説明

小松ゼノア株式会社により出願された特許

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【課題】本発明の目的は、防振性の向上を実現できるチェーンソーを提供すること。
【解決手段】本体3の上方に設けられたトップハンドル41には、ソーチェーン21潤滑用のオイルが貯蔵されるオイルタンク431と、エンジン5の燃料が貯蔵される燃料タンク443とが一体に設けられている。そして、本体3とトップハンドル41とは連結ばねで連結されて、本体3からトップハンドル41への振動の伝達が抑えられている。つまり、重量のあるオイルタンク431、および燃料タンク443をトップハンドル41に一体に設け、振動部の発生源である本体3側の重量を軽くすることにより、トップハンドル41に伝達される振動を減らしたので、チェーンソー1の防振性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】外部に漏れる粉砕音を確実に低減できる枝葉木粉砕機を提供すること。
【解決手段】枝葉木粉砕機において、投入された枝葉木を粉砕する粉砕機本体5に、粉砕された粉砕片を排出するシュータ60を設け、このシュータ60の内面に吸音材63を貼設した。従って、投入ホッパなどに防音機構を設けるほどの場積を確保できない場合でも、シュータ60に吸音材63を設けることで、シュータ60の排出用の開口部62から漏れる粉砕音を確実に軽減でき、低騒音化を実現できる。また、吸音性能を有するシート状部材64にてシュータ60内を遮蔽することで、低騒音化を一層促進できる。 (もっと読む)


【課題】エンジンの冷間時に最適な量の始動用燃料を供給できるキャブレタを提供すること。
【解決手段】キャブレタ1は、エンジンへの吸気を流通させる吸気流路21と、燃料タンクからの燃料を貯留する燃料貯留部22と、始動用燃料を燃料貯留部22から吸気流路21に供給する始動用燃料供給流路30と、この始動用燃料供給流路30の途中に設けられたソレノイドバルブ3とを備える。始動用燃料供給流路30のうち、燃料取込部31と吸気流路21との間が一直線状に形成される。これにより、キャブレタ1は、燃料取込部31と吸気流路21との間での燃料の圧損が抑えられ、燃料が滞留することなく、吸気流路21に生じる負圧によって吸気流路21に燃料を容易に引き出すことができる。従って、このエンジンの冷間時に最適な量の始動用燃料を供給することができるので、エンジンの始動性を確保することができる。 (もっと読む)


【課題】手間をかけることなく引込ローラにばねの弾性力を作用させることが可能であるとともに、引込ローラのメンテナンスを容易に行える枝葉木粉砕機を提供する。
【解決手段】引込ローラは、両端が一対の支持部材58に軸支され、切欠部57Bに上方から落とし込まれて配置される。カバー61の裏面には、貫通孔81を備えた突出片80が設けられ、貫通孔81には、支持部材58Aに回動自在に係止され、ばね90を備えたロッド70が挿通されている。従って、ばね90を取り外す手間をかけることなく、カバー61全閉状態からカバー61を開いていくだけで、自動的に支持部材58にかかっていたばね90の弾性力による作用がなくなる。そして、支持部材58を引き起こすことがこのような簡単な動作で可能になる。さらに、カバー61を閉めていくという簡単な動作のみで、自動的に引込ローラにばね90の弾性力を作用させることができる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、小型化を一層促進させることができる層状掃気式で、かつ片持型の2サイクルエンジンを提供することにある。
【解決手段】クランクシャフト30が片持ち型の層状掃気式2サイクルエンジン1において、クランクケース20には、クランクシャフト30組込用の開口23が設けられ、クランクケース20の肉厚部分には、クランクケース空気通路24が設けられている。前記開口23にはキャブレタ70が取り付け可能に設けられたキャブマウント50が嵌合される。このため、クランクケース20の開口23を塞ぐキャブマウント50が従来のインシュレータとしても機能するので、別途インシュレータを用意する必要が無く、部品点数を低減できる。しかも、クランクケース20は内部で燃焼が生じるシリンダ10よりも低温であるから、インシュレータとして機能するキャブマウント50の厚みも薄くでき、エンジン1を小型化できる。 (もっと読む)


【課題】小型化、軽量化、および、優良な操作性を実現することのできるチェーンソウを提供すること。
【解決手段】ソウチェーン駆動用のエンジンが収容された本体ケース20と、この本体ケース20の上方に設けられたトップハンドル41とを備え、このトップハンドル41には、前記エンジンの燃料が貯蔵される燃料タンク7が一体に設けられている。さらに、トップハンドル41には、キャブレタ6が設けられ、燃料タンク7は、キャブレタ6に対し近接配置されている。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、駆動側および従動側プーリ間のベルトの点検や交換を簡単にできる枝葉木粉砕機を提供することにある。
【解決手段】粉砕機本体5およびエンジンルーム3は、下部走行体2上で対向して配置されている。そして、エンジンルーム3および粉砕機本体5の互いに左右に対向する側には、駆動側プーリおよび従動側プーリが設けられている。さらに、従動側プーリは、その回転軸においてエンジンルーム3と重ならない位置に設けられ、駆動側プーリは、その回転軸において粉砕機本体5と重ならない位置に設けられている。前述のように粉砕機本体5の各構成要素が配置されているので、ベルトの点検時には各プーリを粉砕機本体の左右いずれかの側面側から目視することが可能であるとともに、各プーリの軸方向に十分な作業空間がとれてベルトの点検、および交換作業を容易に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】防音構造を簡単にでき、かつ省スペース化を実現できる枝葉木粉砕機を提供すること。
【解決手段】投入ホッパ53は、前端に投入ホッパ53と粉砕機本体5とを連通させる連通開口70を備え、後端に枝葉木が投入される枝葉木投入開口75を備えている。投入ホッパ53内部に設けられた仕切部材90によって、連通開口70が第1開口72および第2開口71に仕切られて、投入ホッパ53内部が第1開口72を備えて枝葉木を送り込む第1空間74と、第2開口71を備えて粉砕機本体5と連通する第2空間73とに仕切られる。従って、この第2空間73内に吸音材80を設けることで、粉砕音を投入ホッパ53内で吸収することができ、従来に比べ防音構造を簡単にできるとともに、場積をとる防音装置を不要として、省スペース化を実現できる。 (もっと読む)


【課題】低騒音を維持しつつ、切削を良好にでき、かつ経済的に優れた粉砕刃、およびこれを備えた枝葉木粉砕機を提供すること。
【解決手段】複数の粉砕刃70を回転ローラに取り付けるにあたり、隣接する粉砕刃70同士は、回転方向に間隔を空けてずれて配置されるため、枝葉木に対して全ての粉砕刃70が同時に切削を開始することがなく、粉砕時に生じる騒音を軽減できる。また、粉砕刃70の側面部79が隣接する他の粉砕刃70に接触することで、軸方向に間隔を空けて配置された粉砕刃70同士においても、その側面部79で隙間が塞がれるため、当該隙間に粉砕後の繊維状物が入り込み難くでき、入り込んで詰まった繊維状物が粉砕刃70の切れ味に影響するのを防止できる。しかも、粉砕刃70は、回転ロータに複数個用いられるから、摩耗した粉砕刃のみを交換等すればよく、無駄が生じなくて経済的である。 (もっと読む)


【課題】連通構造を簡単にでき、かつエンジン周りの省スペース化を実現できるインシュレータを提供する。
【解決手段】インシュレータ30において、断熱部31の下部に加速ポンプ取付部51を設け、加速ポンプ取付部51に加速ポンプ50を取り付ける。また、断熱部31下部には通路41を形成し、エンジン1との接続面43には、インシュレータ空気通路32と通路41とを接続する溝42を形成し、加速ポンプ50の上部には、通路41と負圧導入室70とを接続する接続通路61を設けた。このため、加速ポンプ50を本来デッドスペースであったインシュレータ30の下方に容易に配置でき、かつインシュレータ30と加速ポンプ50を連通させるような外部配管を不要にできるので、省スペース化を実現できるとともに連通構造を簡素化できる。 (もっと読む)


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