説明

株式会社大塚製薬工場により出願された特許

91 - 100 / 154


【課題】隔壁弱シール部などの意図せぬ開裂を防止し、隔壁弱シール部の易剥離性が維持された、取扱い性の良好な複室容器を提供する。
【解決手段】複室容器10は、収容室11,12、収容室間を区画する隔壁弱シール部13、一対の側壁強シール部16および一対の補助強シール部20を備える。補助強シール部20の周端縁は、突出抑制部21、屈曲部22、中間部24および側端部23を含み、中間部24に沿う延長線25と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点27が、一対の側壁強シール部の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域内に存在する。また、補助強シール部20についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1が、一対の側壁強シール部の端縁18間の長さW1に対して、下記式(1)で示されるように形成されている。
1/20<D1<W1/10 ……(1) (もっと読む)


【課題】 小型化でき、嵩も低くすることのできる未混合防止機構を備えた輸液バッグを提供する。
【解決手段】 仕切り手段2によって区画された複数の収容室3,4を有するバッグ本体5と、注出口6と、バッグ本体5に挟持させた挟持体7と、を有し、挟持体7は、一対の挟持片7a,7bと、吊掛部9とを備え、一対の挟持片7a,7bは、バッグ本体5を横切るようにして配置されるとともに、液剤の収容された収容室3を開通させることにより該収容室3上を挟持体7がスライド可能となるような隙間を備え、更に、輸液バッグ1は、挟持体7が抜脱することを防ぐストッパー部10を有し、吊掛部10は、挟持体7をストッパー部10までスライドさせたときに、バッグ本体5から露出して吊掛け可能となるように構成されていることとした。 (もっと読む)


【課題】 熱可塑性樹脂フィルムで形成される複室容器であって、易剥離シール部の形成が容易であり、かつ、易剥離シール部のシール性と剥離性とのバランスが良好な複室容器を提供すること。
【解決手段】 熱可塑性樹脂フィルムの一方側表面同士を溶着してなる易剥離シール部11によって、複数の収容室13a,13bを区画する。また、上記フィルムの一方側表面として、DSCにより求められた補外融解開始温度Timと補外融解終了温度Temとの差(Tem−Tim)が35℃以上であるポリオレフィン系樹脂を用い、易剥離シール部11中に、互いにヒートシール強さが異なる強融着部16と弱融着部17とを形成する。 (もっと読む)


【課題】 液状栄養食品との混合の際に、加熱など特別な操作を必要とせず、誰にでも簡便にゲル状栄養食品の調製をすることができると共に、液状栄養食品に適度の粘度を付与し、経管の内部に付着しない液体栄養食品用ゲル化剤を提供することである。
【解決手段】 カラギーナンと、ローカストビーンガムおよびコンニャクイモ抽出物の混合物とからなり、溶液形態で使用される液体栄養食品用ゲル化剤であって、前記カラギーナンと前記混合物とが5:1〜15:1の混合比で混合されており、かつ前記カラギーナンは1.0%W/V以上の濃度、前記混合物は0.1%W/V以上の濃度でそれぞれ溶液中に含有されている。 (もっと読む)


【課題】混合前の針刺通を防止することのできる針刺通防止具の提供。
【解決手段】針刺通防止具8は、易剥離シール仕切り部2で隔てられた複数の収容室3,4と針刺通用ゴム栓6を備える密閉口部7とを有し収容室3を押圧することによって易剥離シール仕切り部2を開通させる構成の複室型輸液バッグ1に装着され、ゴム栓6への針刺通を防止する、針刺通防止具8であって、ゴム栓6の針刺面を覆う被覆部9と、被覆部9に連結され、密閉口部7を介して対向するよう配置される一対の側辺部10,11と、各側辺部から収容室3,4側へ延び収容室3上に配置される押圧部15と、密閉口部7に掛止する掛止部12と、掛止部12の掛止状態を保持する保持手段13,14と、を備え、押圧部15を押圧することで、易剥離シール仕切り部2が開封し、且つ、保持手段が解除され、掛止部12の掛止状態の解除が可能となる。 (もっと読む)


【課題】使用時に第1の薬液と第2の薬液とを混合するときに、確実に混合することができ、しかも混合するため容器を押圧するような動作が不要な、取り扱いやすい複室容器及び採液器具が望まれている。
【解決手段】複室容器1の口栓4に挿入するための中空針6と、当該中空針6の基部に接続されるチューブ8とを備え、前記中空針6には、当該中空針6を前記口栓4に挿入して、前記口栓4の内部に設けられた複室どうしを隔てる分離膜91を破った状態で、前記複室容器のいずれかの室S1につながる第1の孔61と、前記複室容器の他の室S2につながる第2の孔62とが形成されている。 (もっと読む)


【課題】ヒトにおける薬物トランスポーターをコードするmRNAを分別して定量する新しい測定技術及びそのためのプライマー対及びプローブを提供。
【解決手段】
上記ヒトにおける薬物トランスポーターをコードするmRNAの測定に用いられるプローブであって、遺伝子の特定領域にハイブリダイズするオリゴヌクレオチドからなるプローブ;該プローブ、及び遺伝子の特定領域にハイブリダイズするオリゴヌクレオチドからなるフォワードプライマーとリバースプライマーとのプライマー対の組合せから選ばれる、ヒトにおける薬物トランスポーターをコードするmRNAの測定キット;並びに該測定キットを用いる、ヒトにおける薬物トランスポーターをコードするmRNAの測定方法である。 (もっと読む)


【課題】 混合前の薬剤が排出部から流出するのを確実に防止することができる薬剤排出具、医療用複室容器及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 薬剤を収納する2つの収納室10,11及び各収納室間を仕切る仕切り用封止部20を備えた容器本体3と、当該容器本体に取り付けられ収納室から薬剤を排出する薬剤排出具32とを備えた医療用複室容器であって、薬剤排出具32は、管状に形成され、その一端部を収納室に取付可能な本体部36と、本体部の他端部側を封止し使用に際して開封可能なゴム栓39と、本体部の一端部側を封止し、収納室からの薬剤の流入を規制する規制部材37とを備え、規制部材37は本体部36の一端部から突出しており、所定の力によって当該規制部材が本体部内に入り込んだときに規制状態が解除され、収納室から本体部内への薬剤の流入を可能にする。 (もっと読む)


【課題】フィルムの材質、構成などに拘わらず、複数の薬剤室と薬剤室との境界部分の剥離強度が剥離方向により異方性を持つ輸液容器などの容器を提供する。
【解決手段】本発明の容器は、例えば、ヒートシール面が対峙するように配置された熱可塑性樹脂フィルムを融着して周囲に強シール部を形成し、該強シール部によって囲繞された空隙が、液密かつ再剥離可能な易剥離シール部によって複数の区画に区分された容器であり、前記易剥離性シール部に幅方向に非対象形状の強融着部形成するか、幅方向の強融着側に強融着部を密に形成するか、幅方向に対して傾斜して強融着部を形成する。 (もっと読む)


【課題】いつの場合でも所定の力で隔離部及び閉鎖部材を解除することができる複室容器を提供する。
【解決手段】薬液収容室S1と、薬剤収容室S2と、両室の間に介在される解除可能な隔離部3と、前記薬液収容室S1の中に設けられた気体室5と、前記薬液収容室S1の外部から前記気体室5に連通する口栓4とを備え、前記気体室5内の気体と、前記薬液収容室S1内の薬液とを隔離するための、前記気体室5の押圧で解除可能な閉鎖部材6が設けられている。
【効果】気体室5を押圧し、隔離部6が先に解除されて1つの大きな薬液収容室ができてしまっても、気体室5はそのまま残っているので、通常の力で気体室5を押圧することにより、閉鎖部材6を解除することができる。 (もっと読む)


91 - 100 / 154