説明

ニューブレクス株式会社により出願された特許

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【課題】音波を高感度且つ高精度に検出すると共に高い音源位置分解能を実現することが可能な分布型光ファイバ音波検出装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、光パルスPを光ファイバ12内に入射させる光パルス射出部20と、光ファイバ12内に生じるレイリー散乱光を受信するレイリー散乱光受信部30とを備え、光パルス射出部20は、所定の符号系列によって変調された光パルスPを出力し、レイリー散乱光受信部30は、光パルス射出部20における変調に対応する復調をレイリー散乱光に行い、この復調後のレイリー散乱光の位相変化を求める位相変化導出部32と、位相変化導出部32により求められた位相変化から光ファイバ12に衝突した音波を求める音波検出部34と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】体積変化度合いやその分布が未知の物体の体積変化及びその分布を的確に計測することが出来る方法を提供する。
【解決手段】基準ブリルアン計測又は基準レイリー計測によって、基準部材についての体積変化と単位圧力当たりの周波数シフト量との関係が把握される。この結果から、キャリブレーションデータとなるブリルアン計測用係数α、レイリー計測用係数α及び共通係数β′が求められる。そして、体積変化が未知の供試部材に対して同様な供試ブリルアン計測又は供試レイリー計測を実行してブリルアン周波数シフト量Δν及び圧力Pとレイリー周波数シフト量Δνを求める。この実測値と上記係数α、α及びβ′を所定の数式に代入することで、供試部材10の体積歪みeや体積弾性率K等の体積変化を求めることができる。 (もっと読む)


【課題】高空間分解能で且つ高周波数分解能を有する分布型光ファイバセンサを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、空間分解能に基づく第1パルス光fと周波数分解能の逆数に基づく第2パルス光fとを位相差θを設けて合成した検査光fを光ファイバ12の一端部12aに射出する検査光生成部26,27と、一端部12aから射出されるブリルアン散乱現象に係る光からスペクトルVを検出する検出部30と、ブリルアン周波数シフト量を計測する計測部40と、を備え、検査光生成部26,27は、位相差θが異なる複数の検査光fを生成し、検出部30は、ブリルアン散乱現象に係る光から各検査光fに対応するスペクトルVをそれぞれ求める検波部31と、スペクトルV同士を合成する合成部36と、を有し、計測部40は、合成スペクトルVに基づいて前記周波数シフト量を計測することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高い空間分解能を維持しつつ、歪み又は温度を高感度且つ高精度に計測することができる分布型光ファイバセンサを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、光ファイバ10と、レイリー散乱現象を利用して光ファイバ10の歪み又は温度に基づくレイリー周波数シフト量Δνrを計測するレイリー計測手段11と、レイリー周波数シフト量Δνrから光ファイバ10の歪み又は温度を算出する算出手段とを備え、レイリー計測手段11は、スペクトル拡散方式を用いた光パルスを生成してこの光パルスを光ファイバ10内に入射させる光パルス出射手段13と、光ファイバ10から射出される光に対してスペクトル拡散方式に対応したパルス圧縮を行う整合フィルタ551と、整合フィルタ551で圧縮された光に基づいてレイリー散乱現象に係る光を検出する検出手段560とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】長期間、常時且つリアルタイムで被検知物質を検知可能な検知用ケーブル、及びこれを備えた監視システムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、光ファイバ9、12内におけるブリルアン散乱現象及び/又はレイリー散乱現象を利用して特定の被検知物質を検知するための検知用ケーブル2であって、検知用光ファイバ9と、被検知物質に接することで検知用光ファイバ9に圧力及び/又は熱を加える反応部材10と、検知用光ファイバ9に沿って配設され、所定の参照状態となるように周囲を囲われている比較用光ファイバ12と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】光ファイバを利用したコンパクトな音波検層システムを提供する。
【解決手段】光ファイバ式音波検層システムDは、油田の試掘において掘削されるボーリング孔Hの周囲地層を検知対象として検層する場合に適用され、WDM光源10、ソニックモジュール20、計測装置30、中継光ファイバ40及び音源装置50を含む。ソニックモジュール20は、複数のFODセンサ部を含み、ボーリング孔Hに挿入されるケーシングパイプに外嵌されている。ボーリング孔Hとケーシングパイプとの隙間がセメント層で埋められることによって、ソニックモジュール20は周囲地層に固定化されている。 (もっと読む)


【課題】光ファイバに加わる側圧を的確に計測でき、長い区間を検知対象とすることができる分布型光ファイバ圧力センサシステムを提供する。
【解決手段】システムSは、光ファイバ10、光ファイバ10の圧力センサ部11に被嵌される楕円管20、光ファイバ10の一端101側から検査光を入射する光源装置30、光サーキュレータ40、及び前記検査光の反射光を計測するヘテロダイン受信機50を含む。光ファイバ10の外周面と楕円管20の内周面とは、短軸方向において接触(若しくは近接)している。一方、楕円管20の長軸方向の内径は、光ファイバ10の外径よりも充分大きい長さを有している。短軸方向において楕円管20が外部から圧力を受けた場合、その圧力は光ファイバ10に実質的に伝達され、該光ファイバ10に側圧が加えられる。 (もっと読む)


【課題】計測対象に作用する圧力と温度などを独立して高空間分解能で計測する。
【解決手段】分布型光ファイバ圧力センサFSは、歪み、圧力及び温度検出計14が、ブリルアン散乱現象を利用して第1検出用光ファイバ151に作用した歪み、圧力、温度によるブルリアン周波数シフト量を計測し、圧力遮蔽管33に挿通された第2検出用光ファイバ152に作用した歪み、温度によるブルリアン周波数シフト量を計測し、レイリー散乱現象を利用して第1及び第2検出用光ファイバ151,152に作用した歪み、温度によるレイリー周波数シフト量を計測し、計測された第1及び第2検出用光ファイバ151、152のブリルアン周波数シフト量、レイリー周波数シフト量とから第1検出用光ファイバ151に作用した圧力を算出するとともに、第1及び第2検出用光ファイバ151、152に作用した軸方向の歪みと温度を算出する。 (もっと読む)


【課題】正確な圧力値を測定できる分布型光ファイバ圧力センサケーブルの提供。
【解決手段】可撓管からなる中コアと、前記中コアの外周に螺旋巻きされた圧力計測用光ファイバと、前記中コア肉厚内に埋設された軸方向歪補償用光ファイバと、前記中コア内に抗張力体とともに余長を持ってルースに収納された温度補償用光ファイバと、最外層として前記中コアを覆う可撓性の外被とを有することを特徴とする分布型光ファイバ圧力センサケーブル。 (もっと読む)


【課題】温度および引張力の変化を補償して、より正確な圧力値を検出可能な分布型圧力センサ用光ファイバセンサケーブルを提供する。
【解決手段】引張力補償用光ファイバ3を有する引張力補償用ユニット2と、その外側にらせん巻きされた温度補償用光ファイバ7と、引張力補償用ユニット2の外周面および温度補償用光ファイバ7の上を被覆する中間層8と、中間層8の外周面の全周を被覆する発泡層9と、発泡層9の外周面の全周を被覆するスキン層10と、スキン層10の外側にらせん巻きされた圧力検出用光ファイバ11と、スキン層10の外周面および圧力検出用光ファイバ11の上を被覆する外被12を有し、引張力補償用ユニット2は、引張力補償用光ファイバ3および抗張力体4を内部に含み、引張力補償用光ファイバ3が抗張力体4に縦添えされてユニット被覆材5,6内に中実に一体化された分布型圧力センサ用光ファイバセンサケーブル1。 (もっと読む)


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