説明

東京鐵鋼株式会社により出願された特許

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【課題】 布基礎鉄筋構造において、補強筋を主筋に溶接しなくても、補強筋と上側主筋との連結強度が得られ、コンクリートの厚さを増大させることなく、十分なかぶり厚さを確保できるようにする。
【解決手段】 布基礎鉄筋構造3は、互いに平行をなして水平に延びる上下の主筋21,22と、主筋21,22の長手方向に間隔をおいて配置されるとともに垂直に掛け渡されて主筋21,22に溶接された多数の剪断筋23とを備えている。補強を必要とする部位には、補強筋25が上下の主筋21,22に垂直に掛け渡され、結束線により主筋21,22に連結される。補強筋25の上端には拡径部25aが設けられ、この拡径部25aが上側の主筋21の近傍においてその上に配置される。補強筋25の下端には拡径部25bが設けられ、この拡径部25bが下側の主筋21の近傍においてその下に配置される。 (もっと読む)


【課題】 鉄筋の配置によってモルタル(充填材)の充填時間が長引くのを回避できる鉄筋用継手を提供する。
【解決手段】 継手20は、ネジ部21とスリーブ部22とを備えている。スリーブ部22は、内部空間22aと、開口端22bと、ネジ部21側の端部に形成された排出口22dとを有している。ネジ部21にネジ鉄筋からなる第1鉄筋12の端部が螺合し、スリーブ部22の内部空間22aに第2鉄筋32の端部を収容した状態で、内部空間22aにモルタルを充填することにより、第1,第2の鉄筋12,32を連結する。スリーブ部22の内周面には突起25が形成されている。この突起25は、排出口22dより開口端21b側に配置されるとともに、その周方向の位置が排出口22dとほぼ合致する。この突起25により第2鉄筋32のスリーブ部22に対する横ずれ量を制限し、排出口22dが形成されたスリーブ部22の内周面と第2鉄筋32の外周面との間に、十分な間隙を確保する。その結果、排出口22dを通るモルタルの流通抵抗の増大を回避できる。 (もっと読む)


【課題】 戸建家屋の基礎用鉄筋組立体の剪断筋の性能をフックや溶接に依らずに発揮できるようにする。
【解決手段】
水平な主筋31に剪断筋33を垂直に交差させて溶接し、戸建建物の基礎用の鉄筋組立体2を構築する。剪断筋33の端部には拡径加工を施し、コブ状の端太部34を形成する。コブ状端太部34は、剪断筋33の定着部として機能する。これにより、剪断筋33が剪断応力に対し十分に抵抗することができる。 (もっと読む)


【課題】 PC杭の製造時に変形することのないPC杭用端板を提供する。
【解決手段】 PC杭用端板A1の本体部1の一端面1aには、複数の第1ねじ孔11を形成する。各第1ねじ孔11は、本体部1の周方向へ等間隔に配置する。本体部1の他端面1bには、第1ねじ孔11と同数の第2ねじ孔12を形成する。第2ねじ孔12は、第1ねじ孔11と同軸に配置する。 (もっと読む)


【課題】 プレキャスト部材の接続工法において用いられる止栓であって、再利用が可能な止栓を提供する。
【解決手段】 止栓8の外周面の一側部に、小径側の端面から大径側の端面まで延びる切欠き部81を形成する。切欠き部81は、止栓8の外周面を構成する円に対して弦をなす平面81aによって区画する。 (もっと読む)


【課題】 アンカーフレームの支持板を容易に水平にすることができるようにする。
【解決手段】 四角形の枠状をなす支持板2の下面の各辺部に脚部材3をそれぞれ配置する。脚部材3は、金属製の平板を折り曲げることにより、水平な下板部3Aと、この下板部3aの一端部から鉛直に起立する起立板部3bと、この起立板部3bの上端部から下板部3b側と逆側に延びる水平な上板部3cとを有する階段状の部材とする。上板部3cを支持板2の下面に溶接固定する。支持板2の各辺の縁を、起立板部3bから上板部3cの先端側へ離間させる。 (もっと読む)



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