説明

調和工業株式会社により出願された特許

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【課題】 振動杭打抜機用のチャック回転機構に設けられているブレーキ装置を改良して、強い振動を受けても早期に損耗する虞れを無くし、かつ、小形軽量化する。
【解決手段】 (A)は模式的な平面図であって、回転軸4bにはチャック(図外)が連設されている。該回転軸4bに固着されたブレーキ胴11の周囲を約3等分する位置に、1個の可動シュー12と、2個の固定シュー14とを配設する。上記可動シューはブレーキシリンダ13で駆動され、ブレーキ胴11に対して前進・押圧したり後退・離間したりする。前記固定シュー14は、図外のケースに対して固定的に配置されている。前記ブレーキ胴は、(B),(C)に示すごとく、その周囲にリング溝状のブレーキ溝(15a,18a)が設けられ、可動シューと固定シューとに対応している。 (もっと読む)


【課題】施工期間が短い河川内での橋脚の補強を短期間で完了することができ、上空の制限を受ける施工においても鋼矢板の圧入による仮締め切り工法の施工が支障なく行える鋼板巻き立ての橋脚補強工法を提供する。
【解決手段】橋脚1の外面にアンカーボルトを植立て、巻立てに使用する補強鋼板4と同じ材質の鋼板を用いた先行プレート23を、前記アンカーボルトで橋脚1の外面に取付け、仮締め切り工21と橋脚1の対向面間に配置した切梁22の橋脚側端部を前記先行プレート23に結合することで、仮締め切り工21にかかる外圧を切梁22を介して橋脚1で支持し、この状態で前記仮締め切り工21内の土砂を掘削した後、橋脚1の外面にこの外面を覆うように補強鋼板4を巻立てて耐震補強を施し、先行プレート23を残すことで補強鋼板4の一部とする。 (もっと読む)


【課題】 振動式の杭打抜機を改良して、杭打地点の上方に障害物が有っても杭の打ち抜き作業を容易ならしめ、かつ杭の姿勢制御(垂直軸周り回転角位置の調節)を容易ならしめる。
【解決手段】 ショベル系建設車両に着脱し得るエクステンション7によって、水平軸H周りの回動可能に旋回機構8を装着する。該旋回機構8の下方に、緩衝機構9を介して起振機構10を装着するとともに、該起振機構10の下方にチャック機構11を装着する。平面図(B)に表わされているように、これらの機構には垂直な中心孔が形成されていて、チャック機構の固定爪11bと可動爪11cとによって杭(図示せず)を把持し、かつ、該杭を垂直軸(紙面と直交)周りに回転させて、杭の角位置(姿勢)を調節することができる。 (もっと読む)


【課題】 振動杭打抜機は一般に、杭の上端に装着して該杭に振動を与えて地中へ貫入させる。重量機器である振動杭打抜機を杭の上端に乗せることは不安定であり、安全性に不安が有る。本発明の目的は、地表付近に設置して杭を打ち抜きできる技術を提供することである。
【解決手段】 静止部Sは、支持ヨーク10によって地面の上方で一定の位置に保持される。上下動部Mは、上記静止部Sから、昇降シリンダ9によって吊持され、該昇降シリンダの伸縮により上下に往復する。前記上下動部Mには下方チャック12Dが設けられていて、打設すべき杭1を把持したり解放したりする。すなわち、チャックを緩めて上昇し、チャックを締めて下降し、これを繰り返して打設杭1を地中に打ち込む。このようにして本発明に係る振動杭打抜機は地面4の付近に位置して打設杭1を地中に打ち込む。 (もっと読む)


【課題】 公知の発明(特開平10−183619号公報)に係る外付け2重管式の振動制御装置を改良して「偏心重錘の回転を継続しつつ起振力を消失させる操作」の所要時間を著しく短縮させる技術を提供する。起振力を瞬時に消失させることができれば、杭を打設する場合、該杭の打ち込み状態(杭頭が地上に突出している高さ)を正確に制御することができる。
【解決手段】 図外の固定偏心重錘と同期回転する内軸2bの外周面に表面硬化処理を施すとともに、図外の可動偏心重錘と同期回転する外管2aの内周面に表面硬化処理を施し、かつ、上記の内軸2bと外管2aとの間にニードル部材14を嵌め合わせる。 (もっと読む)


【課題】 例えば杭打ち作業のように、振動公害を発生する虞れの有る地盤振動を減衰させる技術を提供する。
【解決手段】 震源の周囲の地表を覆って圧電制振板5A,5Bを配置し、その上に加圧重錘6を載置する。前記圧電制振板は、上側鋼板と下側鋼板との間に圧電素子を挟んで構成されている。地盤振動は前記圧電素子に対して繰返し圧力を与えて発電させる。このようにして地盤の振動エネルギーが電気エネルギーに変換され、地盤振動が減衰する。発生した電気エネルギーを電気抵抗に流し、熱エネルギーに再変換して放散させても良いが、バッテリに充電して有効利用することもでき、また、発生電圧を検出して振動の強さを計測することもできる。 (もっと読む)


【課題】 偏心重錘式起振機において、固定偏心重錘と可動偏心重錘との位相差を増減調節して起振力を制御する可逆回動機構を改良して、連結部の応力を緩和するとともに、異常振動を防止する。
【解決手段】 選択図(図1)の上段は従来例、下段は実施例で有る。(B1)に示すように、交差連通孔21cに圧力油を供給する2本の平行油路21dを、スイベル部21gの側から穿孔し、連結部21eには油路を設けない。かつ、前記2本の平行油路21dは、そのf−f断面を描いた(B3)に表されているように、回転軸21の軸心に関して対称に配設する。 (もっと読む)


【課題】振動式杭打抜機に設けられる杭把持装置を改良して、チャックフレーム1に対するチャック爪2の着脱を容易ならしめ、かつチャックフレーム1に対するチャック爪2の装着状態を強固ならしめる。
【解決手段】チャックフレーム1に対するチャック爪2の取付け箇所には、互いに嵌合する凹凸6が形成されており、取付けボルト5を矢印bのように螺合し緊定して、該チャック爪2が取り付けられる。この取付け箇所にキー9を設けるとともに、前記チャックフレーム1に当て板10を固着して、チャックフレーム1に対するチャック爪2のY軸方向の変位(ずれ)を防止する。 (もっと読む)


【課題】 公知発明(特開2002−66458号公報)に係る、揺動モータを設けた起振機の位相差制御技術を改良して、偏心重錘の回転速度と無関係に起振力を制御して、最大起振力を発生することもでき、起振力をゼロにすることもできるようにする。
【解決手段】 従来例の揺動モータは、出力軸16に1対のベーン17,17′が設けられるとともに、ハウジング14に1対のブロック15,15′が設けられていたが、本発明においては、1対のベーンの内の片方(17′)を削除して1個のベーン17のみを残すとともに、1対のブロックの内の片方(15′)を削除して1個のブロック15のみを残す。これにより、ハウジング14に対する出力軸16の相対的な回動のストロークが著しく増大する。空洞20および埋設された大比重金属21は、出力軸のバランスを調整するために、バランスウェイト19はハウジング14のバランスを調整するために設けた。 (もっと読む)


【課題】 公知発明(特開2002−66458号公報)に係る起振機の位相差制御技術を更に改良して、調節された位相差を自動的に保持して、起振力を一定値に維持できるようにする。
【解決手段】 油圧揺動モータ13の出力軸に直結された内軸8aは図外の固定偏心重錘と固着されており、上記油圧揺動モータ13のハウジングと一体的に連設された外管8bは図外の可動偏心重錘と同期し同相で回転する。上記の外管8bと内軸8aとの間にクラッチ機構を設ける。符号19はクラッチ固定板であって、前記の外管8bと一体に連設されており、符号20はクラッチ可動板であって、スプライン21を介して内軸8aに装着されている。上記のクラッチ機構を「接」の状態ならしめると、図外の固定偏心重錘と可動偏心重錘との位相差変化が阻止され、起振力が一定に保たれる。 (もっと読む)


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