説明

株式会社井上製作所により出願された特許

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【課題】ロールミルの洗浄において、洗浄のエンドポイントの判断やロールの末期の判断を、人為誤差をなくし正確に判断できるようにしたロールミルのロール表面検査装置を提供する
【解決手段】ロール1の表面を光源2で照射し、デジタルカメラ3で撮影する。該カメラからの画像を画像処理装置4に送り、ロール表面の汚れ、粗さ、キズ等を画像処理により判断する。この画像処理においては、処理材料の色相、彩度、明度、透明度のに応じて色相分布像、鏡面反射分布像、明度分布像等をチェックする。ロール表面と処理材料の色相が類似する場合はロールをカラーフィルター等で着色して撮影する。ロール末期の判断は、予めデータベース化した既知のロール末期の状況と撮影して得られた画像をチェックする。 (もっと読む)


【課題】 処理媒体として粒径が直径0.5mm以下の微小なビーズを用いて処理材料をナノメートルサイズに超微粒子化分散することができる湿式媒体分散機及び湿式媒体分散方法を提供する
【解決手段】
処理材料と処理媒体を環状の分散ゾーン内で攪拌して、該処理材料を分散するアニュラー型の湿式媒体分散機において、処理槽内で回転する回転体4の周面に断面略平行四辺形状の突起10を突出形成する。この突起10は処理媒体及び処理材料を上流端側から下流端側へ前進させる前進案内面と、上流端側に向かって後退させる後退案内面と、回転体の外周方向に向かって拡がる外表面14を有する。この突起10の高さHは0.5〜2.0mmに形成されている。 (もっと読む)


【課題】複数のロールを隣接して配置し該ロールの端部間の隙間をせき板で塞いだ状態で処理材料をロール間に供給し練肉、分散処理するロールミルにおいて、上記せき板の下端面とロールの周面間に間隙が生じないようにする。
【解決手段】前後方向に中ロール3と後ロール4を隣接し、その端部間をせき板5で塞ぐ。せき板5は下端面がわずかにロール周面方向に移動できるように移動可能に支持ブラケット7に保持されている。支持ブラケット7には、せき板5の前部を常時押圧する前部加圧装置25と、せき板5の後部を常時押圧する後部加圧装置26がある。ロール周面とせき板5の下端面6間に間隙が生じると、せき板5は上記加圧装置25で押されているから、わずか傾きこの隙間は塞がれる。 (もっと読む)


【課題】処理材料(ミルベース)と粉砕媒体(ビーズ)をベッセル内で攪拌して固体粒子を分散、粉砕する装置において、固体粒子をナノメートルサイズに分散、粉砕できるようにした実生産レベルで何ら障害が生じない装置を提供する。
【解決手段】ベッセル2内には、処理材料と粉砕媒体を攪拌するためのローター4がある。このベッセルの壁面には凹部12を形成してあり、この凹部に超音波発生装置の超音波ホーン13を設ける。凝集したナノ粒子には超音波による衝撃が与えられるとともに上記粉砕媒体に衝突し、また粉砕媒体も超音波の衝撃波により運動されるとともに粉砕媒体間の衝突によりせん断力が発生し、固体粒子はナノメートルサイズに分散、粉砕される。 (もっと読む)


【課題】固/液系の中、高粘度材料を攪拌、混練、捏和処理するミキサーにおいて、処理後の処理材料をタンクから押し出しできる加圧押出機能付ミキサーを提供する。
【解決手段】昇降可能な攪拌ヘッド(2)に、駆動部(6)により回転される攪拌翼(8)を設ける。上記攪拌翼(8)は、攪拌ヘッド(2)を降下させたときタンク(11)に入り込み、攪拌等の処理を行う。上記攪拌ヘッド(2)には、連結部材(14)を介して着脱可能に加圧板(13)が取り付けられる。上記処理終了後、上記加圧板(13)を攪拌ヘッド(2)に取り付け、昇降シリンダーを降下させてタンク(11)内の処理材料をタンクの吐出口から押し出す。 (もっと読む)


【課題】処理材料をナノメーターサイズ程度に微粒子化できる大流量型の湿式微粉砕装置に使用する粉砕媒体の分離装置を提供する。
【解決手段】処理槽(1)内で回転する回転軸(2)にローターユニット(4)を設ける。このローターユニット(4)は、回転軸(2)の周囲を通る中央流路(6)に連通し半径方向に延びる排出流路(13)と、この排出流路(13)に通じる開口部(14)を有する。この開口部(14)は回転軸(2)の軸方向に開口している。この開口部(14)には、フィルター部材(15)が設けられる。粉砕媒体は、回転するフィルター部材(15)により処理材料から分離される。 (もっと読む)


【課題】 アニュラー式の湿式媒体分散機において分散媒体が偏在することにより生じる処理槽内の内圧の上昇や材料温度の上昇を招来しないようにする。
【解決手段】 処理槽(1)の内壁との間に狭い処理空間(4)を形成するよう回転体(3)を設ける。この回転体(3)のローター本体(12)の外面には、上記処理空間(4)内を流れる処理材料と分散媒体をほぼ栓流状に流動させることができよう案内メンバー(8)が設けられている。上記ローター本体(12)に隣接するローターフランジ(13)、(14)には、回転方向に突出する拡散突起(16)が設けられている。この拡散突起(16)により、ローターフランジの周囲の流動が変形され、分散媒体の偏在をなくすことができる。 (もっと読む)


【課題】 処理材料を練肉、分散等するロールミルにおいて、ロールの長手方向に沿って生じる吐出材料の温度差を少なくし、ロール全長に等分布荷重をかけて均質に処理できるようにする。
【解決手段】 ドクター(5)でロール(4)からかき取られた吐出材料(6)の温度をロールの長手方向に沿って設けた複数の温度センサー(10a)、(10b)、(10c)で測定する。いずれか1つの温度センサーが設定温度で作動すると、ロール内には冷却水が給排水され、ロール全長にわたる吐出材料の温度差が少なくなり、処理材料を均質に処理することができる。 (もっと読む)


【課題】 浸漬型の媒体分散装置において、遠心力作用を用いた媒体分離機構を使用できるようにする。
【解決手段】 吸引口(4)を有する分散室(3)内に、上記吸引口(4)を通して処理材料を吸引して分散するようロータリーディスクポンプ型の吸引ローター(5)を設ける。この吸引ローター(5)の駆動軸(6)に、内方開口(8)と外方開口(10)を有する吐出路(7)を形成する。上記内方開口(8)の周囲に、遠心力作用で分散媒体と処理材料を分離する媒体分離ローター(9)を設ける。上記外方開口(10)の周囲に、上記媒体分離ローターの吐出量とほぼバランスする吐出量を有する吐出補助ローター(11)を設ける。 (もっと読む)


【課題】 高いせん断力での処理により増粘現象や凝集物等を生じやすい処理材料を、そのような変化を生じることなく均一に攪拌、混練できるようにしたプラネタリーミキサーを提供する。
【解決手段】 タンク(2)内で公転、自転するよう遊星運動するブレード(3)を有する。このタンク側壁とブレード間の最少間隙(C1)は、1〜15mm、好ましくは3〜5mmとし、ブレードとブレード間の最少接近間隙(C2)を15〜40mm、好ましくは20〜30mmとする。上記ブレードは、せん断速度が5〜50sec-1、好ましくは10〜30sec-1となるように回転される。上記ブレードは、公転と自転の回転方向が逆方向であり、3本設けられている。 (もっと読む)


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