説明

株式会社モリタ東京製作所により出願された特許

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【課題】 従来、歯科診断用OCTにおける歯部への信号光の照射位置は全体像から目視又はカメラにより診断位置を絞って限定し、各方向に走査された深さ方向の断面画像を取得していたが、1回の診断範囲は数ミリ角でありまた、所用位置近辺を計測診断する場合の移動位置は施術者の記憶によるため、後で複数の組み合わせ画像を見たときどの位置の断面画像であったか不明確な場合があった。
【解決手段】多関節アーム先端のプローブの照射部は、手動設定により3次元座標に基づいて移動するため、所定位置が口腔内のどの座標位置にあるかを多関節アームの各関節毎に回動位置角度センサを設けて検知し、演算処理して3次元の位置データが得多後、当該位置の断面画像と合成した画像信号をメモリし、組み合わせ表示して各表示画像データー間の相対的な位置関係を知ることができる。 (もっと読む)


【課題】 従来OCT眼科用の場合、参照光側で高速光遅延装置として複数のプリズムを等間隔に配した円板を高速回転させ深さ方向の走査を行っており、またサンプル側に配設された光スキャナによりデータ取得を高速化する方式があるが、回転方式の円板は小型化が困難かつ高速回転にはバランス調整を要し光学系も複雑でかつ、円板回転で複数のプリズムが切替わる瞬間は参照光データが取得できず、またサンプル側のプローブ内に光スキャナがあるものは、プローブが振動や衝撃に弱い問題があった。
【解決手段】 本体の参照側に配置された深さ方向の高速光遅延装置が、光ファイバからの光源光を導入するコリメートレンズとその光を受ける二次元方向高速光スキャナと、その光を受けて反射する回折格子と、同反射された回帰光を受ける前記高速光スキャナ及び前記コリメートレンズを配設してなる。 (もっと読む)


【課題】従来、高速でのデータを取得は、例えば、サンプル側を高速で参照側を低速でスキャンし、取得データは横断面画像に限定されていた。しかし歯科ではプローブを口腔内に挿入しなければならず照射窓の挿入方向は限定される。そしてスキャン方向が限定されると取得断面画像の方向も限定されるため、希望するデータが取得できない場合があった。この問題を解決するOCT装置と方法を提供する。
【解決手段】サンプル側に高速〜低速の光スキャン装置及び低速光スキャン装置を有し、前記光スキャン装置の双方又はいずれかを作動させ、又は停止させる切り替え操作部を備え、また、参照側に高速〜低速光スキャン装置を有し、同装置を高速〜低速に作動させ、又は停止させる切り替え操作部を備えてなり、切り替え操作により一つの装置で各種方向の光断面画像及び三次元画像を取得することができる。 (もっと読む)


【課題】従来、参照光側に高速光遅延装置として複数個の直角プリズムを等間隔に配置した円板を高速回転させ深さ方向の走査を高速化しているが、円板の小型化は困難でかつ高速回転には精密なバランス調整要し光学系も複雑である、またプリズム回転切り替り時参照光が当らない瞬間はデータが取得できない。 また、サンプル側に光スキャナを配しデータ取得を高速化する方式では、照射光がセクター方式のため被検体から戻る信号光の量が少なく、照射光を平行にするにはレンズ等による補正を要し、また、構造上プローブ内に光スキャナが入り振動や衝撃に弱かった。
【解決手段】参照光を、参照鏡を高速で直線状に往復運動させる高速光遅延機構によって反射させる本方式は、光学系は最も単純で、回帰する信号光の量も多く、かつ連続したデータが取得できる。 (もっと読む)


【課題】OCTの生体における診断は、眼科では網膜下の詳細な光断層画像の取得用としてあるが、歯科では被検体が歯部で象牙・エナメル質、歯肉部等の硬軟両組織からなりまた、口腔内は狭小で形状も個人差が大であるため、歯科用装置では検出部のハンドピースの形状とその内部構造及び操作性が重要である、これに適する歯科光診断装置用ハンドピースを提供する。
【解決手段】診断用信号の取得が光ファイバ型で、ハンドピースの外形が円筒状で同直径の挿入部及び把持部からなり、型式はA〜H型の8種類で主として挿入部先端内部の構造が異なるが、いずれも構造が簡単で操作が容易である。また歯部診断箇所の位置決め用のガイド光の目視又は、表面画像を取得する光源と撮像用カメラを把持部に備えてなる。 (もっと読む)


【課題】操作パネル上の操作ボタンの操作後初期設定値の操作値に戻す機能を持ち、また表示板に表示される操作項目を任意に選定することのできる歯科用チェアユニットを提供する。
【解決手段】本発明は、従来複雑な操作を行う必要があった前記歯科用チェアユニットの初期設定値の操作値へ戻すリセット機能と、歯科用チェアユニットのメインスイッチ投入時に、最初に操作パネル1の表示板4に表示される操作項目を任意に選定できる機能及び、その順列を選定できる機能を既存の決定ボタン3に追加し、あるいは初期設定値の操作値へ戻す専用のリセットボタン7を新たに操作パネル1に設けて、前記リセット、及びメインスイッチ投入時に最初に表示する操作項目や、順列の設定をワンタッチで実行可能にする。 (もっと読む)


【課題】超音波振動子を含み体内の生体軟組織に当接させ計測するセンサとその制御部からなる蝕覚センサや、歯肉の硬度を計測する歯肉診査用触覚センサー等があるが、いずれも接触子として専用の形態のセンサを必要とし、複数項の測定には高価な機器となり操作も面倒であった。本発明は従来の治療用超音波スケーラを診断用にも使用できる計測機能を備えた歯科用超音波スケーラを提供する。
【解決手段】治療並びに診断用センサとして使用する歯科用超音波スケーラハンドピースと、同スケーラの共振周波数測定機能を備えた駆動回路とからなり、対象計測物体にハンドピース先端のチップを当接し操作部を切り替えることにより
計測物の硬度・軟度が測定する。 (もっと読む)


【課題】従来の歯科用チェアに被装される単純なパットや、頸部用枕付ヘッドレストカバーは成人患者にのみ適用でき、身長や座高が低い小児や高齢の患者には有効度が低いので小児・高齢者にも有効に適応可能な歯科用チェアのマット状シートを提供する。
【解決手段】チェア本体の各部を覆う座部マット状シートと、脚部マット状シートと、上下に2分割された背もたれ部マット状シートがそれぞれ連結手段を介して曲折可能に連結・一体化され、さらに、前記脚部マット状シート及び背もたれ部の上部のマット状シートの裏面にはエアーにより膨張・収縮する筏状のバルーンが複数個並列に配置された歯科用チェアのマット状シートによる。 (もっと読む)


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