説明

社団法人北里研究所により出願された特許

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本発明は、ネマデクチンを、糖が付加し得るC−13ヒドロキシルネマデクチンとして得るためにネマデクチンアグリコン生合成遺伝子群の改変を行い、C−13ヒドロキシルネマデクチンを生産する生産株を作製する。更にまた、エバーメクチンの配糖化およびオレアンドロース生合成に関与するavcBI−BVIII遺伝子群を導入して、C−13グリコシルネマデクチン生産株を作製する。このように、分子遺伝学的手法によって作製した生産株によりC−13ヒドロキシルネマデクチン及びC−13位が配糖化されたネマデクチンを効率的に取得することができ、その生物活性の改善が期待できる。 (もっと読む)


【課題】新規なα、β−不飽和ラクトン誘導体またはその薬学的に許容しうる塩、水和物、または溶媒和物を提供する。また、該化合物を有効成分とする癌の治療剤および予防剤を提供する。さらに、該化合物の分子設計の方法を提供する。
【解決手段】下記一般式(I)


(式中、R1がHを表す時、R2とR3はそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基を表し、R1が炭素数1〜3のアルキル基を表す時、R2とR3はそれぞれ独立してHまたは炭素数1〜3のアルキル基を表し、R4はメチル基またはエチル基を表し、R5はメチル基、ヒドロキシメチル基、またはカルボキシル基を表し、XはH、OH、またはメトキシ基を表す)で示されるα、β−不飽和ラクトン誘導体、またはその薬学的に許容しうる塩、水和物、または溶媒和物。 (もっと読む)


本発明に係る化合物は、ビフラボノイドのシアル酸配糖体からなることを特徴としている。 このようなビフラボノイドのシアル酸配糖体は、培養細胞を用いたinvitroの系のみならず、マウスを用いたinvivoの系でも抗インフルエンザウイルス活性が認められ、インフルエンザの予防ないし治療剤として有用であるばかりでなく、インフルエンザの予防ないし治療用飲食物としても有用である。 (もっと読む)


本発明は、ロドコッカス属に属し、K01−B0171−B物質及び/又はK01−B0171−C物質を生産する能力を有する微生物を培地で培養し、該培養液中にK01−B0171−B物質及び/又はK01−B0171−C物質を蓄積せしめ、該培養物からK01−B0171−B物質及び/又はK01−B0171−C物質を採取する。得られたK01−B0171−B物質、K01−B0171−C物質、またはこれらの物質の組成物は抗結核薬の医薬品として有用であると期待される。 (もっと読む)


【課題】 生体防御機構を賦活化する天然由来の多糖成分もしくは本多糖成分からなる多糖混合物もしくは前記多糖成分を含むナイモウオウギおよびキバナオウギ地上部の抽出エキスを有効成分とする強力な生体防御機能賦活化剤を得るものである。
【解決手段】 ナイモウオウギおよびキバナオウギ地上部由来で、構成糖がアラビノース、ラムノース、フコース、キシロース、マンノース、ガラクトース、グルコース、グルクロン酸、ガラクツロン酸から選ばれた組成を有する多糖成分、並びに本多糖成分もしくはキバナオウギ地上部由来の多糖成分を有効成分とする生体防御機能賦活化剤である。 (もっと読む)


下記式


で表されるFKI−1033物質を生産する能力を有する微生物を培地で培養し、培養物中にFKI−1033物質を蓄積せしめ、該培養物からFKI−1033物質を採取するものであって、得られたFKI−1033物質はリアノジン拮抗活性、殺虫活性および抗蠕虫活性を有し、有効性、毒性などの面で満足し得る農薬、動物薬、医薬品として有効な薬剤であると期待される。
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本発明は、真菌感染症に対して、低濃度、短期間で作用し、耐性菌出現頻度の低減化を可能にしたアゾール系抗真菌剤の活性増強物質であって、該物質の一つとして、上記式[I](但し、RがAcの時、R及びRはAc、RはMe等)で表される化合物である。
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本発明はカビや酵母などいわゆる真菌類の感染による真菌症に対する薬剤であり、ストレプトミセス属に属し、K99−5278A物質、K99−5278B物質、K99−5278C物質を生産する能力を有する微生物を培地に培養し、その培養物中にK99−5278A物質、K99−5278B物質、K99−5278C物質を蓄積せしめ、該培養物からK99−5278A物質、K99−5278B物質、K99−5278C物質を採取する。得られた物質は新しい抗真菌剤として期待される。 (もっと読む)


本発明は、マウス由来のマクロファージ泡沫化を阻害する新規マクロファージ泡沫化阻害物質FKA−25物質およびその製造法であり、シュードボトリティス属に属する、FKA−25物質を生産する能力を有するシュードボトリティス エスピー FKA−25を培地に培養し、その培養物中にFKA−25物質を蓄積せしめ、該培養物からFKA−25物質を採取される。得られたFKA−25物質はマウス由来のマクロファージの泡沫化を特異的に阻害することから動脈硬化症やそれに起因する疾病の予防および治療に有用であると期待される。 (もっと読む)


【課題】 コクシエラ菌の抗原または該抗原に結合する抗体からなるQ熱診断薬の製造および、それらを用いたQ熱の診断方法を提供することを課題とする。
【解決手段】
本発明者らはQ熱(コクシエラ症)の疫学、ならびに診断方法および診断薬の開発を行った所、無血清培養法でコクシエラ菌の培養が可能であることを初めて見出し、この菌体を用いることにより、無血清培養法によるQ熱診断薬の製造が可能であることを明らかにした。また、これらの診断薬を用いて、コクシエラ菌を高感度で検出できる免疫測定法、一例としてラテックス凝集法を確立した。
コクシエラ菌を無血清培養することで得られる抗原および該抗原に結合する抗体からなる本発明のQ熱診断薬は、血清中に含まれる抗コクシエラ菌抗体の混入を防ぎ、従来のQ熱診断薬よりも感度の高い診断方法を確立することが出来ると期待され、医療・製薬分野で非常に有益なものである。 (もっと読む)


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