説明

阪神化成工業株式会社により出願された特許

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【課題】
過酷な取り扱いがなされた場合でも強度上の問題がなく、しかも製造コストの抑制も可能なウォーターサーバー用ボトルを提供すること。
【解決手段】
底面13と側面14と肩面15と首部16と、からなるボトル本体11と、可撓性を有する帯状の吊り具21と、でウォーターサーバー用ボトルを構成して、吊り具21は、底面13を跨ぐように配置して、その両端部分を側面14に貼り付ける。この貼り付け箇所の面積を増大することで、吊り具21とボトル本体11との境界に作用するせん断荷重が広く分散して、吊り具21のはがれや、ボトル本体11の過大な変形を防止できる。そのため想定を越えるような過酷な取り扱いがなされた場合でも、強度上の余裕を見込める。また吊り具21は、汎用の粘着テープを使用でき、製造コストの抑制も実現できる。 (もっと読む)


【課題】 服用時に丸薬を取り出しやすい薬剤容器及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】 本発明に係る薬剤容器は、PET樹脂を成形して得られた容器本体の口部がキャップで密栓され、丸薬が収容されるとともに、容器本体の内面にポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル(帯電防止剤)が塗布されてなり、膜厚1.5〜20nmの塗布層が形成されている。かかる薬剤容器は、溶剤で前記帯電防止剤を希釈して、帯電防止剤の濃度を0.03〜0.8重量%にした希釈液を、PET樹脂を成形して得られた容器本体の内面に塗布し、次いで容器本体の内面を乾燥させた後、丸薬を収容させ、その後容器本体の口部をキャップで密栓することにより製造される。 (もっと読む)


【課題】
錠剤を一定量ずつ円滑に取り出し可能で、しかもコストや信頼性にも優れた錠剤容器を提供すること。
【解決手段】
錠剤Jを収容する容器10と、容器10に差し込まれ且つ錠剤Jを通過させるための通路孔24を備える中栓20と、中栓20に覆い被さり一定の範囲で上下に移動可能な冠体40と、冠体40を突出させる付勢部材35と、で錠剤容器を構成する。さらに中栓20の上面には、前記通路孔24を取り囲み且つ上方に突出する複数の弁体26を設けて、個々の弁体26は、弾性変形可能な可倒片31と、錠剤Jをせき止める閉止体29と、で構成する。また冠体40には出口孔45を設けて、この下端の外周には、傾斜面33を押し広げる押圧部46を形成する。この錠剤容器は、錠剤Jの通過ルートが一直線になり、詰まりなどが発生しにくく形状もシンプルである。 (もっと読む)


【課題】
容器を開封するスパイクのほか、ヒンジを介して連結された上蓋を備え、信頼性に優れた液体収納容器のキャップを提供すること。
【解決手段】
容器41の頸部42に覆い被さる筒状の胴部12と、胴部12の上面を覆う天板13と、天板13の上面を覆う上蓋14と、上蓋14と胴部12を連結するヒンジ15と、上蓋14に付勢力を与えるための弾性帯16と、がポリプロピレン樹脂で一体成形されたキャップ11について、天板13の下面にはスパイク31を、天板13の上面には注ぎ口17を、天板13内には液体を注ぎ口17に流す吐出孔18を、上蓋14には吐出孔18を塞ぐ丸棒状のボス21を、それぞれ形成して、さらにボス21に抜き穴24を形成する。抜き穴24によってボス21の柔軟性が高まり、上蓋14を閉じる際のせん断荷重による破断を防止でき、キャップ11の信頼性が向上する。 (もっと読む)


【課題】
歯科用接着剤の使用時において安定な滴下動作と、滴下量の厳密化等の微細な滴下作業を再現性よく円滑に実施でき、しかも内部に収納されている接着剤の温度上昇による膨張も抑制可能な、歯科用接着剤の保管容器を提供すること。
【解決手段】
筒状で内部に接着剤等の液体を収容可能な容器部11を備え、この容器部11の一端面側には外部と連通する吐出口12を有しており、また容器部11の他端面側は底壁14によって塞がれており、この底壁14から吐出口12の反対側に向けて突出する尾部13が形成されている歯科用接着剤の保管容器10を用いることで、液体を滴下する際、鉛筆などの筆記具を持つ時と同様、吐出口12付近を親指と人差し指で支持でき、しかも人差し指の付け根付近で尾部13を支持できるため、保管容器10aの保持状態及び滴下状態の安定性に優れている。したがって、厳密な規定量の滴下を迅速且つ円滑に実施でき、さらに内部に収納されている液体への熱伝導及び温度上昇も抑制できる。 (もっと読む)


【課題】
生産性や品質に優れており、しかも利便性や衛生面にも配慮された点眼用に好適な滴下ノズルを提供すること。
【解決手段】
薬液を収容する本体31の首部32に嵌め込まれ、樹脂の一体成形による滴下ノズル11に、液溜室12と、この液溜室12の底部を塞ぐ隔壁14を設けた上、隔壁14の上面18および下面19を平面状にして、さらに隔壁14の厚さを0.2mm以上で0.6mm以下に限定するほか、隔壁14にレーザー光を照射して直径0.1mm以上で0.3mm以下の連通孔15を形成することで、金型が簡素化され、また成形の際、樹脂の流動性も阻害されず、しかもレーザー光を照射する際も、位置決め誤差が許容できるなどの利点があり、さらに連通孔15によって適度な流動抵抗が生じるため、使用時の利便性にも優れている。 (もっと読む)


【課題】 水蒸気バリア性を確保しつつ、スクイズ性に優れた点眼容器を提供すること。
【解決手段】 外形が円筒形の胴部13と、該胴部13に連なる底部12とを有する、熱可塑性樹脂で形成された点眼容器であって、前記胴部13の内壁面13bには、該内壁面13を周方向に周回する薄肉部13cが形成されており、前記胴部13の軸線Xを通る任意の平面で切断した縦断面形状が、前記胴部13の軸線Xに対して略左右対称に形成されている。 (もっと読む)


【課題】空気圧を大きく且つ安定して変動させることが可能であり、口腔関連圧力測定の精度を高めることができる口腔関連圧力測定用バルーンを提供する。
【解決手段】弾性材料により形成され、内部に閉鎖空間を形成する受圧部20と、受圧部と一体に形成された管状部21とを備え、管状部の開口端を通じて受圧部の内部を圧力検知装置と連通させて、受圧部の内部の空気圧を検知するように構成される。受圧部の管状部の軸方向に直交する横断面の外周形状は、その長軸の長さAと短軸の長さBで表される扁平率f=(A−B)/Aが、長軸の長さAが最大である位置において、0.1≦f≦0.7の範囲に設定された扁平形状を有する。 (もっと読む)


【課題】プラスチックシート積層体にヒートシールを施して成り且つ口栓用のポートが溶着されたプラスチックバッグの製造方法であって、ポート溶着部におけるピンホールの発生を確実に防止し得るプラスチックバッグの製造方法を提供する。
【解決手段】 プラスチックバック(1A)の製造方法においては、ポート(2)として、円形パイプ状のポート本体に略楕円形断面の拡径部を有するポートを使用すると共に、バッグ本体のポート挿入穴(12c)にポート本体を挿入して溶着するに当たり、ポート溶着用ヒートシール金型装置として、劣弧を組み合わせた特定の断面形状のポート部加熱面を有する2分割構造の加熱金型から成るヒートシール金型装置を使用する。そして、加熱金型の押え付けによってポート溶着部(12b)に形成される切返し部分(P)を鈍角状に屈曲させ、切返し部分(P)における薄肉化を防止する。 (もっと読む)


【課題】口栓用のポートが溶着されたプラスチックバッグの製造方法であって、ポート溶着部におけるピンホールの発生を確実に防止し得るプラスチックバッグの製造方法を提供する。
【解決手段】プラスチックバック(1A)の製造方法においては、プラスチックシート積層体(10)にヒートシールを施してバック本体(1)を製造した後、トップシール部(12)のポート挿入穴にポート(2)のポート本体(21)を挿入して溶着する。その際、溶着用の加熱金型(81)と加温用の補助金型(85)とから成る2分割構造のポート溶着用ヒートシール金型装置(8)を使用し、ポート挿入穴の部位を加熱金型(81)によって加熱溶融する間、ポート挿入穴に対してバック本体(1)の中央側に隣接する部位を補助金型(85)によって融点未満の温度に加温して軟化させ、シート(1s)の復元力を緩和して境界部分(P)の薄肉化を防止する。 (もっと読む)


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