説明

株式会社パイロットコーポレーションにより出願された特許

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【課題】1つまたは複数の筆記体を収容する収容部を有した摺動ケースと回転カムとで構成された回転繰出式筆記具において、落下による等の衝撃を筆記具に与ても、摺動ケースが回転カムから抜け抜け出さないような、かつ従来の組立方法よりも複雑な工程や新たな組立治具を要することなく、従来と同様な方法で組立ができる構造とする。
【解決手段】摺動ケース6に設けた係止突部11に、回転カム筒8の内壁面に設けた被係止突部22に当接可能な複数の突出部28を周状に設ける。かつ、筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より突出した際および全ての筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より没入した際に、いずれかの突出部28が前記被係止突部22に当接するように、筆記体の筆記先端部が軸筒の先端開口部より突出した状態から没入した状態へ移動の途中で、前記いずれの突出部28も前記被係止突部22に当接しない状態を有するように設ける。 (もっと読む)


【課題】内部に筆記具用インキを収容し、筆記具用インキを滞留するインキ滞留部を有したペン先保護用アダプターを配した容器本体に突出して設けたキャップ嵌合部に、キャップをねじ嵌合してなるインキ収容容器において、キャップをした状態でインキ収容容器を引っ繰り返す等しても、キャップ嵌合部の開口した口元の端面が筆記具用インキで汚れないようにする。
【解決手段】キャップ3の内側に、容器本体2の口元部16を水密に閉塞する栓部24と、キャップ嵌合部4内に挿入可能な、外側面26にキャップ嵌合部4の内壁面に水密に接して摺動可能な当接部27を有した挿入部22とで構成した蓋栓25を固定する。 (もっと読む)


【課題】複雑な構成にならず、しかもカム面が簡単な形状で、筆記圧を加える度に芯15を一定量回転できるシャープペンシルに適用できる。
【解決手段】軸筒5内に芯15の前進は許容するが後退は阻止するボールチャック式芯保持機構を内蔵する。更に、軸筒5の前部に設けられた先部材12内に、芯15を適度の保持力で保持する芯ホルダー16を有するスライド部材13を長手方向に摺動可能に内蔵する。前記ボールチャック式芯保持機構が筆記芯15の筆記圧により後退すると、芯15とともにスライド部材13が後退する。このスライド部材13は後退とともに回転手段により一方向に回転する。また、筆記圧を解除すると、ボールチャック式芯保持機構の前進に伴い、芯15とともにスライド部材13が回転手段により後退時とは逆方向に回転しながら前進する。このスライド部材13の前進時の回転により芯15を一定量回転させる。 (もっと読む)


【課題】キャップをねじ嵌合する突出したキャップ嵌合部を有した容器本体の内部に、筆記具用インキを収容し、筆記具用インキを滞留するインキ滞留部を有したペン先保護用アダプターを挿着してなるインキ収容容器において、容器本体の口元部やキャップが内部に収容された筆記具用インキで汚れ難いようにする。
【解決手段】ペン先保護用アダプター6に、容器本体2の内壁面に当接可能な突片16を設ける。該突片16を容器本体2の内壁面に当接することで、ペン先保護用アダプター6の筆記具用インキ5による浮き上がりを防止するとともに、ペン先保護用アダプター6の挿入口7が容器本体2の口元部19より離間して位置するようにする。 (もっと読む)


【課題】移動弁部材の劣化による気密性の低下を防ぎ、またインキ収容部内のインキの移動やインキの流出を滑らかにすることが可能であり、且つインキ収容部の内側面に塗布したグリスやオイルの余剰分がペン芯に入り込むことを防止できる構造のインキ吸入機構付き万年筆を得る。
【解決手段】インキ収容部7の内部における開口部7aの周縁となる前方内面にインキ収容部7の後方側へ向かって突出するよう円環状の突起7bを形成すると共に、インキ収容部7の内側面7cと円環状の突起8cとの間に凹部7dを形成し、移動弁部材8の後方に押棒9の前端部を挿着する装着孔8aを形成すると共に、押棒9の前端部にインキ収容部7の開口部7aの開口巾より巾広で且つ円環状の突起8cの後方延長線上に合致する大径部9aを形成して、移動弁部材の装着孔8aに押棒9の大径部9aを装着する。 (もっと読む)


【課題】軸筒を前軸と回転操作体としての後軸とに形成して、軸筒内に配した回転繰出機構により軸筒内に収容した筆記体の筆記先端部を軸筒の先端開口部より出没してなる回転繰出式筆記具において、簡単な構造で、組立も複雑とならずに、前軸の後端部にあたかも装飾金輪を装着したかのように見える回転繰出式筆記具を得る。
【解決手段】回転繰出機構を構成する摺動ケース7の外周面上に、後軸2bの前軸2aに連接する側の前端部2baの内径より小径な外径で、前軸2aの後端が当接可能な装飾金輪24を、連接筒26または摺動ケース7に対して前後動しないように設ける。連接筒26を前軸2aに圧入して前軸2aの後端を装飾金輪24に当接して前軸2aと後軸2bを連接した際に、装飾金輪24の前端部24aが外方に露出するようにする。 (もっと読む)


【課題】インキ収容体内のインキの動きを妨げず、また筆記時に発生する気泡が途中で留まることなくインキ収容体の後方へ移動できる構造のインキ吸入機構付き万年筆とする。
【解決手段】押棒8の後方部に押棒8に設けた雄螺子部8bより巾広の係止部8cを形成すると共に、操作部材9の内面に押棒8の係止部8cに当接する係止受部9cを形成し、操作部材9を回転操作することで押棒8を前進させた際に、押棒8の係止部8cを操作部材9の係止受部9cに当接させ押棒8の前進を規制して、移動弁部材7がペン芯20の後端部20aに接触することを防止させる構造とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、外径の大きな筆記体を配設しても筆記先端部の出没がスムーズなスライド式の多芯筆記具を簡単な構造で提供することを課題とするものである。
【解決手段】スライド式の多芯筆記具であって、前記他方の摺動体に連接した他方の筆記体の筆記先端部が、前記一方の筆記体の筆記先端部から離間するように、前記他方の筆記体が、軸筒先端開口部に向かって、前記他方の摺動体の隆起部を正面側から見て、左右どちらか一方向に傾斜して配設したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】インキ収容体の内面に対する移動弁部材の摺動を滑らかなものにすると共に、インキ収容体の内面に塗布するグリス量が少なくてもよい構造のインキ吸入式万年筆の移動弁部材を得る。
【解決手段】インキ吸入式万年筆1に設けたインキ収容体6の外部へ露出させた操作部9を操作することにより、インキ収容体6の内部にインキを吸入させるインキ吸入式万年筆1の移動弁部材7であって、移動弁部材7の外側面におけるインキ収容体6の内面に密着状態で接する箇所に鍔部7bを形成し、鍔部7bの表面にインキ収容体6の内面に塗布したグリスが付着する凹部7gとインキ収容体6の内面に当接する凸部7fを有する凹凸部7eを形成した。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で、軸筒内に収容した全ての筆記体の筆記先端部を軸筒の先端開口部より没入させる際や、筆記体の筆記先端部を軸筒の先端開口部より突出した状態を維持を、回転操作体を回転し過ぎることなく確実に行え、各部品における設計仕様の煩雑さもない回転繰出式の複合筆記具を得る。
【解決手段】回転カム筒11の係止爪部24を本発明における凸状部37とする。該凸状部37に対向した摺動ケース7の係止突部22の前側端面38に、周方向の壁面を傾斜面39で構成した前記凸状部37が嵌合可能な凹状部40を、周方向に等間隔で6つ設ける。 (もっと読む)


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