説明

株式会社シンワ機械により出願された特許

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【課題】容器内の食材をムラなく均一に蒸気殺菌する。
【解決手段】リテーナ11に支持された米充填容器1を蒸気殺菌する装置10において、上チャンバー12に対して上下動可能な押さえ板36が設けられ、下チャンバー13には容器底受部材16が設けられる。押さえ板は上下チャンバーが離れた位置にあるときはリテーナに支持された容器の上方に離れて位置しているが、下チャンバー13を上昇させて上下チャンバー間に密閉空間を形成するときに、容器持ち上げ手段が容器を押し上げて容器フランジが押さえ板の下面に当接し、さらに押さえ板を容器ごと持ち上げる。これにより容器の開口が押さえ板で閉止され且つ押さえ板の自重が作用した状態で蒸気殺菌が行われるので、蒸気噴出による米の飛散が防止される。下チャンバーに対して相対移動可能な突き上げ板51で容器を持ち上げても良い。 (もっと読む)


【課題】容器内の食材をムラなく均一に蒸気殺菌する。
【解決手段】リテーナ11に支持された米充填容器を蒸気殺菌する装置10において、ノズルユニット20が上チャンバー13に取り付けられる。ノズルベース21上に所定高さで所定の閉じた形状に設けられたスチームガイド23は上チャンバーの下面との間に実質的に閉塞された蒸気室25を形成する。ノズルベースの下方に設けられたノズルホルダー24は上下チャンバーが密接状態にあるときに容器開口を実質的に閉止する。ノズルホルダーを貫通して蒸気室と容器内部とを連通させる蒸気ノズル31はノズルベース上の所定高さまで突出した位置で開口するとともに、その下端はノズルホルダー下方に突出して容器の奥底近くまで入り込むので、蒸気室に導入された蒸気はノズルから容器内に噴出される。蒸気に混入する熱水は隔壁22底面近くの開口26を通って排水される。 (もっと読む)


【課題】無菌パック食品の製造において、容器の奥や角隅に収容されている食材に対しても加圧蒸気をスムーズに入り込ませて内容物の全般をムラなく均一且つ効果的に殺菌できるようにする。
【解決手段】食品を収容するメッシュ状の収容室3aを有するバケット3を該収容室を上向きに開口させた状態で上方水平搬送路T1に沿って搬送しながら、バケットの収容室にトレイ1を被せ、殺菌装置40により収容室に収容した食品をトレイと共に殺菌した後、バケットを反転搬送路T2に沿って反転させることにより、バケット収容室内の殺菌済食品をトレイに移し替えて食品収容トレイ1’とし、昇降台25によりローラーチェーン20でリターン搬送されるバケットから離してバーコンベア30に移載する。反転搬送路T2に沿って設けられる反転レール24は、反転途中でトレイがバケットから離脱することを防止する。 (もっと読む)


【課題】スプレータイプのフライ食品製造装置において、粘着性の高い衣材料が付いた重い原料食材であってもベルトコンベアのメッシュへの付着を防止する。
【解決手段】フライ食品製造装置10の食材供給ステーション14に、食材搬送ベルトコンベア11による食材搬送面を超えた所定レベル23aまで高温の油23を収容する主フライパン22を設けると共に、補助フライパン40を主フライパンの内部に収容可能とした。補助フライパンのメッシュ板43に載置した原料食材16に高温の油を噴射して油の中で浮遊した状態で所定時間の予備的な揚げ調理を行う。その後食材搬送ベルトコンベアに移載される、形崩れのないフライ食品が製造される。 (もっと読む)


【課題】常温保存可能に容器パックされたパスタ食品の製造においてアルデンテ状態を保って食感の良いパスタ食品を比較的簡易な設備で比較的安価に提供する。
【解決手段】パスタ原料麺を所定時間茹でる工程(S12)と、茹でたパスタを個食分ずつ容器に充填する工程(S15)と、容器に充填したパスタを高温高圧蒸気で加圧加熱処理する工程(S17)と、該加圧加熱処理済パスタを蒸煮してアルデンテ状態に茹で上げる工程(S18)と、該加圧加熱処理済パスタが充填された容器を密閉シールする工程(S19)とを経て、食感に優れた容器パックパスタ食品を製造する。密封シール工程は好ましくはクリーンブース内で行う。 (もっと読む)


【課題】薄いプラスチックフィルムからなる容器蓋材に凹部を効率的に成形する。
【解決手段】フィルム移送面に沿って供給されるフィルム1の両側に加熱部材10と成形型部材15を対向配置し、これらをフィルムを挟んで密接した位置に移動させてこれらの間に密閉空間を形成する。この状態で、フィルムを加熱部材のヒータ12に密着させて成形可能に加熱軟化させると共に、このフィルムを成形型部材の成形面16に密着させて該成形面に対応した形状の凹部を備えた蓋材に成形する。空気圧送及び/または真空吸引を用いてフィルムをヒータ/成形面に密着させることができる。 (もっと読む)


【目的】新規の構成を有する食品用容器、及び、この容器を用いたパック食品の製造方法を提供する。
【構成】本体2と蓋体3とからなる食品容器1であって、本体の上端縁には略水平の段設面26が形成されると共に、この段設面から外方に向かう傾斜面27が形成され、且つ、この傾斜面から段設面の下方を通って本体内に通じる通路4を与えるための開口部28が本体の上端外縁に間隔をおいて複数形成されている。第一の被着状態(図2)では蓋体の周縁下端が本体の段設面に当接載置して通路を介して容器内外のガス流通を許容する。蓋体を第一の被着状態から本体に向けて押し込んだ第二の被着状態(図3)では、蓋体の周縁内面が本体上端縁の傾斜面に略面接して通路を閉塞してガス流通を遮断する。この食品容器を用い、第一の被着状態で蒸気で炊飯・調理した後、第二の被着状態でパック食品を製造することができる。 (もっと読む)


【目的】気密性の高く長期保存性に優れた真空パック用食品容器を提供する。
【構成】本体1に蓋体3が被着された状態において容器内に温度低下に伴う負圧が形成されたときに本体と蓋体との間の気密性を向上させるように働く気密性向上手段が備えられる。気密性向上手段の一例は、本体の上端外側角部に形成された断面円弧状の周回溝1dに嵌合された変形可能なOリング2であり、その外周部分および上方部分はそれぞれ本体の外側および上方に部分的に突出しており、且つ、その外径は蓋体の内径より若干小さく形成されている。蓋体を本体に被着したときにOリングの外周突出部分が弾性的に収縮変形して第一の気密状態(図2)を形成し、さらにOリングの上方突出部分が弾性的に収縮変形して第一の気密状態よりさらに高度な第二の気密状態(図3)を形成する。 (もっと読む)


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