説明

大平洋金属株式会社により出願された特許

1 - 10 / 10


【課題】本発明は、酸化鉱石をカーボンにより溶融還元して溶融金属を得ることができるアーク抵抗式電気炉において、原料投入シュートのロストル部に震動打撃を行うスライド式ゲート板を設けることにより原料の供給調整停止することができる電気炉の原料投入シュートのシャッター機構を提供する。
【解決手段】遠隔操作にてスライドベットプレート5のエアーピック20に接続されたゲート板1はスリット溝を案内されて原料投入シュートのロストル部をメクラ板11方向に前進し、原料投入シュートからの原料投入を遮断する。その際、前記ゲート板1は震動打撃を繰り返しているので、ゲート板1の刃先にある多数の突棒により大塊の原料を破砕しつつ、前記ゲート板1の刃先で突き固められた原料をメクラ板11間隙から排出する。このようにして、原料投入シュートのロストル部を前記ゲート板1で塞ぐので、原料投入シュートの原料の供給を遮断することができる。 (もっと読む)


【課題】コバルトの浸出率または回収率の向上を図る。
【解決手段】工程b(浸出工程)において、スラリー鉱石204に硫酸205と還元剤220を添加することにより、3価のコバルト酸化物を還元し、硫酸205により浸出し、ニッケル、コバルトを含む硫酸浸出液208と浸出残渣209とを得る。ここで、浸出残渣209には、スラリー鉱石204から浸出された鉄と硫酸205とナトリウム塩206とが反応して生成されたナトロジャロサイトが含まれている。 (もっと読む)


【課題】坩堝素材および還元剤由来の汚染が抑制され、さらに簡便な方法で高純度なX−Sc−Z合金を得ることができるスカンジウム含有合金の製造方法およびこの方法により得られたスカンジウム含有合金を提供する。
【解決手段】本発明のスカンジウム含有合金の製造方法は、スカンジウム含有化合物と、Al、Mg、CuおよびAgから選択される1種以上の金属Xとからなる溶融原料22に、金属還元剤(Z)24の蒸気を接触させて、該スカンジウム含有化合物を熱還元することによりX−Sc−Z合金を得ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】中和工程によって生成される固形物と液体との固液分離性を向上させる。
【解決手段】硫酸105を使用して、酸化鉱石102から、ニッケルまたはコバルトを浸出し、ニッケルまたはコバルトを含む硫酸浸出溶液108と、浸出残渣109と、を得る浸出工程と、浸出残渣109を含む硫酸浸出溶液108とマグネシウムとを反応させてpH調整し、ニッケルまたはコバルトを含む反応液110と、鉄を含む反応残渣111と、を得る反応工程と、前工程において得られた液を、中和剤112を使用して中和し、ニッケルまたはコバルトを含む第二中和液113と、鉄を含む第二中和残渣114と、を得る中和工程と、を含み、浸出工程と中和工程との間に、酸化鉱石300を用いて前工程で得られた液のpHを上昇させる予備中和工程をさらに含む。 (もっと読む)


【課題】 水和反応を利用したポリウレタン廃棄物の分解処理法において、低温度で分解処理ができ、利用価値の高い軽質の低沸点の油化物の収量をより高くすることのできる処理方法を提供する。
【解決手段】 破砕あるいは溶融したポリウレタン廃棄物を反応容器に収容し、この容器内で過熱水蒸気と接触させて分解処理する方法において、反応容器の周壁および底壁の外側に加熱装置を取り付け、分解反応空間の温度を均一化できるようにし、ポリウレタン廃棄物をポリウレタンが熱分解される温度より低い温度の低温の過熱水蒸気を使用するとともに反応容器内のポリウレタン廃棄物の加熱雰囲気温度が250℃〜350℃の範囲で加熱し、反応容器入口の加熱水蒸気の圧力が0.2〜1.0kPaの範囲とする。 (もっと読む)


【課題】ニッケル、コバルトを含む金属水酸化物または金属炭酸化物を使用した乾式製錬によるフェロニッケル製造において、環境問題と経済性の問題とを解決する。
【解決手段】あらかじめ硫黄と塩素とを除去したニッケルを含む金属水酸化物206を使用することにより、排ガス216中のSOとClガスの濃度を増大させることなく操業することができる。したがって排ガス処理設備を新たに設置する必要がなく、設備に投資する費用を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】誘導加熱で焼却灰(金属を含んでいる)を加熱溶融させる場合において、発生する磁束の中心軸を焼却灰に向けて加熱効率を高めることができ、かつ連続的に焼却灰を加熱して加熱効率を高めることができる焼却灰の溶融装置を提供する。
【解決手段】コイル1の長手中心軸を溶融管11の長手中心軸に対して、ブロック状焼却灰3aの投入側が溶融管11内の下面側を向くように傾斜させたことにより、コイル1の長手中心軸に対して下半分側で発生している磁束Bはもちろん、コイル1の長手中心軸に対して上半分側で発生している磁束Bも効果的に溶融管11内の下面上を移動するブロック状焼却灰3a中の金属に対して貫通させることによって、ブロック状焼却灰3aに対する加熱効率を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】溶融飛灰から金属成分をそれらの金属の製錬に利用可能な濃度で含有する製錬原料として回収し、且つ細骨材や粗骨材として利用可能な成分を清浄なスラグとして回収する溶融飛灰の再資源化処理方法を提供すること。
【解決手段】溶融飛灰と水とアルカリとを含むスラリーを形成し、該スラリーの固液分離操作によってハロゲン濃度が2質量%以下である残渣を回収し、回収した該残渣を還元型灰溶融炉中で1450℃以上で処理することによって、揮発した金属成分をダスト中に濃縮させて回収し、溶融しているが揮発しなかった金属成分を溶融金属中に濃縮させて回収し、残りの成分を清浄なスラグとして回収する、溶融飛灰の再資源化処理方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、Ni廃触媒からNi、Co、Mo及びVを含む溶液を高歩留で回収する方法に関する。
【解決手段】 Ni廃触媒と水を混合し、100メッシュ以下になる様に湿式粉砕後、70〜100℃で水浸出して得られた水浸出残渣を30〜250g/lの硫酸水溶液を用い、浸出温度180〜250℃、浸出圧力15〜40atmで高温高圧溶解することを特徴とするNi廃触媒からの有価金属含有液回収方法である。 (もっと読む)


【課題】 ごみ焼却灰や下水汚泥乾燥粉等の溶融スラグから、無害化されかつ緻密に再結晶したコンクリート用人工骨材としての人工岩石を合成すること。
【解決手段】 焼却灰を還元溶融する際に、溶融スラグ4のMgO含有量が5%〜20%となるように冶金滓または天然鉱物類を焼却灰に添加し成分調整する。焼却灰を還元溶融することにより焼却灰中のFe系酸化物を還元して溶融銑鉄2を滞留させると同時に、重金属類等を可及的に含まない溶融スラグ4を生成して溶融銑鉄2の上部に滞留させる。溶融スラグ4を溶融銑鉄2とは独立して出滓した後に徐冷した状態で共晶凝固現象に基づいて一次再結晶させる。一次再結晶した鋳造スラグ4Aを約1,000℃の温度雰囲気に保持して、鋳造スラグ4A中に残留する非晶質部分を二次再結晶させることにより、緻密な再結晶した人工岩石24が生成される。 (もっと読む)


1 - 10 / 10