説明

黒崎播磨株式会社により出願された特許

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【課題】低カーボンタイプのマグネシアカーボンれんがと溶射施工体との接着性を向上させるができる補修方法を提供すること。
【解決手段】固定炭素量が13質量%以下(0を含まず)のマグネシアカーボンれんがに対して溶射を行う。溶射対象のマグネシアカーボンれんがとしては、粒径1mm超〜5mmのマグネシアクリンカーが10〜50質量%、粒径75μm超〜1000μmのマグネシアクリンカーが10〜70質量%、粒径75μm以下のマグネシアクリンカーが10質量%以下(0を含む)、粒径45〜1000μmの鱗状黒鉛が1〜10質量%、粒径45μm未満の鱗状黒鉛が3質量%以下(0を含む)、およびAlまたはAl合金がAl含有量として3質量%以下である耐火原料配合物に有機バインダーを添加して混練し、成形後熱処理して得られたものが好ましい。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノチューブ(CNT)またはカーボンナノファイバー(CNF)を耐火物中に比較的簡単に均一分散させることができ、しかも耐熱衝撃性に優れると共に耐スラグ性にも優れた耐火物を得ることができる耐火原料とその製造方法、およびその耐火原料を使用した耐火物とその製造方法を提供すること。
【解決手段】耐火原料粒子1の表面にCNTまたはCNFが被覆されたナノカーボン被覆耐火原料である。このナノカーボン被覆耐火原料は、耐火原料粒子に触媒を担持し、この耐火原料粒子を炭素化合物と接触下で熱処理することにより製造する。そして、このナノカーボン被覆耐火原料を、耐火原料配合物中に1〜30質量%配合し、有機バインダーを添加して混練し、成形後熱処理してナノカーボン含有耐火物を製造する。 (もっと読む)


【課題】従来法による焼却炉の炉上部における肩部炉壁の耐火レンガの積みつけは、炉内の狭隘かつ高所での作業であり、耐火レンガが「せり」の効果で保持される構造のために、施工時や補修時における作業性、安全性に課題を有していた。
【解決手段】外郭1を有し内部が耐火物により構成され水平断面形状が円形で、炉上部の燃焼バーナー部6より下方に向けて、末広がり状に炉中間域の垂直状炉壁の上部に至る肩部炉壁Aと、炉中間域に耐火物を積み重ねた垂直状炉壁Bと、炉下部に燃焼排ガスの出口8につながるロート状の炉壁Cとを備え、肩部炉壁Aに被処理物12を炉内へ導入するためのノズル5が設置されている焼却炉の炉壁積みつけ方法において、焼却炉の肩部炉壁Aを、耐火レンガ3を水平に積み重ねて構成する。 (もっと読む)


【課題】不定形耐火物の爆裂メカニズムに基づいて構成された複合繊維を用いて不定形耐火物の乾燥爆裂を防止する。
【解決手段】ポリプロピレンからなる第一成分1と、ポリプロピレンより溶融点が低い有機物からなる第二成分2とを複合化した複合繊維を含有する不定形耐火物とすることにより、不定形耐火物の乾燥爆裂を防止することができる。この際、複合繊維の断面を並列型断面または偏芯型断面とすると、第一成分1および第二成分2が溶融したときに形成される各空隙に関して、同じ断面積の芯鞘型と比べて、それぞれ大きな空隙幅を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】供試体−治具接触、装置剛性などの誤差を除去し、精度の高い圧縮変位の測定結果を得ることが可能な圧縮試験方法を提供する。
【解決手段】柱状供試体を加圧し加圧ピストンの変位を計測することで変位を測定し当該供試体の材料の圧縮静弾性率を測定する圧縮試験方法である。まず、同一の材料で作られた長さの異なる第1、第2の供試体のそれぞれに対し、当該供試体に加える応力に対する変位の関係を測定する。次に、第1の供試体の長さLと第2の供試体の長さLの差(L−L)に応力差Δσを乗じた値Δσ(L−L)を、第1の供試体の変位ΔLと第2の供試体の変位ΔLとの差(ΔL−ΔL)で除した値を、当該供試体の材料の圧縮静弾性率として算出する。 (もっと読む)


【課題】寿命を従来よりも飛躍的に向上させ、製品歩留の向上と耐火物コストの削減を実現できる溶鋼注湯用ノズルの予熱方法を提供する。
【解決手段】カーボンを5質量%以上含有する耐火物で構成され、内部には溶鋼が流れる通路10が形成され、基側には連続鋳造設備に設置するための金具11が設けられ、使用にあっては、予熱した後に通路10内へ溶鋼を流す注湯用ノズル12の予熱方法であって、注湯用ノズル12の表面の一部または全部に、酸化防止材17を0.1mm以上の厚さで予め塗布した後、注湯用ノズル12の表面の一部または全部を断熱材18〜20で覆い、少なくとも注湯用ノズル12の酸化防止材17で覆われた部分をチャンバー21で囲み、チャンバー21内に非酸化性ガスを吹き込み酸素濃度を10vol%以下とした雰囲気で、注湯用ノズル12を予熱する。 (もっと読む)


【課題】 バインダにタール類とレジンとを併用したマッド材の耐侵食性、耐摩耗性、及び展開性等の特性を向上させる。
【解決手段】 マッド材のバインダとしてタール類とレジンとを併用するにあたり、タール類とレジンとに相溶性を示す相溶性溶剤として、55〜95質量部をエステルが占め、残部が多価アルコールよりなるものを用いる。この相溶性溶剤を用いると、耐火材料とタール類、レジン、及び相溶性溶剤との親和性の低下を防止でき、かつタール類とレジンとの相溶性を従来よりも向上させることができることにより、上記課題が解決される。 (もっと読む)


【課題】カーボン含有耐火物の低カーボン化のためにカーボンナノファイバーを耐火物中に分散するに際して、比較的簡単に均一分散が可能な手段によって、耐熱衝撃性に優れると共に耐スラグ性にも優れたカーボン含有耐火物を提供すること。
【解決手段】耐火原料の表面に触媒として、V、Fe、Co、Ni、Cu、Mo、Pd、Rh、WおよびPtからなる群のうち1種または2種以上の金属、その金属の酸化物または金属塩が被覆された触媒被覆耐火原料と、有機高分子樹脂またはその前駆体を原料とし、これらを混練、成形、熱処理することによって、組織中にナノカーボンチューブが均一に分散されたナノカーボン含有耐火物とする。 (もっと読む)


【課題】SNプレートの摺動面の損傷を低減し、漏鋼の危険性を低減すると共にSNプレートの寿命を延長すること。
【解決手段】溶鋼の流量制御に使用するスライディングノズル用のSNプレート10のSNプレート本体1は、ピッチ、タール若しくはフェノール樹脂またはこれらの溶剤成分の単独若しくは混合物からなる揮発分を0.1質量%以上含有する耐火物からなる。このSNプレート10の非摺動面である背面側4に、非通気性の金属製皮膜または無機質材料の1若しくは複数の層からなる非通気性の皮膜6を設ける。さらに、この皮膜6の外側に、SNプレート10の背面側4に加えられる面圧を分散させるためのシート材として、セラミックシート7とブリキ板8を積層する。 (もっと読む)


【課題】溶融金属の排出制御のために使用されるストッパーヘッド、とくにガスを吹き込む機能を有さない一体的な構造のストッパーヘッドにおいて、損傷が発生する危険性を低減し、さらには防止すること。
【解決手段】溶融金属を容器からノズルを経由して排出する際の排出開始若しくは停止、又は流量制御のために使用されるストッパーヘッド10において、耐火物からなるストッパーヘッド本体1の下方先端部中央付近に、ストッパーヘッド本体1の外表面付近における耐火物組織の連続性を断絶し、応力を緩和する応力緩和部分5を設けた。 (もっと読む)


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