説明

起振力の調節可能な杭打機用起振機

【課題】 起振機ケース7を上下方向(紙面と直角方向)に貫通する杭挿通孔8を備えた振動杭打抜機用の起振機を改良して、当該起振機の運転を継続しつつ起振力を増減調節し得るようにする。
【解決手段】 水平な中心線Y軸と平行な2本の補助軸y′,y″を、Y軸に関して対称に設定する。y′軸と同心に第1の固定偏心重錘軸22及び第1の可動偏心重錘軸35を配置すると共に、y″軸と同心に第2の固定偏心重錘軸26及び第2の可動偏心重錘軸36を配置する。第1の固定偏心重錘軸22と第1の可動偏心重錘軸35との間に位相差調節機構25を介在させて連結すると共に、第2の固定偏心重錘軸26と第2の可動偏心重錘軸36との間に位相差調節機構25を介在させて連結する。y′軸の偏心重錘軸とy″軸の偏心重錘軸とを、タイミングベルト及びタイミング歯車列で同期連動させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は振動杭打機の主要構成機器である起振機に関するものであって、特に、偏心重錘の回転速度に対して独立に起振力を増減調節し得るように改良したものである。
【背景技術】
【0002】
杭打機には、大別して振動式と圧入式とが有り、それぞれ長短が有るので両方とも広く実用されている。
図2は振動式杭打機を用いて杭を打設している状態を示す。ただし、本図に描かれているのと同様にして既設の杭を抜き取ることもできる。本発明において杭打機とは、詳しく言えば杭打抜機の意である。
図2(A)においては、地面1に打ち込む杭2の上端をチャック3で把持し、
上記チャック3が設けられている起振機4を、クレーン5で吊り上げて杭打設地点に運び込み、
該クレーン5によって「杭2を把持しているチャック3および起振機4」を吊り降ろしながら、該起振機4を作動させて杭2に振動を与える。
【0003】
以上に説明した図2(A)の方式では、起振機が杭の上方に位置し、その起振機をクレーンで吊持するので、
a.杭打設地点の上方に障害物(例えば橋桁など)が有るときの打抜作業が困難であり、
b.機械装置の重心位置が高いため不安定であり、安全確保が困難である。
こうした不具合を解消するため、図2(B)に示した方式の杭打抜作業が開発され、現に広く実用されている。
【0004】
図2(B)においては、ショベルカー6のフロントアタッチメントとしてリーダー7を設け、このリーダ7によって起振機4を上下に案内し、かつ上下に駆動する。
上記の起振機4にはチャック3が設置されていて、杭2は上記の起振機4およびチャック3を上下に貫通して取付けられ、把持される。
起振機4を作動させて杭2に振動を与えると、該杭2はリーダー7に案内されて地面1の中へ打ち込まれる(引き抜きの場合も同様にして行なわれる)。
【0005】
作業の安全という面から見て、また低空頭(頭上障害物が低い所に在っても作業可能)という面から見ても、図2(A)の方式に比して図2(B)の方式が望ましい。
この(B)図の方式で振動杭打ちを行なうためには、起振機4の中央を上下に貫通させて、杭挿通孔(後に掲げる図3において符号8の構成部分)を設けなければならない。
起振機の中央部に上下貫通孔を設け、かつ、起振用の主要構成部材(偏心重錘、偏心重錘軸など)を上下貫通孔に関して対称に配置するには格別の工夫が必要である。
このような工夫の1例として、特開平10−99781号公報に記載された発明が公知である。
【0006】
図3は、杭挿通孔8を有する起振機ケース7の中に、2組の起振ユニット(複数個の偏心重錘)を対称に配置した起振機の先行技術を示し、模式的に描いた平面図である。
Y軸に関して対称に、第1の偏心重錘軸9と第2の偏心重錘軸10とが設けられ、それぞれ、第1の偏心重錘13,第2の偏心重錘14が取り付けられている。
さらに、Y軸に関して対称に、第3の偏心重錘軸11と第4の偏心重錘軸12とが設けられるとともに、第3の偏心重錘軸11には第3の偏心重錘15および第4の偏心重錘16が、第4の偏心重錘軸12には第5の偏心重錘17および第6の偏心重錘18が、それぞれ取り付けられている。
【0007】
前記第1の偏心重錘軸9は駆動モータ21によって回転駆動され、その回転はタイミング歯車列19を介して第3の偏心重錘軸11に伝動される。
また第2の偏心重錘軸10は駆動モータ21′によって回転駆動され、その回転はタイミング歯車列19′を介して第4の偏心重錘軸12に伝動される。
さらに、前記第3の偏心重錘軸11と第4の偏心重錘軸12とは、タイミングベルト20によって連結され、同期回転せしめられる。
本従来例において、第1の偏心重錘13の偏心モーメント量は、第3の偏心重錘15の偏心モーメント量と第4の偏心重錘16の偏心モーメント量との和に等しく、
第2の偏心重錘14の偏心モーメント量は、第5の偏心重錘17の偏心モーメント量と第6の偏心重錘18の偏心モーメント量との和に等しい。
【特許文献1】 特開平10−99781号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
杭打機用起振機には偏心重錘式が多く用いられる。この型式の起振機は基本的に、発生する振動の周波数(毎分)と、偏心重錘の回転数(毎分)とが等しい。
また、発生する振動エネルギーは回転速度の2乗に比例する。
このため、起振機の運転を開始する場合、静止していた偏心重錘が回転を始めて、次第に回転速度が上昇するに伴って、発生する振動も次第に増大する。
このようにして、起振機が始動されてから定格回転速度に到達する途中で、その振動周波数が地盤の固有振動数と一致したとき、該地盤が共振して大きく振動する。
また起振機を支持している機械装置(例えばショベルカーのフロントアタッチメント)の固有振動数と一致したとき、該機械装置が共振して大きく振動する。
【0009】
起振機の発振周波数が地盤に共振すると、付近の住民に対して振動公害を及ぼす。例えば病院などのように静粛を要する施設が有る場合、振動公害問題は深刻である。
また起振機を支持している機械装置が共振すると、該機械装置の損耗が促進され、甚だしい場合には亀裂,折損を誘発する。
このため、偏心重錘の回転速度と無関係に起振力を増減調節し得ることが要望される。
こうした要望に応えて、固定偏心重錘と可動偏心重錘とを設けた構造の起振機が開発され、実用化されている。
【0010】
しかし乍ら、前掲の図3に例示したように、「杭挿通孔(8)を塞がないように、Y軸に関して対称に起振要素(偏心重錘,偏心重錘軸)を配列する」ということと、「回転速度に対して独立に起振力を増減調節する」ということとを両立せしめる技術は未だ開発されていない。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたものであって、その目的とするところは、
起振機ケースの中央部を上下に貫通する杭挿通孔を備えた起振機に適用することができ、しかも、起振要素(偏心重錘等)の回転速度に対して独立に起振力を増減調節することのできる、杭打機用の起振機を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を達成するために創作した本発明の基本的な構成は(図1を参照)、
Z軸がほぼ垂直をなす直交3軸X,Y,Zを想定するとともに、
X軸と直交しY軸に平行な2木の補助軸y′,y″を、Y軸に関して対称に設定し、
第1の固定偏心重錘(23)を装着された第1の固定偏心重錘軸(22)と、第1の可動偏心重錘(24)を連結された第1の可動偏心重錘軸(35)とが、y′軸に沿って配置されており、
第2の固定偏心重錘(27)を装着された第2の固定偏心重錘軸(26)と、第2の可動偏心重錘(28)を連結された第2の可動偏心重錘軸(36)とが、y″軸に沿って配置されており、
前記第1,第2の固定偏心重錘軸(22,26)の内の少なくとも何れか片方が駆動モータに接続されるとともに、これら2本の固定偏心重錘軸(22,26)を相互に同期回転せしめるよう機械的に連結する機構が設けられており、
前記第1,第2の可動偏心重錘軸(35,36)の内の少なくとも何れか片方が、前記固定偏心重錘軸に対し、位相差調節機構(25)を介して連結され、
上記第1,第2の可動偏心重錘軸(35,36)が相互に同期回転せしめるよう機械的に連結する機構が設けられていることを特徴とする。
【0012】
本発明を実施する場合、前記2本の固定偏心重錘軸および/または2本の可動偏心重錘軸を同期回転せしめるように連結する機構として、タイミング歯車列(31,34)と、2組のタイミングベルト(29,30、32,33)を用いることが望ましい。
また、本発明を実施する場合、前記の位相差調節機構として、油圧式のベーンモータを用いることが望ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明を適用すると、偏心重錘軸が補助軸y′,y″に沿って、すなわち中心線Y軸に関して対称に配置されているので、当該起振機の中央部に杭挿通孔を設けることが容易である。
すなわち、杭挿通孔に貫通させた杭と、起振エレメント(偏心重錘,偏心重錘軸など)とが干渉しない。
その上、位相差調節機構によって固定偏心重錘と可動偏心重錘との位相差を任意に調整することができるので、起振力を100%から0%までの間で随時に調節することができる。
従って、地盤が共振するという不具合、および、起振機を支持する機械装置が共振するという不具合を解消することができ、公害防止および機械装置の耐久性向上のために有効である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は本発明装置の1実施形態を模式的に描いた平面図であって、先行技術を描いた図3に対応する図である。
ほぼ水平な直交2軸X,Yを想定する。Z軸はほぼ垂直であって点Oを通り、紙面に直交している。
起振機ケース7に、上記の点Oと同心の杭挿通孔8が設けられている。
Y軸に関して対称に、補助軸y′,y″を想定し、補助軸y′に沿わせて第1の固定偏心重錘軸22と第1の可動偏心重錘軸35とを配置する。
同様に、補助軸y″に沿わせて第2の固定偏心重錘軸26と第2の可動偏心重錘軸36とを配置する。これら4本の偏心重錘軸は、それぞれ起振機ケース7に対し、ベアリングを介して回転自在に支持されている。
【0015】
前記第1の固定偏心重錘軸22は、第1の固定偏心重錘23を固定的に装着されるとともに、駆動モータ21によって回転駆動される。
前記第2の固定偏心重錘軸26は、第2の固定偏心重錘27を固定的に装着されるとともに、駆動モータ21によって、前記第1の固定偏心重錘軸22と反対方向に回転駆動される。
上記2本の固定偏心重錘軸22,同26が、相互に等しい回転数となるように、1組のタイミング歯車列31を介して、2本のタイミングベルト29,同30によって機械的に連結されている。ここに機械的に連結するとは、電磁的連結や流体的連結でなく、固体(弾性体を含む)の部材による連結の意である。
【0016】
従来例(図3)における第3の偏心重錘軸11と第4の偏心重錘軸12とは、同じ回転数で同じ方向に回れば良いので、単純に1個のタイミングベルト20で連動させていた。
しかし、本実施形態(図1)における第1の固定偏心重錘軸22と第2の固定偏心重錘軸26とは、同じ回転数で反対方向に回転させるよう、タイミング歯車列31を介して同期連動させてある。
歯車列とは、マグローヒル科学技術用語大辞典によると、回転軸の間などに用いられる2個以上の歯車の組合わせであるが、本発明においては歯車数を偶数個(好ましくは2個)とする。その理由は、回転方向を反転させるためである。
【0017】
前記第1の固定偏心重錘軸22に対して第1の可動偏心重錘24を回転自在に外嵌するとともに、
上記第1の固定偏心重錘軸22の先端部を、位相差調節機構25の中心軸に接続する。
そして、上記第1の可動偏心重錘24に対して同心に、位相差調節機構25の筐体を固着する。
本実施形態においては、上記位相差調節機構として既製の油圧式ベーンモータ(市販品)を用いた。この油圧式ベーンモータは正,逆転可能であり、圧力油の流量に比例した角度で回動し、圧力油の流出入を遮断するとロックされるので、位相差調節機構として利用するに好適である。
図示を省略するが、前記位相差調節機構(ベーンモータ)25には、スイベルジョイントおよび操作弁を介して圧力油供給管路が接続されている。
【0018】
前記位相差調節機構(ベーンモータ)25の筐体に対して同心に、前記第1の可動偏心重錘軸35を固定的に連結する。
上述と同様にして、第2の固定偏心重錘軸26に対して第2の可動偏心重錘28を回転自在に外嵌し、この第2の可動偏心重錘28に位相差調節機構(ベーンモータ)25の筐体を固着し、この筐体に対して第2の可動偏心重錘軸36を同心に連結する。
前記2本の可動偏心重錘軸35,同36が、相互に等しい回転数で反対方向に同期連動するよう、1組のタイミング歯車列34と2個のタイミングベルト32,同33によって連結されている。
【0019】
次に、以上のように構成された実施形態(図1)における作用効果について説明する。
第1の固定偏心重錘軸22は位相差調節機構(ベーンモータ)25の回転軸に接続され、該位相差調節機構の外筐は第1の可動偏心重錘24に固着されている。このため、上記の位相差調節機構(ベーンモータ)に圧力油を供給すると、第1の固定偏心重錘23と第1の可動偏心重錘24とが相対的に回動する。また、圧力油の送入・流出を遮断すると、上記2個の偏心重錘(23,24)の位相差が固定される。
【0020】
上記のようにして2個の偏心重錘が相対的に回動して位相差が変化する作用、および、位相差が固定される作用は、第1の固定偏心重錘軸22が回転しているか否かに拘わらず行なわれる。
すなわち、当該起振機が運転されている状態においても、固定偏心重錘と可動偏心重錘との位相差を、随時に、かつ任意に増減調節することができ、かつ、位相差を固定することもできる。
上記双方の偏心重錘の位相差を0度から180度までの間で変化せしめることにより、起振力を100%から0%までの間で変化させることができる。
【0021】
比較的小形軽量の偏心重錘を用いて大きい起振力を発揮させるには、偏心重錘の回転速度を高くすることが有効である。
このため、偏心重錘式振動杭打機の定格回転速度は、例えば2,200回転/分というような高速に設定される。
従って、偏心重錘式振動杭打機を始動させてから定格状態に到達するまでの間、および定格状態から減速させて停止させるまでの間に、地盤の固有振動数に対応する回転数となる状態、すなわち地盤が共振する虞れが有る状態を通過する場合が非常に多い。
同様に、起振機を支持している機械装置(例えばショベルカーのアーム)が共振する虞れが有る状態を通過する場合も極めて多い。
しかし、本発明を適用すると、偏心重錘の回転数が地盤や機械装置の固有振動数を通過するとき、起振力を0ならしめておくことにより、共振に関するトラブルを完全に回避することができる。
【0022】
図1から容易に理解されるように、本発明装置において振動を発生する主要部材(偏心重錘および偏心重錘軸)は、Y軸に関して対称に配置されており、
しかも、2個の固定偏心重錘相互、および2個の可動偏心重錘相互が機械的に同期連結されている。
このため、ほぼ純粋なZ軸方向(紙面に直角)の振動力が、起振機ケース7に対して均等に与えられる。従って、駆動モータ21によって与えられた回転エネルギーが、高効率でZ軸方向の振動に変換される。
さらに、図1から容易に理解されるように本発明装置は、起振機ケース7の中央部に配置しなければならない主要部材を有していないので、杭挿通孔8の設置が妨げられない。
このように杭挿通孔を設置することによって、杭を上下に貫通させて支持し、図2(B)に例示した低重心,低空頭の作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】 本発明装置の1実施形態における模式的な平面図
【図2】 振動杭打作業における2つの形式を説明するための概要的な正面外観図
【図3】 杭挿通孔を有する起振機の従来例を示す模式的な平面図
【符号の説明】
【0024】
7…起振機ケース
8…杭挿通孔
21…駆動モータ
22…第1の固定偏心重錘軸
23…第1の固定偏心重錘
24…第1の可動偏心重錘
25…位相差調節機構
26…第2の固定偏心重錘軸
27…第2の固定偏心重錘
28…第2の可動偏心重錘
29…タイミングベルト
30…タイミングベルト
31…タイミング歯車列
32…タイミングベルト
33…タイミングベルト
34…タイミング歯車列
35…第1の可動偏心重錘軸
36…第2の可動偏心重錘軸

【特許請求の範囲】
【請求項1】
Z軸がほぼ垂直をなす直交3軸X,Y,Zを想定するとともに、
X軸と直交しY軸に平行な2本の補助軸y′,y″を、Y軸に関して対称に設定し、
第1の固定偏心重錘(23)を装着された第1の固定偏心重錘軸(22)と、第1の可動偏心重錘(24)を連結された第1の可動偏心重錘軸(35)とが、y′軸に沿って配置されており、
第2の固定偏心重錘(27)を装着された第2の固定偏心重錘軸(26)と、第2の可動偏心重錘(28)を連結された第2の可動偏心重錘軸(36)とが、y″軸に沿って配置されており、
前記第1,第2の固定偏心重錘軸(22,26)の内の少なくとも何れか片方が駆動モータに接続されるとともに、これら2本の固定偏心重錘軸(22,26)を相互に同期回転せしめるよう機械的に連結する機構が設けられており、
前記第1,第2の可動偏心重錘軸(35,36)の内の少なくとも何れか片方が、前記固定偏心重鍾軸に対し、位相差調節機構(25)を介して連結され、
上記第1,第2の可動偏心重錘軸(35,36)が相互に同期回転せしめるよう機械的に連結する機構が設けられていることを特徴とする、起振力の調節可能な杭打機用起振機。
【請求項2】
前記2本の固定偏心重錘軸および/または2本の可動偏心重錘軸を相互に同期回転せしめるように機械的に連結する機構が、
歯数の等しい2個の歯車から成るタイミング歯車列(31,34)と、2組のタイミングベルト(29,30、32,33)とを具備していることを特徴とする、請求項1に記載した起振力の調節可能な杭打機用起振機。
【請求項3】
前記の位相差調節機構(25)が、
圧力油の流入,流出量に比例した角度で正,逆回動し、かつ、圧力油の流出入を遮断することによって回動を阻止されるベーンモータによって構成されていることを特徴とする、請求項1に記載した起振力の調節可能な杭打機用起振機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−207354(P2006−207354A)
【公開日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−47898(P2005−47898)
【出願日】平成17年1月27日(2005.1.27)
【出願人】(391002122)調和工業株式会社 (43)
【Fターム(参考)】