説明

株式会社ササクラにより出願された特許

21 - 30 / 138


【課題】アンモニアを効率良く回収でき且つエネルギー消費を抑えることができるとともに、スケールの影響を受けずに連続的運転を可能にしたアンモニア回収装置及び回収方法を提供する。
【手段】アンモニア回収装置1は、2重効用に接続される第1フラッシュ型蒸発器A1と第2フラッシュ型蒸発器A2を備える。蒸発器A1は缶B1と加熱器C1とを備え、蒸発器A2は缶B2と加熱器C2とを備える。加熱器C1には外部蒸気が供給される。缶B1で生成されたアンモニア含有蒸気は加熱器C2の加熱源として利用される。缶B2には外部から処理液が供給される管13が接続され、缶B2で蒸発されなかったアンモニア含有処理液は、缶B1に供給される。缶B2には凝縮器2が接続され、加熱器C2にはアンモニア水を排出する管19が接続され、管19は凝縮器2に接続される。缶B1にはアンモニアが除去された処理液を排出する管9が接続されている。 (もっと読む)


【課題】装置の小型化およびコストの低減を図ることを主たる目的とする。
【解決手段】減圧状態の蒸発容器3内の水が沸騰蒸発することによって冷却された水が、循環管路7aを介して冷房負荷である放射パネル2に供給される一方、沸騰蒸発した水蒸気は、蒸発容器3内に配置された凝縮器4によって凝縮されて蒸発容器3内に貯留され、また、放射パネル2からの昇温した水は、循環管路7bを介して蒸発容器3に還流されて再び沸騰蒸発するというサイクルを繰り返して、放射パネル2に冷水を供給するようにし、単一の容器である蒸発容器3内に凝縮器4を配置すると共に、圧縮機を不要としている。 (もっと読む)


【課題】高価な耐食性材料の採用やライニング施工が不要となり、経済性に優れた、揮発性を有する塩基性物質を含有する廃液の処理装置及び処理方法を提供する。
【手段】廃液の処理装置1は、第1蒸発器2、気液接触手段80、第2蒸発器4を備え、気液接触手段80は、蒸気スクラバー3、pH調整タンク20等から成る。第1蒸発器2は、廃液をpHがアルカリ側の状態で蒸発濃縮することによりアンモニア・ヒドラジン含有蒸気及びアンモニア・ヒドラジン除去濃縮液を生成する。気液接触手段80は、第1蒸発器2で生成された蒸気を酸と接触させ、中和塩液及びアンモニア・ヒドラジン除去蒸気を生成する。アンモニア・ヒドラジン除去蒸気は、第2蒸発器4に供給されて加熱源として利用される。中和塩液は第2蒸発器4に供給される。第2蒸発器4は、中和塩液を蒸発濃縮対象液としてpHが酸側の状態で蒸発濃縮することにより濃縮中和塩液を生成する。 (もっと読む)


【課題】沸点上昇の高い溶液であっても、溶液の蒸発による蒸気の熱を回収して溶液を加熱蒸発させる熱源として利用できるようにした蒸発濃縮装置および蒸発濃縮方法を提供する。
【解決手段】減圧状態の蒸発器1内で、下部の液溜室3の溶液を、循環ポンプ7で汲み上げて、上方の散布器9から加熱用の伝熱管6に散布し、溶液の蒸発によって発生した蒸気を、前段の第1の蒸気エゼクター21と、後段の第2の蒸気エゼクター22との少なくとも二段の蒸気エゼクター21,22によって、最終濃度における溶液の沸点上昇度以上の圧縮温度差まで圧縮し、伝熱管6内に供給するようにしている。 (もっと読む)


【課題】装置の小型化およびコストの低減を図ることを目的とする。
【解決手段】蒸発性液体を大気圧よりも低い減圧で沸騰蒸発させる蒸発室3と、この蒸発室3において発生した蒸気を圧縮する蒸気圧縮機23と、この蒸気圧縮機23で圧縮した蒸気を凝縮する凝縮室4とを備える蒸発式冷却装置において、単一の容器1内を、仕切り板2a,2bで二重に仕切って蒸発室3と凝縮室4との2つの室に区画形成するとともに、両仕切り板2a,2b間に空間5を介在させている。 (もっと読む)


【課題】冷熱用蒸発性液体を減圧で沸騰蒸発する蒸発器1と,蒸気を凝縮する凝縮器2と,負荷14側の冷熱用間接式熱交換器6と,冷却用熱交換器11と,蒸発器の冷熱用蒸発性液体を冷熱用間接式熱交換器との間を循環する冷熱用循環手段5,7と,凝縮器の冷却用蒸発性液体を冷却用熱交換器との間を循環する冷却用循環手段10,12とを備え,蒸発器から凝縮器への蒸気ダクト19中にルーツブロワー20を設けて成るものにおいて,冬季などにおいて,ルーツブロワー20を利用して発電することで省エネを図る。
【解決手段】蒸発器側の温度(Te)と凝縮器側の温度(Tc)と差が所定温度差(Tα)以上となったときには,蒸気ダクト19を通過する蒸気圧にてルーツブロワー20と電動モータ21及びインバータ32を介して回生エネルギーを得るように制御する。 (もっと読む)


【課題】ドライシールを使用すると共に、漏れ空気が蒸気側に進入することを防止した真空濃縮装置用蒸気圧縮機の軸シール構造を提供する。
【手段】蒸気圧縮機3の回転軸30の非回転時にはシール面を接触状態とし、回転軸30の回転時にはシール面に機体外部から吸入された空気による薄膜を介装させてシール面を非接触状態とするドライシール部41と、ドライシール部41のシール面から漏洩した漏れ空気と、吸入された蒸気を圧縮する蒸気圧縮室38から漏洩した漏れ蒸気とが合流する抽気用空間42と、抽気用空間42に連通する抽気孔43と、機体内部の真空度よりも高い真空度の状態を生成する真空プンプ13と、抽気孔43と真空プンプ13を接続する抽気排出管22とを備える。真空プンプ13により、抽気用空間42内の漏れ空気及び漏れ蒸気は抽気排出管22を介して外部に排気される。 (もっと読む)


【課題】前段濃縮装置としてエネルギー効率のよい蒸気圧縮型蒸発濃縮装置と、後段晶析装置として冷却式晶析装置とを組み合わせることにより、蒸気を殆ど使用せず、大幅な省エネルギー化を可能にした溶液・廃液の固形化装置及び固形化方法を提供する。
【手段】固形化装置1は、供給された溶液・廃液を飽和近くまで濃縮する蒸気圧縮型蒸発濃縮装置2と、蒸気圧縮型蒸発濃縮装置2で生成された濃縮液を冷却して溶解度を下げ蒸発濃縮液中の溶質を結晶させて析出する冷却式晶析装置3と、冷却式晶析装置3により析出した結晶を液から分離する固液分離装置4とを有する。固液分離装置4には、固形物が分離・除去された後のろ液を蒸気圧縮型蒸発濃縮装置2側に返送するリターン管路5が接続されている。リターン管路5を介して返送されたろ液は処理液(原液)と混合され、混合液は予熱器6を介して蒸気圧縮型蒸発濃縮装置2からの凝縮水と熱交換される。 (もっと読む)


【課題】 無機塩含有廃液に含まれる不純物を十分に除去し、高品質の酸及びアルカリを低コストで回収する。
【解決手段】 無機塩を含有する廃液から不純物を除去する不純物除去装置10と、不純物除去後の廃液から酸溶液およびアルカリ溶液を分離して回収するバイポーラ電気透析装置20とを備える無機塩含有廃液の処理装置であって、不純物除去装置10は、廃液に含まれる無機塩を析出させる晶析装置12と、析出した無機塩をろ液と分離する塩分離装置13と、分離された無機塩の溶液を生成する溶解槽14と、無機塩溶液に含まれる多価陽イオンを除去する多価陽イオン除去装置19とを備える。 (もっと読む)


【課題】冷熱用蒸発性液体を減圧で沸騰蒸発する蒸発器1と,蒸気を凝縮する凝縮器2と,負荷14側の冷熱用間接式熱交換器6と,冷却用熱交換器11と,蒸発器の冷熱用蒸発性液体を冷熱用間接式熱交換器との間を循環する冷熱用循環手段5,7と,凝縮器の冷却用蒸発性液体を冷却用熱交換器との間を循環する冷却用循環手段10,12とを備え,蒸発器から凝縮器への蒸気ダクト19中にルーツブロワー20を設け,蒸気ダクト19に設けられて圧縮機を迂回するバイパス蒸気通路22に開閉弁23を設ける。冬季などにおいて,ルーツブロワー20を利用して発電することで省エネを図る。
【解決手段】蒸発器1側の圧力(Pe)から凝縮器2側の圧力(Pc)を差し引いた圧力差が所定値(Pα)以上となったときには,蒸気ダクト19を通過する蒸気圧にてルーツブロワー20を回転させ電動モータ21及びインバータ32を介して回生エネルギーを得るように制御する。 (もっと読む)


21 - 30 / 138