説明

株式会社山城精機製作所により出願された特許

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【課題】 小型超精密成形や高い寸法精度が要求される成形品を安定して加工できるようにするダブルフライトスクリュを提供する。
【解決手段】 射出成形機等に用いられるダブルフライトスクリュであって、フィードゾーンとコンプレッション及びメルトゾーン、メータリングゾーンとを備えたスクリュのコンプレッション及びメルトゾーンに主フライトと副フライトとが配されている。副フライトで区画されたメルトチャンネル13bの底面であって、メータリングゾーンDの手前部分に、該メルトチャンネル13bの深さを一定とした谷径一定部Eを形成してあり、メルトチャンネル13b内を移送される成形材料が該谷径一定部Eにおいて、メータリング機能による作用を受けてより均一化されてメータリングゾーンDに供給されてさらに均一化される機能を付与したスクリュ。 (もっと読む)


【課題】 型締め機構として簡単な構造のトグル機構を利用する場合に、型締力を容易に調整することができるようにして、精密な成形加工を行える型締装置の型締力調整装置を提供する。
【解決手段】 トグル機構7によって油槽4aを昇降させ、この油槽4aに昇降自在に押動ブロック4bを具備させ、この押動ブロック4bに可動盤3aを取り付ける。油槽4aには緩衝油5を充填する。油槽4aの底壁内には、緩衝油5の圧力を調整する緩衝調整部6が設けられる。緩衝調整部6には前記油槽4a内の緩衝油5が導入されてその圧力によってポペット6dが押動されるようにしてあり、これに対抗するよう調整バネ9の復元力が付勢されている。型締め時には前記緩衝油5の圧力を介して可動型3が固定型2に押圧されるから、前記調整バネ9の復元力の大きさを調整することで型締め力を調整できる。 (もっと読む)


【課題】 低粘度で流動性を有する液状樹脂の成形材料を射出成形により成形する場合に、安定して金型内に成形材料を充填することができる射出成形機を提供する。
【解決手段】 射出位置に位置している金型2に対して、上下方向に昇降自在に射出装置4を設ける。金型2の下金型2bに下側が開口しているスプルー2dを形成し、射出装置4の上昇により該射出装置4に装填したシリンジ7のノズル部7bがスプルー2dに接続されてノズルタッチするようにする。シリンジ7のプランジャ7aを上昇させて該シリンジ7内の成形材料を金型2内に射出すれば、成形材料は金型2内を徐々に上昇して充填される。 (もっと読む)


【課題】 金属や合金のインゴットを溶融して得られた材料金属の溶湯の再結晶化を阻止して、微細結晶の状態を維持して金型に射出することにより製品の成形加工を行う金属成形装置を提供する。
【解決手段】 溶融槽3の非磁性体製の槽主体31外周に巻回した高周波加熱コイル32の電磁誘導作用で、槽主体31に投入したインゴットIを溶融させる。生成された溶湯は槽主体31の下部から排出させて溶湯チャンバー91に滞留させ、液面から溶湯給送用シリンダ5に供給する。シリンダ5のピストンヘッド5cを進退方向に振動させながら前進させて溶湯を射出用シリンダ7に供給し、金型に射出させる。型締め・型開き時のノズル7aと金型のスプルーブッシュ部との係脱は、固定側金型を取り付けたモールドプレート8を固定側型板81に対して進退させて行う。 (もっと読む)


【課題】多種類の異なる材料を同時に金型内に射出して材料毎の層が形成された製品を成形加工する際に、それぞれの材料毎に温度や射出量等を制御することができる多種材料の同時射出装置を提供する。
【解決手段】金型に接触して成形材料を射出するノズル81を先端部に有するシリンダ6の壁体内に、それぞれの材料を流通させる材料案内路61、62を形成し、該シリンダ6内で回転可能な弁体7の先端部に形成した流路溝71、72と、弁体7の回転により断続可能とする。材料案内路61、62に各別に射出シリンダを連通させて、それぞれの射出シリンダにより材料の計量と可塑化を行って、材料案内路61、62に給送すると、前記ノズル81から各材料が混練されず、層状となって射出される。 (もっと読む)


【課題】 円筒形のインサートコアに樹脂材料を被覆した成形品を成形する際に、インサートコアをキャビティ内で確実に所定の位置に位置決めするインサートコアの位置決め機構を提供する。
【解決手段】 ブッシュ部材11の円筒形のガイドブッシュ11a内に摺動可能に配したインサイドピンガイド12の先端部に正角錐台形の側面の傾斜面によるインサイドピン押圧部12bとこれを囲む位置にインサイドピン保持部12cとを有するピンガイド部12aを設け、該ピンガイド部12aにインサイドピン13の基端部を連繋させる。インサイドピン13の先端部をガイドブッシュ11aのガイド孔11cに遊挿する。ブッシュ部材11とインサイドピンガイド12との相対的な軸方向の移動で、インサイドピン13がガイド孔11cから突出し、ガイドブッシュ11aに遊嵌したインサートコア2を押圧し、その内径を基準で位置決めする。 (もっと読む)


【課題】 木粉を樹脂に混練した木粉樹脂を成形材料として成形体を射出成形する木粉樹脂成形体の射出成形装置の可塑化装置では、木粉と樹脂との混練処理によって高圧ガスが発生するおそれがあるから十分な脱気を行う必要があるが、脱気の際に木粉を吸引することのない木粉樹脂成形体の射出成形装置を提供する。
【解決手段】 可塑化装置10のダイス12の下流側の吐出路12cに脱気用ベント14を連通させて、ダイス12内部のガスを吸引させる。ダイス12の上流側の入口路12aには圧力センサ13を取り付けて、ダイス12の内圧を計測する。圧力センサ13の計測値が設定値を超えると、前記脱気用ベント14に連通させた真空ポンプを作動させてガスの脱気を行う。 (もっと読む)


【課題】 射出成形されたネジ部品をネジコアから抜去させるために行うネジコアの回転の動力源としてモータ等を利用せず、型開き動作により、構造を簡単にし、取り出されたネジ部品が駆動機構の潤滑油等に接触しないようにする。
【解決手段】 型開閉の際の固定側となるアッパープレート9に対して可動側のロアープレート8と共に移動する可動板7に、その移動方向と直交する方向に摺動自在にスライダ2を設ける。アッパープレート9に可動板7の移動方向に対して斜方向の作動ピン3を設け、スライダ2に形成した斜方向の透孔2aに遊挿させる。スライダ2の側面にラック4を設け、ネジコア5に嵌着させたピニオンギヤ6と噛合させる。ロアープレート8の移動によりスライダ2が作動ピン3に案内されて移動し、ラック4の移動によりピニオンギヤ6を回転させて、ネジコア5を回転させる。 (もっと読む)


【課題】 射出成形機の操業状況を基準となる状況と定量的に把握して、熟練した作業者に負うことなく、確実に良好な状態に、簡便に調整できるようにする射出成形機における可塑化工程の良否判定方法を提供する。
【解決手段】 射出装置で安定状態にある、特に5ショット目の可塑化工程におけるスクリュ速度やスクリュ位置、シリンダ温度や圧力等のアナログデータに関して経時的に取得されたパラメータのデータを集約して基準データ値とし、任意のショット時のアナログデータに対して、MT法により基準データ値に対するMD値を求めて、このMD値の大きさにより可塑化工程における操業の良否を判定する。 (もっと読む)


【課題】 廃プラスチックを再利用して所望の形状の成形品に加工する場合に、コストを削減する等の理由により押出成形機が利用されているため、成形品の形状や寸法、性質の安定性が劣ることに鑑みて、安定した形状や性質等を備えた成形品を加工できる廃プラスチック成形装置を提供する。
【解決手段】 金型2に成形材料を充填する押出装置4と射出装置5とを備え、押出装置4により金型2内に成形材料を充填して成形品の粗加工を行う。金型2から溢れ出た成形材料を射出装置5に導入して計量する。計量後には押出装置4と金型2とを遮断して射出装置5により成形材料を射出することにより、金型2内の材料圧力を維持しながら仕上げの成形加工を行う。 (もっと読む)


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