説明

東海カーボン株式会社により出願された特許

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【目的】成形材料の充填深さが浅い場合でも、成形材料を均一に充填することができるため、薄く且つ均一な密度のセパレータの予備成形品を得るができる燃料電池用セパレータの予備成形体成形用金型を提供する。
【構成】炭素質粒子とバインダー樹脂からなる粉体を予備成形体とした後、熱圧成形して燃料電池用セパレータを製造する場合に、予備成形体を成形するための金型であって、上型と下型および下型の周縁部に配置される枠形状型をそなえ、枠形状型は下型の上にバネにより上下方向に移動可能に保持されており、枠形状型の内側全面に多数の開口部を有する前記粉体供給用の孔開き板体を着脱可能に装着して構成される。 (もっと読む)


【課題】射出成形時の成形材料の流動に伴う成形体の異方性を低減し、また焼成時の収縮による歪みを抑制して焼成時の収縮異方性が小さく、物性の異方性を低減化した炭素材料の製造方法を提供すること。
【解決手段】平均粒子径100μm以上の炭素粉末Aを30〜97%、平均粒子径100μm未満の炭素粉末Bを3〜70%に粒度調整した炭素粉末100重量部に、残炭率が40%以上の熱硬化性樹脂を樹脂固形分として10〜40重量部、および、融点が40〜150℃の成形助剤を0.1〜5重量部、の割合で混合した原料を混練し、混練物を乾燥、粉砕して成形粉を作製し、成形粉を射出成形、射出圧縮成形あるいはトランスファ成形により成形し、得られた成形体の表層面の一部を除去して成形体の表層面に形成される樹脂リッチ層を除去した後、180〜280℃の温度で硬化処理し、次いで、非酸化性雰囲気下800℃以上の温度で焼成処理することを特徴とする炭素材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】射出成形時の成形材料の流動に伴う成形体の異方性および焼成時の収縮による歪みを抑制して、物性の異方性が低い炭素成形材料の製造方法を提供すること。
【解決手段】平均粒子径が100〜2000μmの炭素粉末100重量部に対し、平均粒子径が100μm以下で軟化点が射出成形時の金型温度より30〜250℃高いピッチ粉末を3〜30重量部の割合で混合し、混合粉に残炭率40%以上の熱硬化性樹脂および融点が40〜150℃の有機物質からなる成形助剤を有機溶剤に溶解した樹脂溶液を加えて、炭素粉末100重量部に対し熱硬化性樹脂の樹脂固形分が10〜40重量部、成形助剤が0.1〜5重量部の量比に混練した後、混練物を乾燥、粉砕して成形粉を作製し、成形粉を射出成形、射出圧縮成形あるいはトランスファ成形により成形し、得られた成形体を180〜280℃の温度で硬化処理し、次いで、非酸化性雰囲気下800℃以上の温度で焼成処理することを特徴とする炭素成形材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高濃度な画像が得られ、保存安定性を損なうことなく、速乾性、定着性及び耐水性などに優れたインクジェットプリンター水性インク用の顔料水分散体を提供すること。
【解決手段】塩の基を有する化合物(A)、ロジン骨格ポリオール及び/又は分子中に油又は脂肪酸由来分子を有するポリオール(B)、脂肪族あるいは脂環族ジイソシアネート(C)を必須構成成分として含む水性ウレタン樹脂(I)と顔料及び水とからなることを特徴とする、インクジェットプリンター水性インク用顔料水分散体。 (もっと読む)


【課題】無給油ベアリングなどのカーボン摺動材、搬送装置のエア噴出し用部材などとして好適な気孔性状を備えた多孔質炭素材料の製造方法を提供すること。
【解決手段】平均粒子径70〜300μmの炭素質粉末Aが40〜70重量部、平均粒子径10〜45μmの炭素質粉末Bが20〜50重量部、平均粒子径1〜30μmのピッチ粉末が10〜30重量部の組成比に混合した混合原料粉末100重量部を、分散剤0.5〜5重量部と熱硬化性樹脂を水または有機溶剤に溶解して樹脂固形分濃度が40〜70重量%に調整した樹脂溶液に加えて攪拌および脱泡処理して、粘度(25℃)が0.5〜8Pa・sのスラリーを調製し、次いで、該スラリーを成形濾過容器に流し込み、加圧濾過してケーキ状の成形体を作製し、該ケーキ状成形体を乾燥した後、熱硬化性樹脂成分を加熱硬化し、非酸化性雰囲気中で800〜3000℃の温度で焼成することを特徴とする多孔質炭素材料の製造方法。 (もっと読む)


【目的】亀裂等の欠陥を生じることなしに、基材全面にSiCが成膜形成され、支持具が成膜したSiC皮膜と一体化することができるCVD−SiCの製造方法を提供する。
【構成】基材を該基材に当接する支持具を介して基材保持冶具に載置し、基材面にCVD反応によりSiC被膜を成膜する方法において、前記支持具がCVD反応により得られたSiC被膜から形成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【目的】形成されたSiC被膜を基材から割れを生じることなしに簡単に分離することができるCVD−SiC単体膜の製造方法を提供する。
【構成】黒鉛基材を基材保持冶具に載置し、基材面にCVD反応によりSiC被膜を成膜した後、該SiC被膜を黒鉛基材と分離してSiC単体膜を得る方法において、黒鉛基材として、所定の形状に成形した黒鉛材に、天然黒鉛粉と液状樹脂からなる混合物を塗布し、焼成して得られる脆弱層を形成してなる黒鉛基材を用いることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】シリコン単結晶引き上げ装置からの取り外し作業を安全かつ円滑に行うことができるとともに、クラックの発生を抑制できる輻射スクリーンを提供する。
【解決手段】CZ法により引き上げられるシリコン単結晶を囲繞し、周囲からの輻射熱を遮蔽する筒部と、前記筒部の上部で接続される環状のフランジ部12を備え、前記フランジ部12で支持されるように保温筒の上端部に載置されるカーボンを基材とする輻射スクリーン10において、前記フランジ部12は少なくとも前記保温筒の上端部の外径を最小円とする外径を有し、かつ前記保温筒の上端部よりも外方に突出する取手部12aを両端に対称になるように形成し、前記フランジ部12における最小円の直径と取手部12aの直径との比(アスペクト比)が1超であり、その外周形状を滑らかな弧状の連続曲線で構成する。 (もっと読む)


【課題】CVD−SiC成形体の加工面の傷や加工時に生じる不純物などを効果的に除去する洗浄方法を提供すること。
【解決手段】CVD法により作製したSiC成形体を所望の形状に加工した後、酸洗浄し、次いで、(1)該CVD−SiC成形体を陽極として2.0V以上の正電位を印加して表面に二酸化ケイ素の膜を形成する電解研磨処理、(2)引き続き、フッ化水素酸系の酸により二酸化ケイ素膜の溶解除去処理、を施した後、純水で洗浄し、乾燥することを特徴とするCVD−SiC成形体の洗浄方法。 (もっと読む)


【課題】電子ペーパーやブラックマトリックスに用いられる黒色顔料、PTC素子や半導体封止材、リチウム二次電池の負極材などとして好適に用いられる、炭素粒子の単一性が高く、粒子径の大きな複合炭素球とその製造方法を提供すること。
【解決手段】外熱式熱分解炉の上流域前段位置に導入した一次原料炭化水素ガスが熱分解して析出した炭素球に、該熱分解炉の下流域後段位置から導入した二次原料炭化水素ガスが熱分解して析出した炭素球が合体し、dnが200〜500nm、Dstが300〜2000nm、比表面積が1.0〜12.0m/gである複合炭素球、と、一次原料炭化水素ガスを外熱式熱分解炉の上流域の前段位置に導入して炉内温度を900〜1100℃、炭化水素ガス濃度を30〜100vol%、炭化水素ガスの線流速を0.02〜4.0m/secの条件で熱分解するとともに、下流域の後段位置から二次原料炭化水素ガスを導入し下流域の温度を900〜1100℃、下流域の炉内滞留時間を1〜10秒に設定制御する、その製造方法。 (もっと読む)


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