説明

株式会社ENEOSセルテックにより出願された特許

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【課題】電極触媒とアイオノマーの混合均一性が良好な燃料電池用電極触媒スラリーを製造可能な方法並びに触媒の利用率が良好になり得るPEFC用電極及び膜・電極接合体を提供する。
【解決手段】PEFCの電極形成に用いられる電極触媒スラリーの製造方法であって、a)電極触媒に水と低級アルコール(炭素数4以下)を混合し電極触媒粒子を分散させて分散液を得、b)アイオノマーを溶媒に混合し20℃における比誘電率が30以上のアイオノマー溶液を得、c)工程aで得られた分散液と工程bで得られたアイオノマー溶液とを混合して分散液を得、d)工程cで得られた分散液に20℃における比誘電率が20以下の分散媒である低比誘電率分散媒を混合することにより分散液の粘度を高める。この方法によって製造された電極触媒スラリーから得られる固体高分子型燃料電池用の電極。この電極を有する膜・電極接合体。 (もっと読む)


【課題】燃料電池の耐久性の低下を招くことなく、燃料電池用改質装置の停止時に簡便な構成にて選択酸化触媒の劣化を抑制する。
【解決手段】燃料電池用改質装置10は、原燃料を改質して水素を主成分とする改質ガスを生成する改質部30と、改質部30で生成した改質ガスのCO濃度をシフト反応により低減するCO変成部60と、CO変成部60によりCO濃度が低減された改質ガスのCO濃度を選択酸化触媒を用いてさらに低減するCO除去部70と、CO除去部70の上流側のガス流路に接続された空気供給用流路102を経由してガス流路に空気を導入可能な構成を備える。改質部30への原燃料の供給を停止した後、CO除去部70の上流側のガス流路に空気が導入される。 (もっと読む)


【課題】原燃料の改質に用いられる水蒸気の圧力変動を抑制し、ロバスト性を向上させる。
【解決手段】改質部30において、原燃料が水蒸気改質され、改質ガスが生成する。原燃料の改質に用いられる改質水は、気化部40において排ガスの熱により気化される前に、CO変成部60において改質ガスと熱交換することにより、予め昇温され、蒸発が開始される。また、気化部40に供給される改質水の圧力が減圧部80により減圧されている。 (もっと読む)


【課題】熱回収熱交換器や配管の材料腐食を防止し、常に安定運転を行うことが可能な燃料電池発電システムを提供する。
【解決手段】燃料電池発電システム1に搭載される燃料改質装置50は、炭化水素系の原燃料Fと水蒸気とを混合した燃料ガスを水素リッチガスに改質する改質触媒6が充填される改質反応部5と、改質反応部5に隣接配置されるバーナ燃焼空間8を加熱するバーナ部7と、バーナ燃焼空間8を取り囲むように配置されたバーナ断熱材9を有する。このバーナ断熱材9は、その塩素含有量が20ppm−w(重量)以下になるように形成されている。 (もっと読む)


【課題】燃料電池における余剰電力を的確に処理できる燃料電池システムを、比較的簡単な構成にて提供する。
【解決手段】燃料電池システムは、商用電力系統67に連系して運転される燃料電池6を備えたもので、電気ヒータ53と、この電気ヒータ53への通電を制御するヒータ制御回路54を備え、このヒータ制御回路54は、燃料電池6において発生する余剰電力を電気ヒータ53にて消費する。ヒータ制御回路54は、系統67への逆潮流が生じる場合、電気ヒータ53に通電する。ヒータ制御回路54は、システムに接続される負荷68が低下した場合、電気ヒータ53に通電する。コントローラは、昇圧ポンプや空気ポンプを制御し、所定の制御範囲内で燃料電池6における発電量を制御する。 (もっと読む)


【課題】燃料電池が設置された場所の外気温度が低い場合でも、凍結等による燃料電池システムの破損を防止する。
【解決手段】燃料電池システム400は、燃料電池406と、燃料電池406に水を供給する水供給ライン(たとえば配管467、水タンク411、水タンク412等)とを含む。燃料電池システム400は、常に外気温度を測定する温度センサ530と制御部455をさらに含み、制御部455は、燃料電池406が発電しているか否かを判定し、燃料電池406の発電が行われていないときに、温度センサ530によって測定された外気温度がたとえば4℃程度の所定温度以下になった場合に、上記水供給ライン中の水の凍結を防止する凍結防止処理を行う。 (もっと読む)


【課題】燃料電池スタックにおいて、反応ガスが供給されるマニホールドにおける気水分離の度合いを高め、反応ガス供給マニホールドから効率的に凝縮水を排出する。
【解決手段】燃料電池スタック10の酸化剤供給マニホールド100に所定の間隔で噴出口が設けられた筒状の中空管200が挿通されている。中空管200の内腔には、ひも状の吸水部材210が挿通されている。酸化剤供給マニホールド100の入口側で折り返された吸水部材210はOリングと中空管200との間を通り、酸化剤供給マニホールド100の内部に到達している。酸化剤供給マニホールド100の出口側で折り返された吸水部材210は、Oリングと中空管200との間を通り、酸化剤供給マニホールド100の内部においてさらに折り返され、Oリングと酸化剤供給マニホールド100との間を通り、酸化剤供給マニホールド100の出口から外に出ている。 (もっと読む)


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