説明

アルプス・グリーンデバイス株式会社により出願された特許

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【課題】従来例の構成では基板上の配線パターンによっては、被測定電流が流れる被測定電流路に近い位置に磁気センサ素子を設けることができず、感度を高められないことがあった。
【解決手段】磁気センサ素子と磁気センサ素子が配置された絶縁基板とを備えて構成された電流センサであって、絶縁基板には被測定電流路が配置される切り欠け部または孔が設けられ、磁気センサ素子は第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とを有し、第1の磁気センサ素子と第2の磁気センサ素子とが切り欠け部または孔を挟んで配置され、絶縁基板の切り欠け部または孔に被測定電流路が配置された際に、被測定電流路の軸方向と直交する回転対称軸に対して、第1の磁気センサと第2の磁気センサとが等距離に対称配置されるとともに、第1の磁気センサと第2の磁気センサとを結ぶ仮想線と被測定電流路の軸方向とが直交しないように絶縁基板を傾けて配置したことを特徴とした。 (もっと読む)


【課題】 特に、初透磁率の熱安定性を向上させることが可能な圧粉磁心及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 軟磁性粉末5及び絶縁性結着材6を有する混合物を圧縮成形し、熱処理して得られる圧粉磁心であって、前記絶縁性結着材6は、バインダー樹脂と、ガラスとを有してなり、前記ガラスのガラス転移温度(Tg)は前記熱処理の温度よりも低いことを特徴とするものである。本発明の圧粉磁心及びその製造方法によれば、初透磁率の熱安定性を向上させることが可能になる。また、絶縁性結着材にガラスのみならず軟磁性粉末よりも粒径の小さい磁性微粒子を添加することで、初透磁率(初期)を高めることができ、また初透磁率のみならず鉄損の熱安定性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 磁性コアの底部に端子板を配置する凹部を形成したインダクタンス素子において、前記凹部を形成することに起因するインダクタンスの低下を抑制できるようにする。
【解決手段】 磁性粉末の集合体である磁性コア10の内部にコイル体20が埋設されている。磁性コア10の底面11に、コイル体10から延びる端子板25,25を配置するための凹部15,15が形成されて、端子板25,25の表面と磁性コア10の底面11との段差が小さくなっている。磁性コア10は、凹部15とコイル体20とで挟まれた領域αにおいて磁性粉末の密度が高くなっており、領域αの部分の磁束密度を高くできる。そのため、凹部15が形成されたことによるインダクタンスの低下が抑制できるようになる。 (もっと読む)


【課題】被測定電流の通流時においても故障判定が可能な、故障判定機能を有する電流センサを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の電流センサ1は、第一の磁気センサ素子11aと、感度の絶対値が前記第一の磁気センサ素子11aと略等しい第二の磁気センサ素子11bとが、感度軸が互いに逆向きになるようにして直列に接続されてなる直列回路11と、前記直列回路11の合成特性を算出する合成特性測定部12と、前記合成特性測定部12において算出された合成特性が所定範囲から外れた場合に故障と判断する故障判定部13と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】被測定電流からの誘導磁界に対して互いに相反する方向の磁気ベクトルの差分に基づいて電流を検出する電流センサにおいて、ノイズの影響を効果的に抑制することを目的の一とする。
【解決手段】被測定電流からの誘導磁界に対して互いに相反する方向の磁気ベクトルを検出して出力信号を出力する第1の磁気センサ101及び第2の磁気センサ102と、第1の磁気センサ101の出力信号と第2の磁気センサ102の出力信号の差分を出力する差動増幅回路103と、第1の磁気センサ101の出力端子と差動増幅回路103の入力端子を電気的に接続する第1の配線104と、第2の磁気センサ102の出力端子と差動増幅回路103の入力端子を電気的に接続する第2の配線105とを具備し、第1の配線104と第2の配線105の配線容量を概略等しくする。 (もっと読む)


【課題】デジタル処理部からのノイズの影響を低減でき、微小電流を高精度で検出可能な電流センサを提供すること。
【解決手段】本発明の電流センサ1は、電流線11を通流する被測定電流からの誘導磁界により出力信号を出力するセンサ部15と、センサ部15の出力信号をアナログ処理するアナログ処理部16と、アナログ処理部16からの出力信号をデジタル処理するデジタル処理部17と、センサ部15及びアナログ処理部16を覆うように設けられた第一の遮蔽シールド14aと、デジタル処理部17を覆うように設けられた第二の遮蔽シールド14bと、を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】センサの位置ズレ許容度を向上させると共に、出力感度を向上させることができる電流センサを提供すること。
【解決手段】本発明の電流センサ1は、被測定電流を一方向に通流する第一の導電路12aと、第一の導電路12aに所定の間隔を空けて隣接し、第一の導電路12aとは逆方向に被測定電流を通流する第二の導電路12bとを含む導電部材12と、第一の導電路12aを通流する被測定電流からの誘導磁界により出力信号を出力する第一の磁気センサ14a、および第二の導電路12bを通流する被測定電流からの誘導磁界により出力信号を出力する第二の磁気センサ14bと、第一、第二の磁気センサ14a、14bの出力信号を差動演算する差動部21と、を具備し、第一、第二の導電路12a、12b間のギャップにより、第一、第二の導電路12a、12bとの間の磁場の傾きが設定されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】広範囲の被測定電流を測定でき、しかも小型化可能な電流センサを提供すること。
【解決手段】本発明の電流センサ1は、被測定電流からの誘導磁界の印加により抵抗値が変化する磁気抵抗効果素子122a〜122dを含む磁界検出ブリッジ回路と、磁気抵抗効果素子122a〜122dに磁界H1を印加する電磁石13a、13bと、磁界検出ブリッジ回路から出力される出力信号に応じて電磁石13a、13bから磁気抵抗効果素子122a〜122dに印加する磁界強度を制御する切替制御回路221とを具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】広範囲の被測定電流を測定でき、小型化・薄型化可能な電流センサを提供すること。
【解決手段】本発明の電流センサ1は、被測定電流からの誘導磁界Hにより出力信号を出力する第一の磁気センサ14a及び第二の磁気センサ14bと、第一の磁気センサ14aの出力信号と第二の磁気センサ14bの出力信号とを制御する制御部21と、を具備し、第一の磁気センサ14a及び第二の磁気センサ14bは、感度軸方向D1、D2からの誘導磁界Hに対して略同一の検出感度を有すると共に、感度軸方向D1、D2が、被測定電流からの誘導磁界Hの印加方向に対して互いに異なる角度θ1、θ2をなすように固定されることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】差動演算によって外部磁界の影響を十分に除去し、電流測定精度の低下を抑制することができる電流センサを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の電流センサ11は、主電流線を通流する被測定電流から分流された分流電流を通流する電流線103と、電流線103の周囲に配置され、電流線103を通流する電流からの誘導磁界により略逆相の出力信号を出力する第一の磁気センサ105aおよび第二の磁気センサ105bと、が同一基板に設けられた磁気センサチップ101と、第一の磁気センサ105aおよび第二の磁気センサ105bに接続され、第一の磁気センサ105aおよび第二の磁気センサ105bの出力信号を差動演算する演算装置と、を具備し、磁気センサチップ101の電流線103は、配線15a、15bを介して、被測定電流を通流する主電流線13と接続されることを特徴とする。 (もっと読む)


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