説明

帝人テクノプロダクツ株式会社により出願された特許

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【課題】撚糸工程、処理工程及び成形加工工程においてスカム等の加工トラブルがなく優れた工程通過性を有し、ゴムとの接着性に優れた柔軟な処理コードを安定して得られるゴム補強用ポリエステル繊維の製造方法を提供すること。
【解決手段】ポリエステル繊維を溶融紡糸するに際し、紡出した糸条にアミン化合物を含有する油剤を付与し熱延伸した後、エポキシ化合物を含有する処理液を付与する方法であって、該処理液が1分子中にエポキシ基を4個以上有するエポキシ化合物(A)を5〜60重量部、1分子中にエポキシ基を2〜3個有するエポキシ化合物(B)を40〜95重量部含有するものであり、糸条に対するエポキシ化合物の固形分付着量が0.01〜0.5重量%であることを特徴とする。さらには、エポキシ化合物を含有する処理液を付与した後、25〜65℃で96時間以上の加熱処理を行うことや、処理液からなる混合エポキシ樹脂の硬度が65〜85の範囲であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 糸掛け作業に支障が少なく、遠心力により毛羽を糸条本体から分離させずとも毛羽を検出でき、さらには油煙等によって検出精度が低下することのない毛羽検出器を提供することにある。
【解決手段】 走行するマルチフィラメント糸条Yに生じた切断されたフィラメント(毛羽)を糸玉状の毛羽Sにし、スリット状の間隙Gを形成させた一対のガイド11の前記間隙Gにマルチフィラメント糸条Yを導入し、導入したマルチフィラメント糸条Yが前記間隙Gを通過するときに一対のガイド11から受ける通過抵抗を荷重検出器、動歪検出器、又は振動検出器からなる通過抵抗検出器13によって、力、動歪又は振動(周波数及び/又は振幅)に変換して定量化し、定量化した値が予め毛羽の通過とみなせる値として設定した値を満足した場合に毛羽を有するマルチフィラメントが通過したと異常判断手段15が判断する毛羽検出方法とその検出器1である。 (もっと読む)


【課題】アラミド繊維屑から安価にアラミドドープを製造する方法を提供することにより、アラミド繊維屑を有効に再利用する方法を提供すること。
【解決手段】アラミド繊維を製造する工程において発生する未延伸のアラミド繊維屑を、無機塩を含有するアミド系溶媒と接触混合させたのち、該混合物をせん断応力下にて混練することにより該アミド系溶媒に溶解させる。 (もっと読む)


【課題】 紡糸口金面の温度斑を抑制し、かつ紡糸口金より紡出された糸条を均一に加熱、冷却する合成繊維の溶融紡糸装置。
【解決手段】 多重同心円に配列穿設された紡糸口金(1)から紡出されたマルチフィラメント糸条(Y)の走行方向に沿って糸条の最内周列側から最外周列側へと該糸条(Y)を横切るように冷却風を吹出す冷却風吹出筒(5)と、前記冷却風吹出筒(5)から吹出された冷却風を排出すると共に、前記マルチフィラメント糸条(Y)を間に挟んで前記冷却風吹出筒に対向して設けられた整流排気部材と、前記マルチフィラメント糸条が冷却風を吹付けられながら走行する糸条走行域を前記非穿孔領域に対応させて糸条走行方向に沿って仕切る冷却仕切り部材と、前記冷却仕切り部材の内部に配設され、前記冷却風吹出筒(5)へ冷却風を供給する冷却風供給配管(7)とを少なくとも具備する合成繊維の溶融紡糸装置。 (もっと読む)


【課題】アラミド繊維屑から安価にアラミドドープを製造する方法を提供することにより、アラミド繊維屑を有効に再利用する方法を提供すること。
【解決手段】アラミド繊維を製造及び/又は加工する工程において発生する延伸されたアラミド繊維屑を、無機塩を含有するアミド系溶媒と接触混合させたのち、該混合物をせん断応力下にて混練することにより該アミド系溶媒に溶解させる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性に優れ、機械的劣化が起こりにくい繊維であって、繊維補強樹脂組成物とした際の耐衝撃性に優れているとともに、リサイクル性にも優れた熱可塑性樹脂となる熱可塑性樹脂補強用ポリアルキレンナフタレート繊維を提供すること。
【解決手段】単糸繊度が2〜8dtexのポリアルキレンナフタレート繊維表面に、繊維重量に対してポリオレフィン樹脂が0.2〜2.0重量%、平滑剤と乳化剤の重量合計が0.05〜1.0重量%付着していることを特徴とする。さらには、繊維の固有粘度が0.7以上であること、180℃乾熱収縮率が8%以下であること、該ポリアルキレンナフタレートがエチレン−2,6−ナフタレートを主とするものであることや、ポリオレフィン樹脂が酸変性ポリオレフィン樹脂であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】ゴムとの耐熱接着力に優れたゴム補強用繊維の製造方法を提供することにある。【解決手段】本発明のゴム補強用繊維の製造方法は、繊維をアルケン類及び/またはアルキン類の気体を含む媒体中でプラズマ処理し、次いでポリエポキシド化合物、ブロックドイソシアネート化合物、ゴムラテックスを含む第1処理液と、レゾルシン、ホルマリン、ゴムラテックスを主とする第2処理液とで順に処理することを特徴とする。さらには、繊維が合成繊維であることや、プラズマ処理時の媒体が、窒素を主とするものであること、あるいはプラズマ処理時のアルケン類及び/またはアルキン類の濃度が0.1〜15体積%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】カーボンナノチューブの分散性が大きく改善され、それによって引張強度、及び引張弾性率などの機械的特性が可及的に向上された芳香族ポリアミド及びそれからなる繊維を提供すること。
【解決手段】カーボンナノチューブが分散された芳香族ポリアミドであって、該芳香族ポリアミドは、芳香族ジアミンと、芳香族ジカルボン酸誘導体とを有機溶媒中で縮重合した後、該芳香族ポリアミド溶液中に副生する塩化水素を中和する際、表面にカーボンナノチューブが固着された無機アルカリで中和させることにより得られる。 (もっと読む)


【課題】高い機械的物性を有する全芳香族ポリアミド繊維から構成される、防弾性能に優れた布帛を提供すること。
【解決手段】全芳香族ポリアミド繊維から構成される布帛であって、該全芳香族ポリアミドにはベーマイトアルミナ微粒子が含有されている。 (もっと読む)


【課題】高い機械的物性を有し、紡糸生産工程において工程安定性および品質が向上した全芳香族ポリアミドからなる繊維を提供すること。
【解決手段】全芳香族ポリアミドからなる繊維であって、該全芳香族ポリアミドにはベーマイトアルミナ微粒子が含有されている。 (もっと読む)


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