説明

古河スカイ株式会社により出願された特許

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【課題】
アルミニウム板材の絞り成形において、従来よりも広い成形限界が得られ、尚且つ従来のプレス成形に比べ生産性が向上する絞り成形方法を提供する。
【解決手段】
粗さ曲線での凹凸の平均間隔SmがA(μm)、中心線平均粗さRaがB(μm)となるアルミニウム板材の表面に、動粘度2mm/s〜20mm/s(40℃)となる潤滑油を塗布したあとで、プレス絞り成形機械にて該アルミニウム板材をブランクホルダーで把持し、アルミニウム板材がパンチと接触した後にスライドが加速度C(mm/s)で最大速度まで加速、その後減速し、下死点でスライドの速度が0になるプレス絞りにおいて、0.8≦B≦2.0,B+0.0083C≧3.8の関係式を満たすようにプレス絞り成形を行う。 (もっと読む)


【課題】冷間プレス整形用のAl−Mg−Si系合金からなるブランクシートについて、部分的復元処理を行なうに適した装置を提供する。
【解決手段】ブランクシートを水平に支持するための台座と、ヒータを具備しかつ下降時に台座上のブランクシートの表面の加熱対象部に接してその部分を30℃/分以上で150〜350℃の温度に局部的に加熱する加熱ブロックと、加熱ブロックによる加熱後に加熱対象部を30℃/分以上の冷却速度で100℃以下の温度に急速冷却する加熱後冷却手段と、加熱ブロックによる加熱対象部の加熱温度を検出するための温度センサと、温度センサによる検出温度に応じて前記ヒータを制御するための制御手段とを有してなる。 (もっと読む)


【課題】DI成形を施し塗装焼付を行う飲料缶胴用に好適な、強度と成形性の優れたアルミニウム合金板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】Mg:0.2〜0.4%、Si:0.6〜1.1%、Fe:0.1〜1.0%、Cu:0.01〜0.4%、Mn:0.05〜1.0%を含有し、さらにCr:0.001〜0.2%、V:0.001〜0.2%、Ti:0.0001〜0.2%、Zn:0.001〜0.2%の1種または2種以上を含有し、残部Alと不可避的不純物とからなるアルミニウム合金板の製造方法として、前記組成の合金鋳塊に均質化処理を施した後、熱間圧延後あるいは熱間圧延および冷間圧延後に溶体化処理を施し、次いで最終板厚まで冷間圧延を行う。 (もっと読む)


【課題】
しわ押さえ荷重を付与しながらハット型断面形状に曲げ加工するアルミニウム合金板材のプレス成形において、形状凍結不良(スプリングバック)を低減させて良好な形状凍結性を実現するためのプレス成形方法を提供する。
【解決手段】
しわ押さえ荷重を付与しながらハット型断面形状に曲げ加工するアルミニウム合金板材のプレス成形方法において、パンチ肩部のワークの断面積A0とワークの引張強度TSの積をfとするとき、成形開始時点から全ストロークの90%位置に到るまでの間はパンチ荷重PをfのA%以下(但し、A≦45)に制御すると共に、全ストロークの90%位置を超えた時点から成形終了時点に到るまでの間(成形終了時点を含む。)においてパンチ荷重PをfのB%(但し、77≦B≦90、かつ、(B/A)≧2)にまで高めるように制御するものであることを特徴とするアルミニウム合金板材のプレス成形方法。 (もっと読む)


【課題】低コストで良好な導電性と放熱性を具備し、意匠性、耐溶剤性に優れた樹皮被覆アルミニウム板を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金板3の上に化成皮膜2を設け、このアルミニウム合金板の一方の面に形成された有機樹脂100質量部に対して平均粒径0.5〜5μm以下の土状グラファイトを20〜50質量部含有し、かつ有機樹脂100質量部に対して最大長径の平均値が0.5〜100μm以下のりん片状ニッケルを30〜70質量部含有している、膜厚0.4〜2μmの有機樹脂皮膜1とからなり、前記有機樹脂は架橋硬化前の平均分子量が3000〜10000で、ガラス転移温度(Tg)が10〜30℃であり、硬化剤と反応する水酸基が分子の末端にある線状ポリエステル系樹脂と、これを加熱硬化させる硬化剤のメラミン系樹脂と、を備える樹脂被覆アルミニウム板。 (もっと読む)


【課題】単層の材料のみでろう付け機能を有する材料を得る。
【解決手段】Si:1.9〜3.5%、Mn:0.3〜1.8%、残部Al及び不可避不純物よりなり、ろう付け後に長径3μm以上の球状の共晶組織が断面で500個/mm以上、5000個/mm以下存在することを特徴とするブレージングシート。このブレージングシートは、さらに、Zn:0.1〜0.5%、Mg:0.1〜0.5%、Cu:0.1〜0.8%、Ti:0.05〜0.2%、Fe:0.3〜1%のうち1種または2種以上を含んでも良い。また、これらのブレージングシートをチューブ材およびタンク材として用い、さらに単層フィンを組み合わせた、すべて単層材料から構成された熱交換器。 (もっと読む)


【課題】ろう付け性が良好であり、且つろう付け後に優れた強度及び耐食性を有するアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】本発明に係る強度及び耐食性に優れたアルミニウム合金ブレージングシートは、心材11が、Si:0.15%(質量%、以下同じ)以下に規制し、Fe:0.05〜0.4%、Cu:0.4〜1.2%、Mn:0.3〜1.8%を含有し、さらにTi:0.02〜0.3%、Zr:0.02〜0.3%、Cr:0.02〜0.3%、V:0.02〜0.3%のうち1種以上を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるAl合金であり、犠牲陽極材13が、Si:0.15%以下、Fe:0.15%以下、Mn:0.1%以下に規制し、Mg:1.0〜3.0%、Zn:2.0〜6.0%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなるAl合金である、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 主に自動車ボディシートに用いるAl−Mg−Si系アルミニウム合金板の高成形性の確保と成形加工の高生産性維持の両立をはかる。
【解決手段】 時効硬化により亜時効状態にあるかまたは圧延加工により加工硬化した状態にあるAl−Mg−Si系アルミニウム合金板について、その冷間プレス成形前に、部分的に溶体化処理を行って、加熱部と非加熱部とに強度差を付与し、強度の低い加熱部をシワ押さえ部分に、強度の高い非加熱部をパンチ肩部に当てて冷間プレス成形を行う。部分的溶体化処理においては、加熱部の加熱到達温度を480℃以上580℃未満として50℃/min以上で急冷する。 (もっと読む)


【課題】耐食性、導電性、耐傷付き性、耐指紋性、耐溶剤性に優れた電子電気機器用プレコート金属板を提供する。
【解決手段】最大高さRzが1.2〜3.4μmの範囲にあり、かつ、0.1μm以上の高さの突出部の個数が1mm当り9〜750個である表面を有する金属板と、この上に形成した化成皮膜と、化成皮膜の上に形成した樹脂皮膜であって、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂及びポリエステル系樹脂から選択される少なくとも1種のベース樹脂に有機系潤滑剤を配合した塗料を焼付乾燥後に冷却した樹脂皮膜量が0.03〜0.9g/mである樹脂皮膜とを含み、加速電圧15kV、照射電流0.10μAでの電子線プローブ微小部分分析装置による表面分析において、炭素の占有面積率が40〜90%である電子電気機器用プレコート金属板。 (もっと読む)


【課題】粒界腐食性を大きく低下させること無く強度に優れたLNG球形タンク用アルミニウム合金を提供する。
【解決手段】Mg:5.0〜6.0%,Mn:0.5〜1.0%,Cr:0.05〜0.25%,Cu:0.05〜0.5%を含み、不純物としてのSiを0.25%未満,Feを0.25%未満にそれぞれ規制し、残部Alおよびその他の不可避不純物とよりなる鋳塊に、均質化処理として460〜540℃で1〜24hrの加熱を行った後、400℃以上で熱間圧延を開始し、熱間圧延により所定の板厚とし、340〜420℃の温度で1hr以上の焼鈍を行うことにより、TS(引張強度)が320MPa以上とする。さらにZn:0.05〜0.35%を含有しても良く、熱間圧延終了温度を340℃以上とすることで焼鈍処理を省略しても良い。 (もっと読む)


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