説明

株式会社ENEOSセルテックにより出願された特許

51 - 60 / 67


【課題】信頼性の向上を図ることができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】流体を送出するダイヤフラムポンプと、ダイヤフラムポンプによって送出される流体の流量をフィードバックさせてダイヤフラムポンプへ制御値を出力する制御部100と、を備え、制御部100は、温度に基づいてダイヤフラムポンプの起動時における制御値を変化させる。温度に対するダイヤフラムの影響を考慮してダイヤフラムポンプを起動させることができるため、単に流量を制御値にフィードバックさせるのみの制御に比べ、起動の段階から所望の流量を得ることを可能とする。 (もっと読む)


【課題】小型化を図ることができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】原燃料を改質することにより生成された改質ガスを用いて発電を行う燃料電池システムであって、改質ガスを用いて発電する電池セルを複数個積層してなる燃料電池スタック21を有する燃料電池3と、燃料電池3に接続され、燃料電池3のドレンを流通させるドレン用配管26と、燃料電池3に接続され、冷却水を流通させる冷却水用配管25と、を備え、ドレン用配管26及び冷却水用配管25のうち少なくとも一方が、電池セルの積層方向における燃料電池スタック21の端部側に配置され、端部側に配置されたドレン用配管26及び冷却水用配管25のうち少なくとも一方を保温する断熱部材、及び燃料電池スタック21の端部を保温する断熱部材が1つの断熱部材22で兼用されていることを特徴として構成される。 (もっと読む)


【課題】燃料電池システム1の信頼性を向上させる。
【解決手段】燃料電池システム1は、ドレンを回収する水回収タンク13と、水回収タンク13に接続されドレンを外部へ排水するドレン排水管41と、ドレン排水管41に接続され該ドレン排水管41内と外部との間でエアを流通させるエア抜きホース48と、を備えている。よって、例えば寒冷の影響によってドレン排出口46が凍ってドレンを外部に充分に排水できない場合でも、エア抜きホース48を介してドレン排水管41内の圧力を外部へ逃がすことができる。従って、ドレンを外部に充分に排水できない場合でも、水回収タンク13内やドレン排水管41内の圧力が高まるのを防止し、ドレンを充分に回収することが可能となり、燃料電池システム1を適正に継続動作させて運転することができる。 (もっと読む)


【課題】水温センサによる温度検出精度を高めることができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池システム1は、温水を貯留する温水タンク34と、温水タンク34へ温水を導入する導入管35と、温水タンク34から温水を導出する導出管36と、温水タンク34内の温水を加熱する余剰電力ヒータ17と、温水の温度を制御するための水温センサ43と、を備えている。この水温センサ43は、導出管36において鉛直方向に沿って延在する鉛直部39に取り付けられ、該鉛直部39内を流通する温水の温度を検出する。よって、鉛直部39には気泡が溜り難いため、気泡の悪影響が水温センサ43による温度検出に及ぶこと抑制できる。 (もっと読む)


【課題】小型化を図ることができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】原燃料を改質することにより改質ガスを生成する改質器2と、エアポンプ8により圧送された空気を加湿する加湿器9と、改質ガス及び加湿された空気を用いて発電する燃料電池3と、水ポンプ41及びイオン交換器14を含み、水ポンプ41によりイオン交換器14に水を循環供給する水処理系30と、加湿器9及び水処理系30に接続される配管H11と、配管H11に設けられた電磁弁46と、を備え、配管H11は、水ポンプ41の下流側であって、イオン交換器14の上流側に接続されていることを特徴として構成する。これにより、加湿器9の給排水に用いられる電磁弁を1つの電磁弁46で共用化することができる。 (もっと読む)


【課題】 信頼性の向上及び小型化を図ることができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 燃料電池システムにおいて、箱体21は、水回収タンク13、イオン交換器14及び余剰電力ヒータ17の他、各種ポンプや電磁弁等の電装機器類20を収容する収容部10の蓋をなし、その箱体21内には、電装機器類20を含む燃料電池システムの全体を制御する制御基板が配置されている。これにより、蓋としての箱体21によって電装機器類20が粉塵等から保護されると共に、箱体21自体によって制御基板が粉塵等から保護されることになる。しかも、制御基板の設置スペースを収容部10内に設けることが不要となる。 (もっと読む)


【課題】信頼性の向上を図ることができる燃料電池システムを提供する
【解決手段】加湿器7は、気泡発生部32が板状部材43に複数の貫通孔46,47を形成することによって構成されている。管壁に貫通孔を形成する場合に比して、穴あけ加工やバリ取りを簡単に行うことを可能とする。従って、加工の手間が低減されると共に、目詰まりなども防止することができる。更に、板状部材に貫通孔を形成することで、管壁に貫通孔を形成する場合よりも、貫通孔の数を増やし易くする。これによって、バブリングの効率を向上させることを可能にする。以上によって、加湿器7の気泡発生部32の加工容易性や性能を改善することによって、燃料電池システムの信頼性を向上する。 (もっと読む)


【課題】一酸化炭素除去部の選択酸化触媒層を選択酸化反応時に好適な温度に保つ。
【解決手段】改質装置100は、原燃料を改質して水素ガスを主成分とする改質ガスを生成する改質部120と、選択酸化触媒層を有し、改質ガスと選択酸化空気とを接触させて、改質ガスに含まれる一酸化炭素を選択的に酸化するCO除去部140と、CO除去部140に選択酸化空気を供給する選択酸化空気ブロア170と、選択酸化触媒層温度を検知する触媒層温度センサ142と、触媒層温度センサ142の検知結果に応じて選択酸化空気ブロア170を制御して選択酸化空気の供給量を調節することで、選択酸化反応時の選択酸化触媒層の温度を選択酸化反応に適した目標温度に近づけるように制御する制御装置180とを備える。 (もっと読む)


【課題】電極触媒とアイオノマーの混合均一性が良好な燃料電池用電極触媒スラリーを製造可能な方法並びに触媒の利用率が良好になり得るPEFC用電極及び膜・電極接合体を提供する。
【解決手段】PEFCの電極形成に用いられる電極触媒スラリーの製造方法であって、a)電極触媒に水と低級アルコール(炭素数4以下)を混合し電極触媒粒子を分散させて分散液を得、b)アイオノマーを溶媒に混合し20℃における比誘電率が30以上のアイオノマー溶液を得、c)工程aで得られた分散液と工程bで得られたアイオノマー溶液とを混合して分散液を得、d)工程cで得られた分散液に20℃における比誘電率が20以下の分散媒である低比誘電率分散媒を混合することにより分散液の粘度を高める。この方法によって製造された電極触媒スラリーから得られる固体高分子型燃料電池用の電極。この電極を有する膜・電極接合体。 (もっと読む)


【課題】燃料電池の耐久性の低下を招くことなく、燃料電池用改質装置の停止時に簡便な構成にて選択酸化触媒の劣化を抑制する。
【解決手段】燃料電池用改質装置10は、原燃料を改質して水素を主成分とする改質ガスを生成する改質部30と、改質部30で生成した改質ガスのCO濃度をシフト反応により低減するCO変成部60と、CO変成部60によりCO濃度が低減された改質ガスのCO濃度を選択酸化触媒を用いてさらに低減するCO除去部70と、CO除去部70の上流側のガス流路に接続された空気供給用流路102を経由してガス流路に空気を導入可能な構成を備える。改質部30への原燃料の供給を停止した後、CO除去部70の上流側のガス流路に空気が導入される。 (もっと読む)


51 - 60 / 67