説明

太洋基礎工業株式会社により出願された特許

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【課題】単位量の掘削土砂を攪拌するにあたって駆動装置の出力を従来よりも小さくする地盤改良攪拌装置を提供する。
【解決手段】駆動装置によって回転される回転軸11と、回転軸11の先端部に備えた掘削翼14と、掘削翼14よりも非先端部側に複数段に備えられ丸棒状に形成した攪拌翼12と、回転軸11に対して回転自在に備えられ地盤と攪拌翼12との供回りを防止する供回り防止翼17とを備える。各攪拌翼12を丸棒状に形成したので、従来のような板状部材からなる攪拌翼よりは攪拌抵抗が小さい。したがって、単位量の掘削土砂を攪拌する場合でも小さな出力の駆動装置で十分である。 (もっと読む)


【課題】遮水壁をいかなる強度で固化するかを明確化した遮水壁の固化材の配合設計方法。
【解決手段】粘土鉱物と水硬性固化材とからなる固化材と、安定液とを混合してなるソイルセメントで地下遮水壁を作製する際の固化材の配合設計方法であって、ソイルセメント全体量に対する固化材の重量比率をx、および、水硬性固化材に対する粘土鉱物の重量比率をyとして、(i)任意の透水係数kよりも遮水壁の透水係数の方が小さくなる遮水性条件と、(ii)遮水壁の破壊時に、遮水壁が延性破壊を起こすような遮水壁の変形係数となる変形追随性条件と、(iii)遮水壁の強度が、地震の際に遮水壁に生ずる最大主応力差qmaxに安全率Fsを乗じた値よりも大きくなる地震安定性条件と、を設定し、前記(i)遮水性条件、(ii)変形追随性条件、(iii)地震安定性条件のそれぞれを、xとyと定数とで表現される不等式に変換し、前記不等式を全て満足するxおよびyを選択する。 (もっと読む)


【課題】
地盤中での溝壁の崩壊を防ぎつつ掘削を行い、周辺の地盤と同程度の強度、低ヤング率等の特性を持ち、地震の震動荷重によりクラックが入らず、しかも止水性の良好な遮水壁を構築する。
【解決手段】
地盤中に遮水壁を構築する方法であって、次の段階(1)(2)を含むものとする。 (1)掘削機1から気泡を吐出し、気泡と掘削土との混合体からなる気泡安定液の存在下に掘削する。 (2)気泡安定液に粘土鉱物と水硬性固化材を混合し、遮水壁を構築する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、既設構造物の基礎の耐力増強と液状化防止とを同時に達成できる基礎補強工法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の基礎補強工法は、既設基礎の直下にグラウトを注入する注入管兼用の鋼管杭を既設基礎を支圧体として圧入設置する工法であり、以下の工程に沿って施工する。
すなわち、本発明の基礎補強工法は、既設基礎14の直下に補強杭20を圧入する作業空間A’を掘削形成する掘削工程と、既設基礎の底面14aを支圧面として補強杭20を圧入する補強杭圧入工程と、補強杭20の中空部を介してグラウトGを注入するグラウト注入工程と、既設基礎14を支持する支持部材38を補強杭20に接合する支持部材接合工程と、掘削した作業空間A’に既設基礎を補強する補強基礎40を形成して埋め戻す埋戻し工程とからなる。そして、補強杭20はグラウト注入孔28を備えるとともに、所定長さの複数の鋼管22を順次継ぎ足して形成することを特徴とする。 (もっと読む)


【目的】地盤中に地盤改良材を多点的に注入する多点地盤注入工法および装置であって、特に、地盤状況が各層毎に異なる地盤に対して、これら各層毎に最適な注入を同時にあるいは選択的に達成し得る。
【構成】独立した圧気による駆動源4で作動し、かつ、集中管理装置26で制御される多数のユニットポンプ3、3・・3を備え、これら多数のユニットポンプ3、3・・3が導管10、10・・10を通して複数の注入管8、8・・8と接続され、前記多数のユニットポンプ3、3・・3の作動により、地盤改良材を複数の吐出口7、7・・7から地盤1中の複数の注入ポイント6、6・・6を通して多点注入することから構成される。 (もっと読む)


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