説明

日立協和エンジニアリング株式会社により出願された特許

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【課題】探針ホルダーとナノチューブ探針とをコーティング膜を形成して固着したものでは、電子ビーム堆積によるコーティング膜の染み出しによってコーティング膜が塑性変形してしまい、ナノチューブ探針の曲げが復元しなくなるという問題がある。また染み出し部の境界は走査型電子顕微鏡では確認できないため、ナノチューブの長さを規定することが困難であり、ナノチューブ探針の長さ、剛性が定まらなくなり、探針の個体差が発生し、信頼性が低下するという問題がある。
【解決手段】ナノチューブをコーティング膜によって探針ホルダーに固着させる際に、コーティング膜を探針ホルダーの先端部でナノチューブの周囲に回り込ませて形成する。さらに、コーティング膜の探針側終端面において切断面を形成する。 (もっと読む)


【課題】基板あるいは電子部品の接続部に形成されたはんだ膜表面の酸化を防止し、フラックスレスで接続できる基板あるいは電子部品を提供する。
【課題を解決するための手段】基板1上に、メタライズ2を形成し、その上にSnはんだ膜3とAg膜4が形成された構成である。Ag膜4は大気中、室温で酸化されない金属である。ウェットプロセスでも、AgとSnの電池反応により、露出したSnはんだ膜3の側面のみが酸化されるため、接続に影響を及ぼす、はんだ膜上のAg膜4上面は酸化されない。Snはんだ膜3の溶融と同時に、Ag膜4はSnはんだ中へ溶解するので、Ag膜4が接続を阻害することもない。 (もっと読む)


【課題】
LED素子や光学部品などを搭載する配線基板の配置の自由度を高め、量産性に優れた低コストの貫通配線基板を提供する。
【解決手段】
絶縁基板の相対する両面に導体パターンが設けられ、これらの導体パターンの一部が前記絶縁基板を貫通する貫通孔に設けられた導電体により電気的に導通する配線基板において、前記絶縁基板の貫通孔は、前記絶縁基板の基板面に対して内壁の壁面が相対角度の変化が少ない第一の貫通孔と、前記絶縁基板の表面と反対面とに断面が放物線状の内壁面を有して貫通する第二の貫通孔とを有し、前記第一の貫通孔の断面における平均幅が前記第二の貫通孔の最小幅以下である。 (もっと読む)


【課題】はんだ接続部においてはんだの良好な濡れ性を確保して放熱性の低下を防止して光素子等の電子部品の特性を向上させた電子部品搭載方法を提供する。
【解決手段】電子部品1が搭載される基板4の主面側の、前記電子部品が搭載される領域の少なくとも一部に第1の導体層5を形成する工程と、該第1の導体層の少なくとも一部にはんだ6を形成する工程と、前記基板の主面側における電子部品が搭載される領域内において、前記はんだ以外の第1の導体層上あるいは前記基板の主面上に、突起物7を形成する工程と、該突起物で前記電子部品を支えた状態で前記はんだを溶融させて前記電子部品を前記基板の主面側の第1の導体層に接続して搭載する工程とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノチューブの長さを数10nmのオーダーで調節するのに適し、先端部まで円筒型を保ち切削することが可能なカーボンナノチューブ切削方法と切削装置を提供する。
【解決手段】切削しようとするカーボンナノチューブの一端を基材に固定し、このほかにもう1つのカーボンナノチューブを用意して電極に担持し、基材に固定したカーボンナノチューブの他端と電極に担持したカーボンナノチューブの端部とを接触させ、基材と電極との間にコンデンサ放電による電流もしくはパルス電流を流して、2つのカーボンナノチューブの接触部に生じるジュール発熱により基材に固定されたカーボンナノチューブの先端部分を昇華させて切削する。切削を繰り返すことで、カーボンナノチューブの長さを数10nmの間隔で微調節でき、また、先端部まで円筒型を保つことができる。 (もっと読む)


【課題】ナノチューブ特にカーボンナノチューブをプローブの探針に用いた場合の探針の剛性の確保による測定の信頼性と再現性の向上。
【解決手段】ナノチューブ特にカーボンナノチューブよりなる探針を備えたプローブにおいて、長さを数10nmの精度で調整し、先端にかけて円筒型を保持する探針を有するプローブを走査型プローブ顕微鏡に応用する。 (もっと読む)


【課題】廃水中に含まれる有機物を分離した吸着剤に吸着した有機物を効率よく脱離・分解することができる、廃水中に含まれる有機物の処理方法、処理装置、及び処理システム、並びにビチュメン回収システムを提供する。
【解決手段】廃水中に含まれる有機物の処理方法であって、吸着剤3を充填した吸着槽2に廃水を供給して有機物を吸着剤3に吸着させ、この有機物を吸着させた吸着剤3に対して、電解槽6で陽極9と陰極8に通電して電解質を含む水を電気分解させて得た電解液を供給して接触させ、吸着剤3に吸着していた有機物を脱離あるいは分解する。 (もっと読む)


【課題】照射するマイクロ波の電場と磁場とを各々独立して制御しつつ同時に照射可能なマイクロ波照射装置を提供する。
【解決手段】マイクロ波照射装置101は、被照射物12を収納しうる内部空間19を有するアプリケータ部1と、第1のモードで第1のマイクロ波を内部空間19へ出力し内部空間19の所定箇所(被照射物12のある箇所)で大きい電界および小さい磁界を生じさせる第2のマイクロ波発生部3と、第1のマイクロ波と偏波面が交差する第2のモードで第2のマイクロ波を内部空間19へ出力し所定箇所で大きい磁界および小さい電界を生じさせる第1のマイクロ波発生部2とを具備している。 (もっと読む)


【課題】CNTカンチレバーを使用した走査型プローブ顕微鏡による試料表面の観察で問題となるCNTの湾曲や滑りに起因するベース探針の破壊、変形および接合部の破壊の問題を解決し、試料表面の凹凸に確実にアプローチして高分解能で表面状態を測定することができるようにする。
【解決手段】、ベース探針にCNT探針を接合して表面状態を測定する走査型プローブ顕微鏡用カンチレバーにおいて、ベース探針の先端部を非先鋭形状にする。また、カンチレバーを測定状態に配置したときに接合部先端よりもベース探針の非先鋭先端部が試料表面に近い位置に設けられるようにする。このような構成により、CNT探針の撓みや滑りによる試料表面との衝突時にベース探針先端部と接合部先端部の破壊や変形が防止でき、高い耐久性を持った走査型プローブ顕微鏡用CNTカンチレバーを提供できる。 (もっと読む)


【課題】
複数種類の試薬を目的に応じて使い分けることに対応すると共に、より高感度で信頼性の高い微生物測定を行う。
【解決手段】
微生物測定システムにおいて、検体溜め101と、試薬溜め103と、検体溶液と試薬溶液が混合される微細流路B106と、を有する微生物測定チップ109と、微細流路B106での発光量を測定する光学測定装置113と、検体溶液と試薬溶液とを微細流路B106へ導入する送液手段と、微細流路B106での反応温度を制御する温度調節手段112と、光学測定装置113による測定値の記憶,送液手段及び温度調節手段112の制御を行う処理制御部116と、を備え、試薬溶液の流量と反応温度とを制御して発光量を測定する。 (もっと読む)


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