説明

日機装株式会社により出願された特許

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【課題】血液回路に接続される混注部材であって、内部に血栓が形成される不都合を十分に抑えることができる混注部材を提供する。
【解決手段】血液回路1の上流部および下流部に連通して血液が通過可能な連通路20を備え、該連通路20の内壁20aに挿通部22を設け、該挿通部22に挿通管を挿通して連通路20と挿通管とを連通可能な混注部材15であって、連通路20の内壁20aの全周を血液回路1の内周面と段差のない連続面上で揃う状態に形成した。 (もっと読む)


【課題】インデューサを備えた遠心ポンプの小流量時に発生する吸込み管内での逆流を抑制する。
【解決手段】吸込み管内の、インデューサ22より上流側にオリフィスリング34を配置し、このオリフィスリング34とインデューサ羽根26の間に、オリフィスリング34と間隔を空けて整流リング36を配置する。整流リング36は、当該リングのインデューサ側とオリフィス側を連通する整流孔38を有する。整流孔38により、インデューサより逆流した流れの旋回成分が減じられることにより、オリフィスリング34を越えて、より上流に逆流が達することを抑制する。 (もっと読む)


【課題】脱血に要する所要時間を事前に求めることができ、個々の患者にとって適切な脱血工程を事前に選択させることができる血液浄化装置を提供する。
【解決手段】プライミング液充填工程に続いて行われるべき工程であって動脈側血液回路1の先端及び静脈側血液回路2の先端の双方から同時にダイアライザ3まで患者の血液を導いてプライミング液と置換させ、置換された液体を当該ダイアライザ3の血液浄化膜を介して透析液流路側に濾過させる脱血工程に要する所要時間を演算可能な演算手段9を具備するとともに、当該演算手段9は、ダイアライザ3の血液流路のプライミング液を透析液流路側に濾過する際の血液浄化膜の限外濾過率、及び想定される最大の膜間圧力差に基づいて脱血工程の所要時間を求めるものである。 (もっと読む)


【課題】脱血の終了を容易且つ正確に検知することができる血液浄化装置を提供する。
【解決手段】プライミング液充填工程にて血液回路及びダイアライザ3の血液流路にプライミング液が充填された状態で、動脈側血液回路1の先端及び静脈側血液回路2の先端の双方から同時に当該ダイアライザまで患者の血液を導いてプライミング液と置換させ、置換された液体を当該ダイアライザの血液浄化膜を介して透析液流路側に濾過させる脱血工程が行われ、脱血工程の過程で、ダイアライザ3における血液浄化膜の限外濾過率又は膜間圧力差を経時的に求める演算手段9と、該演算手段9にて経時的に求められた膜間圧力差又は限外濾過率の変化率を監視するとともに、その膜間圧力差又は限外濾過率の変化率が規定値より大きくなったことを検出し、脱血工程が終了したことを検知する監視手段10とを具備したものである。 (もっと読む)


【課題】血液浄化膜に破損等の不具合が生じていた場合、その不具合を治療前のプライミング段階で把握可能とされるとともに、限外濾過率を精度よく求めることができる血液浄化装置を提供する。
【解決手段】透析治療前において血液回路内にプライミング液を供給して当該血液回路内で充填させるプライミング液充填工程が行われる血液浄化装置において、プライミング液充填工程にてダイアライザ3の血液流路にプライミング液が充填されるとともに当該ダイアライザ3の透析液流路に透析液が充填された状態で、当該ダイアライザ3の血液浄化膜の限外濾過率を求める限外濾過率測定工程が行われるものである。 (もっと読む)


【課題】使用前のエア抜け、血液流通時の回路内凝固などの問題が少なく、かつ、白血球、血小板を効率よく除去できる血球除去モジュールを提供する。
【解決手段】血球除去モジュール10は、ケース本体21、一対のメッシュ30a、30b、一対のヘッダ40a、40b、および血球除去用吸着体50を備える。一対のメッシュ30a、30bで挟まれたケース本体21の内部には、血球除去用吸着体50が収容されている。血球除去用吸着体50は中空糸状または中実糸状の短繊維であり、その長さはケース本体21の内径の1〜60%が好ましく、18〜56%がより好ましい。 (もっと読む)


【課題】プライミング時の気泡抜きをスムーズ且つ短時間で行わせることができる血液浄化装置及びそのプライミング方法を提供する。
【解決手段】治療前のプライミング時、動脈側血液回路先端と側血液回路先端とを接続して連通可能とされた血液浄化装置において、動脈側血液回路先端と静脈側血液回路先端とが接続して連通された状態で、血液回路内にプライミング液を供給して当該血液回路内で充填させるプライミング液充填工程と、該プライミング液充填工程後、血液ポンプの駆動速度を逐次変化させることにより充填されたプライミング液を流動させつつ当該血液回路内で循環させる循環工程とが行われるものである。 (もっと読む)


【課題】可撓性チューブの入口部及び出口部においてエアが滞留してしまうのを抑制することにより、プライミング時の作業性を向上させ、プライミング工程から治療工程までの自動化を容易に図ることができるローラポンプを提供する。
【解決手段】取付凹部7aを具備したステータ7と、ロータ8と、可撓性チューブCを径方向に圧縮しつつ長手方向にしごいて可撓性チューブC内で流体を流動させるローラ9とを具備し、取付凹部7aに取り付けられた可撓性チューブCが、ローラ9にてしごかれるしごき部C1と、流体を流入させる入口部C2と、流体を流出させる出口部C3とを有するローラポンプ(血液ポンプ3)において、ステータ7は、入口部C2及び出口部C3が流体の流動方向に対してそれぞれ上方を向いた状態としつつ可撓性チューブCを取り付け可能な取付部10a、10bが形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】液圧式ダイアフラムポンプのエア抜き弁であって、過剰な作動液を排出する構造を提供する。
【解決手段】バルブピストン68は、バルブハウジング56に対し移動可能であり、バルブピストンが着座したとき、バルブピストンのフランジ70に形成されたシール面74とバルブハウジングのシート面80が当接する。シール面74には渦巻き形状の排出溝86が形成されている。バルブピストンが着座しているときであっても、排出溝86を介して、ポンプの液圧室の過剰な作動液が、ポンプ外部に排出される。 (もっと読む)


【課題】プライミング液用ドリップチャンバ内に液溜まりを自動的に形成させることができ、プライミング作業の自動化を容易に図ることができる血液浄化装置及びそのプライミング液用ドリップチャンバの液溜まり形成方法を提供する。
【解決手段】プライミング液供給ラインLcの流路を開閉可能な電磁弁V2と、電磁弁V2を閉状態としてプライミング液供給ラインLcの流路を閉状態としつつ血液ポンプ4を駆動させ、当該プライミング液供給ラインLcにおける電磁弁V2より下流側を負圧とする第1動作と、該第1動作後、電磁弁V2を開状態として当該プライミング液供給ラインLcの流路を開状態とし、収容手段7のプライミング液をプライミング液用ドリップチャンバ10内まで導く第2動作とが行われるよう制御する制御手段11とを備えたものである。 (もっと読む)


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