説明

株式会社野毛電気工業により出願された特許

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【課題】
直流小型モータの回転トルクを維持するために、板ブラシの幅を狭くする必要があるが、プレス金型技術では限界がある。そこでブラシの形状を板材からワイヤの形状として、開発だ進んだ。しかし、ワイヤの問題点は、ワイヤが伸線加工で製造されているため、整流子とブラシの接触は線または面接触となっており、現状のCu合金や洋白では磨耗が起こりやすく、製品寿命が短いという問題を抱えており、耐磨耗性を改善するために、Cu合金などにAg−Pdをクラッドしたものが使用されるようになった。しかし、クラッド材は製造工程が複雑であり、コスト面から考えても高い欠点がある。
【解決手段】
洋白およびCu合金を芯材として、芯材表面にニッケルめっきを施し、中間層に金などのフラッシュめっきをし、最表面層にパラジウムめっき皮膜を施し、かつ、最表面層を峰状結晶とすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 オーディオ機器内部の配線材、オーディオ機器間の信号伝送線、そしてオーディオ機器で用いられる抵抗、コンデンサ、インダクタンス他の部品のリード線などに従来から錫めっきワイヤが用いられているが、音質面ではさらに改良されることが要望されている。現在の電気用硬銅線または軟銅線などが用いられているが、いずれの方法でもコストアップ、硬質化、機械的外力で硬化するなどの欠点を有している。
本発明の課題は、無酸素銅線を素材とし、その表面が酸化による腐食や音質の劣化が少なく、鉛フリーであるオーディオ用ワイヤを、比較的安価に実現することを目的としている。
【解決手段】 一般的に入手が容易で、使用時の熱や屈曲などによる特性の変化が少ない純度99.99%以上の無酸素銅線を素線として、その銅線に直接極薄い金めっきを施すことにより、音質を著しく向上させ、かつ、腐食やはんだ濡れ性も良好であるワイヤを開発した。 (もっと読む)


【課題】 製造に際して用いる母材のロット誤差や加工過程において生じる製造誤差などによる製品不良を解消し、所定の出力特性を有する感磁性ワイヤを効率良く安定して製造すると共に、特に出力特性として対称励磁による安定した対称出力を得ることが可能な感磁性ワイヤを製造する技術を提供する。
【解決手段】 母材であるワイヤ素材に複数段階の伸線加工を施す過程に複数回の熱処理を施して所定の線径としたベースワイヤを作製し、このベースワイヤに左右の捻り回転を順次加えてテストワイヤを試作し、試作したテストワイヤの出力特性を検査にて確認し、検査結果から得たテストワイヤの出力特性に基づき必要に応じて捻り回転方向や捻り回転数を補正してベースワイヤに左右の捻り回転を順次加えて所定の出力特性とした感磁性ワイヤを製造する。 (もっと読む)


【課題】
ウエハーに部分めっきをおこなう際に、陽極と陰極の間に、被めっき物と同極でかつ電流比率をコントロールできる本補助陰極を被めっき物の陽極側全面に格子状あるいは網目状に配置し、めっきエリアの偏在を軽減し、その結果、厚みばらつきの少ないめっきを行なう方法。
めっきエリアの偏在した品物をめっきする場合、めっき厚ばらつきが大きくなる。
ばらつきの大きいことは生産性、コスト、品質に悪影響を及ぼす。
【解決手段】
被めっき物の前に格子状の本補助陰極を配置し、被めっき物と本補助陰極トータルでのめっきエリアの偏在をおさえる。また、被めっき物と本補助陰極に流れる電流を個別に管理することにより、本補助陰極に流す電流を必要最小限に抑える。また、前面に配置した本補助陰極が被めっき物の特定の部分に影響を与えないよう、相対位置をめっき作業中に変化させる。 (もっと読む)


【課題】
従来の方法では十分な製造速度が得られなかったり、レジストで作られた細長いマスクの中に空気の泡が残ってしまい、銅ポストの径がφ50μm以下でかつ高さが50μm以上のような細い製品の場合良好な作業が出来ない場合が発生していた。また、その設備は高度な機構を使用しているものが多く、価格的に高価なものが多かった。
【解決手段】
本発明はプラズマによるドライ洗浄により、薬液のヌレ性を確保し、かつ、回転式治具を使用することで泡かみなく銅ポストを製造することができる。
また、一度に銅ポストのレジストマスクを形成するのではなく、数回に分けてレジスト製版及び銅ポスト形成を繰り返すことで、高速でかつ精度の高い銅ポストの製造が可能となった。 (もっと読む)


【課題】
無電解Ni-Auめっき時に、ウエハーチップ及び硝子の裏面に金属(主にAu)がつい
ていると、密着性の悪いめっき皮膜が成膜してしまい、密着性が悪いとめっき液中
に剥離した金属が溜り、めっき液が使用できなくなってしまう事が問題である。
【解決手段】
めっき液に裏面を触れさせなければめっきは成膜しないので、ウエハーチップ及び硝子を治具のシリコンゴム上に置き、後ろから真空に引っ張り、チップ及び硝子を治具で保持する。そのため、チップ及び硝子とシリコンゴムが密着するため、めっき液がチップとシリコンゴムの間を通過できなくなるため、裏面にめっき液が触れず、裏面にめっきが付かない。 (もっと読む)


【課題】銅スパッタ膜付きウェハーにネガ型レジストを製版後に電解銅めっきにより配線が形成されるが、銅スパッタ膜とレジストの密着性が悪い為、電解銅めっき中にレジストが崩れてしまい、配線の変形や配線間がショートしてしまうという問題点が発生する。信頼性向上の為にレジストの密着性を改善することが必要である。
【解決手段】本発明は銅スパッタ膜とネガ型レジストの密着性向上の為、レジスト製版後のウェハーに熱処理を加えることにより、電解銅めっきを行ってもレジストが崩れなくなった。 (もっと読む)


【課題】 電気的特性に優れた低抵抗器および工程数を少なくした安価な製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 低抵抗用合金からなる抵抗体11と高導電性材料からなる金属板とが融着されたフープ状材料にメッキ層を設け、低抵抗器の長手方向の幅にスライスする。一対の電極部12,13を形成するために金属板中央をフープ状材料の長手方向に沿って略平行に連続的に平滑切削し、同時に抵抗値調整を行い、トリミング工程を設けない。次に抵抗体11の上面および下面の切削部に絶縁体を被覆し、低抵抗器の短手方向の幅に連続的に切断する。 (もっと読む)


【課題】従来の部分めっき方法である吹き付けめっき時における、欠けや焼けなどのめっき不良を減らす。また、電流密度を大幅に向上させる。
【解決手段】
貯槽12とマスク5及びスパージャー2の間に減圧系を用いた部分めっき装置を考案した。材料6のめっき範囲にマスク5をあてがい上部よりシリンダ軸1で加圧しめっき面を密閉する。 貯槽12に貯えられた薬液は、バルブ9が開放されるとスパージャー2内部に充満し、移送ポンプ10が稼働することにより陽極用パイプ4を通過し薬液が吸引される。薬液が吸引されることによりめっき面付近は絶えず薬液の交換がなされ、陰極面には常に十分な金属イオンが供給される。まためっきにより発生した水素気泡は薬液吸引によりスパージャー2外へすばやく強制移送される。 (もっと読む)


【目的】 Au−Sn、Au−Si等の脆く、かつ、加熱すると急速に引っ張り強度が低下する合金に対しても適用可能な線引き加工方法を提供することを目的とする。
【構成】 ダイス1および素材線Lpを加熱装置2で加熱し、延性を高める。一方、ダイス1から引き出された直後の加工線Lfを冷却装置3で冷却し引っ張り強さを高める。
【効果】 延性を高めて加工を容易とする一方で、加工後は即座に冷却して引っ張り強度を高め断線を防ぐことができる。従って、Au−Sn合金等の線引き加工が可能なる。 (もっと読む)


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