説明

財団法人宮崎県産業支援財団により出願された特許

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【課題】天然の高イソフラボン含有大豆種子およびそれを用いた加工食品を提供する。
【解決手段】開花期以降に莢実害虫に暴露した大豆種子。莢実害虫の摂食による損傷部分が、全粒の3分の1以上のものが好ましい。また、総イソフラボン含量が高い「アキセンゴク」、「ニシムスメ」等の品種を用いることが好ましい。大豆種子に含まれるイソフラボンアグリコンの含有量は100μg/g以上である。高イソフラボンアグリコン含量の大豆種子は、特別の人為的処理を行う必要がないところから大豆の変質、養分の流亡、大豆以外の不純物の混入もなく、また、従来の大豆加工食品の製法をそそまま適用でき、加工食品の素材として利用できる。特に、個人差が少なく、かつ、体内吸収のよい大豆イソフラボンを含有する機能性食品の素材として適している。 (もっと読む)


【課題】生物系評価システム固有の揺らぎや少量のデータによる推定の確度を高い信頼性で確保する高スループット機能性評価方法を提供する。
【解決手段】ヒト由来培養細胞に機能性未知材料、例えば食材成分を混ぜる。食材成分に応答した細胞抽出物を被検試料とし、生体機能性評価能が異なる複数のウエルを備えた評価アレイにかける。評価試験では、抗原抗体反応に基づくイムノアッセイにより、各抗体に対応するバイオマーカーの発現量を測定する。得られた機能性未知試料のバイオマーカー発現量測定値は、機能性既知試料のバイオマーカー発現量と機能性既知材料の機能性値と対応付けられたデータセットを、ブートストラップ法により拡張した仮想データセットと照合し、機能性未知試料の機能性値を推定する。好適な評価機能性未知材料には、食材を含む生物資源、その他の化学物質を挙げることができる。
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【課題】検出感度と再現性が高く、標識効率の高い安価で簡便な蛋白質発現解析用示差ゲル電気泳動法を提供する。
【解決手段】蛋白質発現解析用の示差ゲル二次元電気泳動法は、2種以上の蛋白質を比較するのに広く用いられている。本発明では、少なくとも2種の蛋白質試料を2次元電気泳動にかける前に、グアニジン塩酸塩を用いて加熱変性する。変性温度は、96〜100℃の範囲内が望ましく、好適には98℃で行う。同様に変性時間は、98℃であれば2〜3分程度が望ましい。その他は、慣用の示差ゲル二次元電気泳動法によるが、この加熱変性により、本発明では、色素が蛋白質の所望の部位に共有結合しやすくなるため、蛋白質の検出感度が高く、色素結合効率が立体構造に依存しないため、確率論的に各蛋白質試料間の標識効率が等しくなり、再現性を向上できる。 (もっと読む)


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