ミスアライメントやスティックスリップによる発音を抑制する。 (もっと読む)


【課題】接着性、耐引き裂き性を改善し、高い耐久性を備えた伝動ベルトを提供する。
【解決手段】歯付ベルト1は、ベルト長手方向に沿って複数の歯部2と、心線3を埋設した背部4から構成されるベルト本体を有し、前記歯部2の表面には必要に応じて歯布5が貼着されている。ここで歯部2及び背部4は、水素化ニトリルゴムを含有するゴム成分100重量部に対して、シリカを5〜60重量部、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール短繊維を1〜40重量部、及びメタクリル酸エステル及び/又はアクリル酸エステルを0.1〜10重量部配合したゴム組成物の有機過酸化物系架橋物で構成される。 (もっと読む)


【課題】可動部材の回動を緩やかに規制するオートテンショナを提供する。
【解決手段】ベース部材3と、このベース部材3に回動自在に支持されるアーム状の可動部材4と、この可動部材4のアーム部に設けられるとともにベルトに接触可能なプーリ5と、前記可動部材4を前記ベース部材3に対し所定方向に付勢するコイルバネ6と、を備えるオートテンショナに、拡径方向の自己復元力により前記可動部材4の外筒部4bの内周壁面に当接するスプリングクラッチ10を設け、当該スプリングクラッチ10の一端を前記ベース部材3に固定されたスプリングクラッチホルダ11に固定し、他端を自由端とする。 (もっと読む)


【課題】 樹脂摩擦材の摩擦係数を大きく低下させることなく、摺動特性を向上、すなわち磨耗速度を小さくすることによって、寿命の向上したオートテンショナーを提供する。
【解決手段】 車体等に固定される固定部材2と、固定部材2に回動自在に支持されるアーム状構造体の可動部材3と、可動部材3のアーム状先端部に設けられベルトに係合するプーリ7と、可動部材3を固定部材2に対し所定方向に付勢するコイルバネ4と、可動部材3と固定部材2との間に介装され、可動部材3と固定部材2のいずれか一方に固定され、他方と摺動する摺動面6を有する摩擦材5と、を備えたベルトの張力を一定に保つためのオートテンショナー1であって、摩擦材5が摺動面6に多数の微細な穴を有する熱可塑性樹脂からなり、摩擦材5の摺動面6上及び微細な穴内に潤滑剤が存在することを特徴とするオートテンショナー1である。 (もっと読む)


【課題】補強用抗張心線の位置決め用に溝を設けた平ベルトにあって、その溝のために回転駆動体との当接による打撃騒音を低減し、特に静粛性が求められる環境下での使用に満足すべき性能が得られる平ベルトを提供する。
【解決手段】プーリ等の回転駆動体間に捲回されて走行回転するベルト本体11に、このベルト全長に渡って複数本の抗張心線12が埋設され、それら抗張心線12をベルト本体11中の所定位置に位置決めするために、回転駆動体に接触する側のベルト面に溝をベルト幅方向へ形成し、その溝をベルト全長に渡って適宜ピッチで配設した平ベルト10であって、前記溝を回転駆動体の回転軸線又は母線27に対して所要の傾斜角度を持つ直線状の斜め溝13として形成し、ベルト幅方向で少なくともプーリフランジのある側の端面は端面全体がプーリ側になるに従って幅狭となるように傾斜面7となっている平ベルト10である。 (もっと読む)


【課題】熱風の吹出し口を有するノズルとをつなぐ接続部とが鋭角になっており、熱風発生装置と立ち上がり部とが干渉しないようになっていることから、防水シートをめくり上げることなく接合面の加熱を行うことができる。
【解決手段】入隅箇所における防水シート6と固定プレート4との接合で、両者の間に熱風を吹き込むことによって熱融着して接合する際に用いる防水シート融着機10において、熱風発生装置11と該装置に接続する送風部12とからなり、該送風部12は熱風口13を有するノズル14と、前記熱風発生装置11とノズル14とをつなぐ接続部15とからなり、ノズル14と接続部15とが形成する屈曲部16の角度θが90°未満に設定されている。 (もっと読む)


【課題】補強用抗張心線の位置決め用に溝を設けた平ベルトにあって、その溝のために回転駆動体との当接による打撃騒音を低減し、特に静粛性が求められる環境下での使用に満足すべき性能が得られる平ベルトを提供する。
【解決手段】プーリ等の回転駆動体間に捲回されて走行回転するベルト本体11に、このベルト全長に渡って複数本の抗張心線12が埋設され、それら抗張心線12をベルト本体11中の所定位置に位置決めするために、回転駆動体に接触する側のベルト面に溝をベルト幅方向へ形成し、その溝をベルト全長に渡って適宜ピッチで配設した平ベルト10であって、前記溝を回転駆動体の回転軸線又は母線27に対して所要の傾斜角度を持つ直線状の斜め溝13として形成し、全溝のベルト幅方向で少なくともプーリフランジのある側の端面はプーリ側になるに従って幅狭となるように傾斜面7となっている平ベルト10である。 (もっと読む)


【課題】 副資材を介在させること無く良好な脱型性を確保することが可能であり、かつ耐磨耗性、耐発音性及び伝達性を向上させたVリブドベルトの製造方法を提供する。
【解決手段】 内型21の外周面に、植毛層を有する未加硫伸張ゴムシートを、植毛層が内周面になるよう巻き付けることによって、植毛層14を介して伸張ゴム層15を配置した後、心線13を螺旋状にスピニングする。次いで、未加硫接着ゴムシート、未加硫圧縮ゴムシートを順次巻き付けることにより接着ゴム層12、圧縮ゴム層16を配置し、未加硫ベルトスリーブ11を形成する。次いで、この未加硫ベルトスリーブを内型に捲き付けた状態のままで、ジャケットを外挿してモールド組立体を構成し、このモールド組立体を加硫缶内部の基台上に載置固定して上下面を密閉した後、スチームを入気して未加硫ベルトスリーブを加熱加圧し、加硫をおこなう。 (もっと読む)


【課題】ベルト走行時にウィスカなどを配合したブロックとの間で摩擦が生じたとしてもセンターベルトの摩耗を防止することができるのベルトの切断といった故障を低減することができ、また、発熱を少なくすることもでき、ブロックを構成する樹脂材料の劣化の防止も可能な高負荷伝動ベルトを提供する。
【解決手段】エラストマー4中に心線5をスパイラル状に埋設したセンターベルト3と、該センターベルト3の長手方向に沿って複数のブロック2を設けた高負荷伝動ベルト1において、ブロックは繊維状補強材とウィスカ状補強材を配合した樹脂素材からなり、センターベルト3の表面にカバー帆布10を配置し、カバー帆布10はその緯糸としてアラミド繊維を用いている。 (もっと読む)


【課題】切削屑、研削屑、又は研磨屑のようなスクラップの発生を無くし、圧縮ゴム層のコグ山部と接着ゴム層との界面付近に発生するピンホールを阻止し、ベルト走行時における早期の亀裂発生を阻止した動力伝動用ベルトとその製造方法を提供する。
【解決手段】圧縮ゴム層となる補強布40と圧縮ゴム用シート55を、突状部と溝状部を交互に設けた成形型41に巻き付けた後に、歯部64と溝部65を交互に設けた押付材66によって加熱下で加圧してコグ部とともに背面61に凹凸パターン面68を有する未加硫のスリーブ60を成形する。凹凸パターン面68をもつスリーブの背面61に少なくとも心線および伸張ゴム層となる材料を順次巻き付けてベルト成形体を作製後、該ベルト成形体を加熱加圧して加硫成形する、動力伝動用ベルトの製造方法である。 (もっと読む)


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