説明

東海カーボン株式会社により出願された特許

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【目的】球状シリカ粒子の従来の製造手法の中で、大粒の粒子と小粒の粒子の比率、これらの粒子の平均粒子径を特定範囲内で制御することを可能とする独立2峰性の粒径分布を有する球状シリカ粒子懸濁溶液とその製造方法、および球状シリカ粒子を提供する。
【構成】独立2峰性の粒径分布)を有する球状シリカ粒子の懸濁溶液であって、該懸濁溶液の調製が35℃以上溶媒の沸点以下で行われ、大粒粒子の平均粒子径(Dl)が900〜1800nm、小粒粒子の平均粒子径(Ds)が50〜400nmであり、DlとDsの比(Dl/Ds)が5〜20であり、小粒粒子の占める体積割合が20〜40%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】非極性溶媒または低極性溶媒中で優れた分散性能を有し、電子ペーパー用として好適な表面改質カーボンブラックとその製造方法を提供すること。
【解決手段】イソ構造の3末端にイソシアネート基を有するトリイソシアネート化合物の1つの末端イソシアネート基がカーボンブラックの表面官能基と結合し、他の2つの末端イソシアネート基が片末端ジオール変性ポリマーのヒドロキシル基と結合してなる電子ペーパー用表面改質カーボンブラック、および、その製造方法は非反応性の溶媒中でカーボンブラックとイソ構造の3末端にイソシアネート基を有するトリイソシアネート化合物を反応させて、1つの末端イソシアネート基とカーボンブラックの表面官能基とをウレタン結合させ、次いで、片末端ジオール変性ポリマーを反応させて、他の2つの末端イソシアネート基と片末端ジオール変性ポリマーのヒドロキシル基によりウレタン結合させる。 (もっと読む)


【課題】トリイソシアネート化合物を介してカーボンブラック表面の官能基と片末端ジオール変性ポリマーとを結合して表面変性し、非極性溶媒、低極性溶媒、樹脂中で優れた分散性を示す表面変性分散性カーボンブラックを提供すること。
【解決手段】 カーボンブラックの表面官能基と、イソ構造の3末端にイソシアネート基を有するトリイソシアネート化合物の1つの末端イソシアネート基が結合し、他の2つの末端イソシアネート基が片末端ジオール変性ポリマーのヒドロキシル基と結合した表面変性分散性カーボンブラック。 (もっと読む)


【課題】イソパラフィン系炭化水素溶媒などの有機溶媒に対して優れた分散性を示すカーボンブラック顔料、その分散体および製造方法を提供すること。
【解決手段】両末端にイソシアネート基を有するジイソシアネート化合物の一方の末端イソシアネート基がカーボンブラックの表面官能基とウレタン結合し、他方の末端イソシアネート基が反応性パラフィンの反応性基と結合した表面改質カーボンブラックからなる顔料と該カーボンブラック顔料をイソパラフィン系炭化水素溶媒に分散した分散体、およびカーボンブラックと両末端にイソシアネート基を有するジイソシアネート化合物を非反応性の有機溶媒中で反応させて、カーボンブラックの表面官能基と一方の末端イソシアネート基とをウレタン結合させ、次いで、反応性パラフィンと混合してパラフィンの反応性基と他方の末端イソシアネート基とを結合させるカーボンブラック顔料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】粉末粒子が二次的に結合した癒着粒子が少なく、特に、焼結材料として好適な単球性に優れた高純度SiC微粉末の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の高純度SiC微粉末の製造方法は、シリコンアルコキシドから調製したシリカの粒子径が10〜2000nmのシリカゾルもしくはシリカ懸濁液に、フェノール類とホルムアルデヒドおよびアンモニア水溶液を添加して重合し、シリカ微粒子を核としてその周囲をフェノール樹脂で被覆したコア・シェル構造のSiC前駆体を作製し、無酸素雰囲気下800〜1000℃で熱処理して焼成し、次いで、不活性雰囲気下1400〜2200℃で熱処理して珪化することを特徴とする。また、SiC前駆体を構成するフェノール樹脂とシリカ微粒子の割合が、体積含有率でフェノール樹脂がシリカ微粒子の33〜500%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】粉砕により発生する黒鉛の新たな活性面の露出を抑制し、不可逆容量が小さくて、可逆容量の大きいリチウムイオン二次電池用負極材の製造方法を提供すること。
【解決手段】黒鉛粒子と、キノリン不溶分が0.3%以下、固定炭素分が50%以上のピッチと、空気中400℃に加熱した時の揮発分が50%以上、不活性雰囲気中800℃に加熱した時の残炭率が3%以下の溶融性有機物とを溶融混練し、混練物を焼成炭化および黒鉛化したのち粉砕することを特徴とするリチウムイオン二次電池用負極材の製造方法。また、この製造方法において、黒鉛粒子とピッチの混合比が、炭素質粒子100重量部に対しピッチが25〜40重量部であり、混練物を成形した成形体を焼成炭化および黒鉛化し、粉砕することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】電気比抵抗及びその異方性が小さく、ガス不透過性に優れた固体高分子形燃料電池用として好適なセパレータ材を安価に提供すること。
【解決手段】平均粒子径Aが 1〜15μm の人造黒鉛粉と平均粒子径BがA×(2〜20) μm の天然黒鉛粉とを重量比で80:20 〜60:40 の割合で混合した黒鉛粉末100 重量部と熱硬化性樹脂10〜35重量部とからなり、黒鉛粉末が熱硬化性樹脂により結着、一体化し電気比抵抗が0.02Ωcm以下、電気比抵抗の異方比が2 以下、ガス透過率が10−6cm/cm.min 以下の特性を有する黒鉛/硬化樹脂の板状成形体からなる固体高分子形燃料電池用セパレータ材。その製造方法は黒鉛粉末と熱硬化性樹脂、分散媒、分散剤を混合してスラリーを調製して熱圧モールド法により板状に成形する、あるいはスラリーを基材シートに付着させて作製したグリーンシートを熱圧モールド法により板状に成形する。 (もっと読む)


【課題】燃料電池の小型化のために、均質で厚さのバラツキが小さく、例えば最薄肉部の厚さが0.3mm以下という肉厚の薄い燃料電池用セパレータ材およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】樹脂結合材および分散剤を有機溶媒に溶解した樹脂溶液に黒鉛粉末が分散したスラリーを用いて、ドクターブレード法により作製されたグリーンシートを、積層、熱圧成形してなる燃料電池用セパレータ材。その製造方法は樹脂結合材10〜35重量部、分散剤0.1〜10重量部を有機溶媒に溶解した樹脂溶液に、黒鉛粉末100重量部を分散させて粘度100〜2000mPa・sのスラリーを調製し、ドクターブレード法によりスラリーをフィルム上に塗布し、乾燥した後フィルムから離型してグリーンシートを作製し、該グリーンシートを積層して熱圧成形することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】燃料電池の小型化のためにセパレータの薄肉化を図り、例えば最薄肉部の厚さが0.3mm以下の燃料電池用セパレータ材の製造方法を提供すること。
【解決手段】(1)樹脂結合材10〜35重量部、分散剤0.1〜10重量部を有機溶媒に溶解した樹脂溶液に、炭素質粉末100重量部を分散させて粘度100〜2000mPa・sのスラリーを調製する工程、(2)ドクターブレード法でフィルム上に前記スラリーを被覆し、乾燥した後フィルムから離型して、グリーンシートを作製する工程、(3)このグリーンシートを貫通孔の開口面積比(R)が25〜85%である有機物シートの両面に当接して被着し、熱圧成形する工程、
からなることを特徴とする燃料電池用セパレータ材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】親水性に優れた燃料電池の触媒担持体として好適な炭素粒子複合体とその製造方法を提供すること。
【解決手段】炭素粒子表面の官能基と両末端にイソシアネート基を有するジフェニル化合物の片端イソシアネート基がウレタン結合し、ジフェニル化合物の他端イソシアネート基が反応性アルキルスルホン酸の反応性基と結合したスルホン酸基により化学修飾された炭素粒子からなる燃料電池用炭素粒子複合体。その製造方法は、両末端にイソシアネート基を有するジフェニル化合物を非反応性の溶媒に溶解し、その溶液中に炭素粒子を混合してジフェニル化合物の片端イソシアネート基を炭素粒子表面の官能基とウレタン結合させ、未反応のジフェニル化合物を除去した後、非反応性の溶媒中で反応性アルキルスルホン酸を加えてジフェニル化合物の他端イソシアネート基と反応性基とを化学結合させる。 (もっと読む)


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