説明

財団法人小林理学研究所により出願された特許

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【課題】断面形状が単純なパネル材を要素とする吸音パネル材で構成され、かつ、遮音性、換気性及び調光性に優れた車両走行路用吸音ルーバーパネルを提供する。
【解決手段】本発明かかる車両走行路用吸音ルーバーパネル(1)は、上面と下面が開放された矩形枠(2)内において道路横断方向(Y)に架設されたルーバー部材(3)の複数が、該矩形枠の道路縦断方向(X)に所定の間隔で並べて組付け配置されたものである。該ルーバー部材は、上下方向(Z)に間隔を開けて略水平に配置された第一及び第二の吸音パネル材(41,42)で形成した水平部(3a)と、該第一及び第二の吸音パネル材の双方に密着させて上下方向に配置された起立部(3b)とで構成される。そして、該起立部の端が、該水平部の上方及び下方の少なくとも一方に突き出ている。 (もっと読む)


【課題】 周囲の支持に依存することなく、板部材に加わる音圧に場所に依存する位相差が生じる場合にも板部材の面内伸縮による弾性作用によって音を遮断する遮音板を提供する。
【解決手段】 アーチ型やドーム型などの曲率を有する形状に成形された板部材1と、この板部材1の曲率を有する部位の縁部1a,1bを、両端2a,2bで固定する5つの梁2からなる遮音板であって、板部材1の湾曲方向に作用する面内伸縮モードの1次共振周波数[ヤング率/{密度・(曲率半径)}]1/2/(2×円周率)が、可聴周波数帯域内又は、遮断の対象とする音の周波数よりも高くなるよう板部材1の曲率半径を設定し、板部材1の曲げ変形を抑え且つ板部材1の面内弾性作用により音を遮断する。 (もっと読む)


スティフネス制御によって音を遮断又は吸収することができる遮音・吸音構造体、遮音・吸音装置並びにこれらを適用した構造物及びこれを構成する部材を提供する。ポリマーフィルムや金属箔などの膜部材1と、輪状の開口を少なくとも1つ以上有する枠体2からなり、この枠体2に膜部材1を固定し、枠体2で囲まれた部分の膜部材1をドーム形状などの曲率を有する形状に形成し、この曲率を有する形状の面内伸縮の共振周波数を可聴周波数帯域または可聴周波数帯域よりも高い周波数に設定し、膜の弾性力によって音を遮断・吸収するようにした。膜部材1の代わりとして、アクリルやポリエチレンテレフタレートなどのプラスチック板、アルミなどの金属板、ベニア板などの板部材を、ドーム形状、かまぼこ形状や円錐形状などの曲率を有する形状に成形して用いることもできる。
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【課題】 ガラス板などの透光板に対する衝撃や加熱を確実に検知することができる圧電・焦電素子を備えた透光板を提供する。
【解決手段】 一対の電極2,3を設けた圧電性及び/又は焦電性を有する圧電・焦電素子1を、透明なガラス板4に固定し、電極2に信号処理回路11を接続した。ガラス板4に与えられた衝撃や熱に起因する振動や熱膨張に伴う歪によって、圧電・焦電素子1の電気的応答が電極2を介して信号処理回路11に入力される。次いで、信号処理回路11に接続された出力回路12より、音、光や電磁波などによる報知信号が出力される。 (もっと読む)


【課題】 ガラス板などの透光板に対する衝撃や加熱を確実に検知することができる圧電・焦電素子を内蔵した合せ透光板を提供する。
【解決手段】 圧電・焦電素子1の両面に電極2,3を設け、更に2枚の透明なガラス板4,5で圧電・焦電素子1の両面に設けた電極2,3を挟んで、合せガラス6を構成し、電極2に信号処理回路7を接続した。ガラス板4,5に与えられた衝撃や熱に起因する振動や熱膨張に伴う歪や熱の伝搬によって、圧電・焦電素子1の電気的応答が電極2を介して信号処理回路7に入力される。次いで、信号処理回路7に接続された出力回路8より、音、光や電磁波などによる報知信号を出力する。 (もっと読む)


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