説明

株式会社ENEOSセルテックにより出願された特許

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【課題】燃料電池を連続動作させた状態で気温に応じた排熱の有効利用をすることができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】電力を出力する燃料電池本体2と、燃料電池本体2より発生した排熱を熱回収系4に伝達させる熱交換器21と、屋内に配置され熱回収系4により回収された熱を蓄熱する貯湯槽31と、屋内に配置され熱回収系4により回収された熱を送風により放熱する送風ファン5及びラジエータ6と、送風ファン5の送風先を室内又は室外に切り替え可能な切替弁7と、を備えて構成することで、余剰熱の放熱先を例えば気温に応じて屋内又は屋外に切り替えることができる。 (もっと読む)


【課題】小型化を実現すると共にシステム効率を向上させる。
【解決手段】燃料電池システム1は、改質用原燃料を改質し改質ガスを生成するFPS2と、改質ガスを用いて発電を行う燃料電池スタック3と、燃料電池スタック3のオフガス及び燃焼用原燃料の少なくとも一方を燃焼させFPS2を加熱するバーナ4と、バーナ4に改質用原燃料を供給する燃焼用ポンプP2と、FPS温度を検出する温度検出センサ5と、FPS温度に基づき燃焼用ポンプP2を制御する制御部6と、を備え、制御部6は、燃焼用ポンプP2で供給される燃焼用原燃料の熱量とオフガスの熱量との合計値がFPS2の必要熱量よりも大きく、且つオフガスの熱量が必要熱量よりも小さい場合において、FPS温度が所定温度域R内に維持されるように、バーナ4でオフガスが燃焼されている状態にて燃焼用ポンプP2を間欠運転制御する。 (もっと読む)


【課題】余剰電力を熱として回収する以外にも有効利用することが可能な燃料電池システムを提供する。
【解決手段】原料を改質して水素含有ガスを生成する改質部21、及びシフト触媒によって水素含有ガス中に含まれる一酸化炭素を除去するシフト部22を有するFPS20と、FPS20におけるシフト部22のシフト触媒を加熱するシフトヒータ24と、水素含有ガスを用いて電力を発生する燃料電池と、燃料電池50における発生電力のうち、外部電力負荷EIにおける需要電力を超える余剰電力を、シフトヒータ24に供給する余剰電力供給ラインRLと、を備える。余剰電力を燃料電池システム1に必須の構成であるシフトヒータ24で使用することにより、従来のように個別の余剰電力用ヒータを配設する必要がなく、小型化やコスト低減を図るうえで好適である。 (もっと読む)


【課題】小型化可能な改質器を提供する。
【解決手段】火炎Fの燃焼を保つ保炎筒30をセラミックによって形成することにより、従来のステンレス鋼等の鋼材で形成された保炎筒と比べて保炎筒30の断熱性が高まることとなる。このため、例えば、バーナから放射される火炎Fに偏芯や傾きが生じ、保炎筒30が局所的に加熱される場合であっても、保炎筒30から該保炎筒30の外側の部材への局所的な伝熱を防止できる。このように、保炎筒30の外側の部材が局所的に加熱されることがなくなるため、保炎筒30と該保炎筒30の外側の部材(燃焼筒16や改質触媒14、断熱材17等)との間の距離を短くすることができ、改質器11の小型化を図ることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 回収水を水タンクとイオン交換器との間で循環させるための循環ポンプにかかる負荷を抑制することができる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 燃料電池システム1では、イオン交換器6の下端よりも高くかつイオン交換器6の上端よりも低い領域R内に水タンク5及び循環流路L1,L2が配置されている。そのため、イオン交換樹脂12の性能を発揮させるべく、イオン交換樹脂12に対し、回収水を鉛直方向に沿って流通させ、また、イオン交換樹脂12に対する回収水の接触時間を確保するべく、イオン交換樹脂12の高さを維持しても、水タンク5及び循環流路L1,L2の配置による揚程の増加が防止される。 (もっと読む)


【課題】運搬の際に脱硫器の温度が上昇して脱硫剤に吸着した炭化水素系燃料ガスが脱離し、脱硫器の内圧が上昇しても、圧力抜きできる使用済み脱硫器の運搬装置および燃料電池発電システムのメンテナンス方法の提供。
【解決手段】圧力容器4−1と、圧力逃し弁SV01を備える使用済み脱硫器4の運搬装置であって、圧力逃し弁SV01の入口側は、使用済み脱硫器4の燃料入口及び燃料出口に設けられている開閉弁のうち一方が接続され、圧力逃し弁SV01の出口側は、前記圧力容器4−1に接続されることを特徴とする使用済み脱硫器4の運搬装置により課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】経時的な残留磁化によって生じる測定誤差を抑制することができる直流電流センサ及び直流電流計測方法を提供する。
【解決手段】直流の被計測電流Iを入力する巻き線41がコイル状に巻きつけられる磁性体からなるコア部材40を有し、被計測電流Iによって発生しコア部材40によって集磁された磁束の変化を検出する巻き線42の出力Iに基づいて被計測電流Iを計測する直流電流センサ34であって、コア部材40に交流磁界を印加する回路43及びスイッチSWを備えることにより、コア部材40に発生した残留磁化を消磁することができる。 (もっと読む)


【課題】エネルギーの有効利用を図りつつ、システム全体の小型化を図ることができる燃料電池システムを提供すること。
【解決手段】原料を改質して水素含有ガスを生成する改質部21と、改質部21における改質に要する熱を供給するバーナ21aと、水素含有ガスを用いて電力を発生する燃料電池と、電子部品71b,72bを有し、燃料電池で発生した電力の調整を行う電力調整機構70と、電子部品からの熱移動を受けた酸素含有ガスをバーナに供給する酸素含有ガス供給機構30と、を備える構成とする。電力調整機構70によって加熱された空気をバーナ21aに供給することで、新たなポンプや熱交換器を設置せずに、省エネルギー化を図ることができ、電力調整機構70の冷却を行うことができる。また、電力調整機構70を冷却するためのファンや放熱フィンを設置する必要をなくす。 (もっと読む)


【課題】燃料電池の過負荷の抑制及び供給電力の安定化を適切に両立させることができる燃料電池システム、及び燃料電池の過負荷の抑制及び供給電力の安定化のバランスが適切となるように調整することができる燃料電池システムの調整方法を提供する。
【解決手段】燃料電池2からの電力をパワーコンディショナ3により昇圧・変換して外部負荷へ供給するとともに、パワーコンディショナ3を介して燃料電池2の余剰電力を余剰ヒータ4へ供給する燃料電池システム1であって、パワーコンディショナ3は、余剰ヒータ4へ供給される電流を計測する電流センサ34を含み、電流センサ34への電流値は、電流センサ34の温度誤差による誤差電流値に基づいて外部負荷9への電流値よりも小さくなるように予め調整されることを特徴として構成する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で所望の組成の改質ガスを得ることができる改質装置、及びこれを備える燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池システム1の改質装置3においては、対向する第1の計測部P1及び第2の計測部P2で計測された温度の平均値が平均温度として取得され、その平均温度が基準温度に近づくようにバーナ12への燃料供給量が制御される。これにより、改質触媒部16から流出する改質ガスの温度分布が経時的に変化したとしても、改質ガスの温度を正確に計測して、所望の組成の改質ガスを得ることができる。しかも、第1の計測部P1及び第2の計測部P2という2つの計測部のみにおいて計測が行われるため、構成の単純化を図ることができる。従って、燃料電池システム1の改質装置3においては、簡単な構成で所望の組成の改質ガスを得ることが可能となる。 (もっと読む)


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