説明

調和工業株式会社により出願された特許

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【課題】 杭打抜機に装着されたチャックによってハット形矢板4を挟持する技術を改良して、迅速かつ容易に正しく挟持できるようにする。
【解決手段】 反力受部材1を構成して、1対のチャック6A,6Bが正しくハット形矢板4を挟持し得る位置・姿勢となるように支持し、かつ、位置決め部材3を設けてハット形矢板4をチャックに対して位置決めする。チャックの固定側コラム7bが受ける曲げ力を反力受部材1がバックアップするので、該固定側チャックを軽量化しても破損する虞れが無い。1対のチャック6A,6Bが重心Gを掴むので(詳しくは、断面図において重心Gを通りウエブに平行な仮想の線がフランジ4fと交わる2箇所付近を挟持するので)、ハット形矢板に曲げ力が掛からず、正確な杭打ちが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 振動杭打機に設けられるチャックを改良して、該チャックの固定側コラム7bの厚さ寸法Tを短縮しても該固定側コラムが損傷する虞れの無いようにする。
【解決手段】 2組のチャック6Aと同6Bとが対向離間している箇所に、「作動油を封入密閉した油圧バッグ11」を介装する。((B)図参照)チャックシリンダの伸張力(矢印P)によって、固定側コラム7bが矢印Q方向に押されても、((A)図参照)上記の力Qに対して油圧バッグ11内の作動油の静圧(矢印R)が拮抗し、該固定側コラム7bに大きい歪みを生じさせない。また、該固定側コラム7bに亀裂などの損傷を生じる虞れも無い。 (もっと読む)


【課題】 杭打用の水ジェット装置を改良して、異常発生時に水ポンプの損傷を未然に防止する。
【解決手段】 水ポンプ11は水タンク10内の水を吸入・加圧・吐出し、ホース9を経てノズル4に供給する。上記ノズル4は杭1に固着されたソケット2に装着されている。前記水ポンプ11の吐出圧力は圧力センサ14で検出され、その検出信号はタイマ機能付き自動制御装置(CPU)15に入力される。該自動制御装置15は、入力された圧力信号の数値だけでなく、その変化の緩急を識別する機能を有している。水タンク内の水が無くなって水ポンプ11が空気を吸入するとか、ノズル4がソケット2から脱出するとかいった異常が発生すると、ポンプ吐出圧力は異常状態特有のパターンで変動するから、自動制御装置15は異常の内容を判別して水ポンプ11の負荷を軽減させるように制御する。 (もっと読む)


【課題】 2本の鋼管杭を、縦方向に接続する技術を改良して、溶接作業を用いることなく、しかも接続部のガタを無くする。接続部のガタを無くすることによって、振動杭打ちに耐え得るようになる。
【解決手段】 内嵌形管継手3と外嵌形管継手4とが嵌め合わされ、キー5a,5bによって抜け止めされる。この抜け止めは、キーに限らず、ピン,コッタ,ボルトなど、各種の公知技術を適用してもよい。本発明は、上記の抜け止め処理に加えて楔7を設け、締込みネジ8によってテーパ溝3cの中へ圧入する。これにより、前記抜け止め処理箇所のガタが無くなり、振動杭打ちに際して抜け止め部材が叩かれて破損することを防止し得た。 (もっと読む)


【課題】 杭1に固着されたノズルホルダ5に挿入されたノズル本体6を、所定のテンションで抜け出すように抜け止めする技術を改良して、高圧給水ホース17を捩る必要無く、テンションエレメント8のフック係合孔8bと、ノズル本体6に設けられたエレメントフック7とを係合せしめ得るようにする。
【解決手段】 ノズル本体6に対して回動可能にカラー9を外嵌し、上記カラー9に対してエレメントフック7を固着する。これにより、該エレメントフック7はノズル本体6の周りに回動し得るので、高圧給水ホース17を捩らなくても、テンションエレメント8のフック係合孔8bをエレメントフック7に合わせることができる。前記テンションエレメント8は、くびれた形の破断部8aを有していて、所定の引張力を受けたとき破断するようになっている。 (もっと読む)


【課題】 杭列の上に載置される「作業機を搭載した作業台」を改良して自走機能を与え、クレーンの協力を要せずに杭列に沿って移動し得るようにする。
【解決手段】 (A)のように、作業台4に設置した2個のクランプベース6a,6bのそれぞれによって、鋼管杭1a,1bを把持して該作業台4を支持した状態から、クランプ爪8′の挟持を解放して上方に引き上げて待避させ、(B)のように、クランプベース6bを中心として、作業台4を円弧矢印θのように回動させ、当初鋼管杭1aを把持していたクランプベース6aのクランプ爪8によって、(C)のように鋼管杭1cを把持する。これにより鋼管杭1aと鋼管杭1bとで作業台4を支持していた(A)の状態から、鋼管杭1bと鋼管杭1cとで作業台4を支持する(C)の状態まで自力走行する。 (もっと読む)


【課題】 振動式杭打抜機用の起振機に装着されているチャックを回転させる機構を改良して、該チャックを支持しているベアリングが小容量のものでも充分な耐久性を発揮することができ、かつ、該チャックに把持されている杭のz軸周り回転角位置を、地球基準で容易に制御できるようにする。
【解決手段】 チャック4の回転軸4bにブレーキ胴6aを固着するとともに、該回転軸に対してスプライン8を介してドリブン歯車7を取り付け、駆動モータMによって回転駆動する。前記のブレーキ胴6aを、固定シュー6b及び可動シュー6cで制動することにより、起振機に対してチャックを強固に固定する。前記駆動モータMの正,逆転・停止は、ジャイロ機構Jによる回動角位置検出信号αに基づき、自動制御回路CPUによって行なわれる。 (もっと読む)


【課題】 2本の平行な鋼管5aをH型鋼6bを介して一体に溶接して成る連結鋼管6を杭として用いる場合に好適なチャック技術を提供する。
【解決手段】 2本の鋼管5aの中心を結ぶ線をX軸とし、その中央を座標原点Oと名付ける。少なくとも2組のチャック(この例では4組・2A,2B,2C,2D)を、X軸に関して対称に、および/または、座標原点Oに関して対称に配置する。(この例の場合)連結鋼管杭6は4個のチャックによって均等に把持され、偏りの無い力を加えて正確かつ高能率で打ち抜きできるようになる。 (もっと読む)


【課題】 油圧ショベル1に起振機4およびチャック5を装着した方式の杭打抜機を改良して、該油圧ショベル本体の上に「杭打抜機用の弁機構から成る油圧ユニット」を搭載する必要を無くする。
【解決手段】 起振機4を制御するための弁機構12A,およびチャック5を操作するための弁機構12Bをアーチハンガ3に搭載する。油圧配管8は、油圧ショベル1に本来的に備わっている配管を利用することができる。上記の改良によって配管系が簡素になって、製造コストが低減され、油圧配管内におけるエネルギー損失が軽減される。前記弁機構12A,12Bの重力荷重は杭6を押し下げる力を付勢するが、起振機4の起振力を減殺する虞れは無い。 (もっと読む)


【課題】 起振機ケース7を上下方向(紙面と直角方向)に貫通する杭挿通孔8を備えた振動杭打抜機用の起振機を改良して、当該起振機の運転を継続しつつ起振力を増減調節し得るようにする。
【解決手段】 水平な中心線Y軸と平行な2本の補助軸y′,y″を、Y軸に関して対称に設定する。y′軸と同心に第1の固定偏心重錘軸22及び第1の可動偏心重錘軸35を配置すると共に、y″軸と同心に第2の固定偏心重錘軸26及び第2の可動偏心重錘軸36を配置する。第1の固定偏心重錘軸22と第1の可動偏心重錘軸35との間に位相差調節機構25を介在させて連結すると共に、第2の固定偏心重錘軸26と第2の可動偏心重錘軸36との間に位相差調節機構25を介在させて連結する。y′軸の偏心重錘軸とy″軸の偏心重錘軸とを、タイミングベルト及びタイミング歯車列で同期連動させる。 (もっと読む)


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