説明

日本エヌエスシー株式会社により出願された特許

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【課題】古紙パルプを含む紙料を用いても、抄紙系を複雑にすることなく、操業性を悪化させずに、再生紙の強度を向上させることが可能な添加剤を提供する。
【解決手段】古紙パルプを含むパルプスラリーまたは紙料スラリーに添加される、再生紙製造用のカチオン化タピオカ澱粉であって、カチオン置換度が0.048〜0.207であり、糊化状態での比電荷量が300〜850meq/gであることを特徴とする、カチオン化タピオカ澱粉、それを含む再生紙、並びにその製造法を提供する。 (もっと読む)


【課題】光沢、透明性、耐溶剤性及び密着性は、従来の水系アクリル樹脂から得られる膜と同等であるが、耐水性、特に耐水白化性が向上された膜を与える水系反応性樹脂及びその製造方法を提供する。
【解決手段】(a1)架橋構造を形成し得る反応性シリル基と(a2)アニオン基を有する(A)水系ウレタン樹脂の存在下、(B)重合性不飽和単量体を重合して得られる水系反応性樹脂である。(A)ウレタン樹脂は、(a1)反応性シリル基を、「Si」として0.1〜10重量%含み、(a2)アニオン基を0.01〜1.1meq/g含むことが好ましい。(B)単量体は、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと(C)重合性シラン単量体を含んで成ることが好ましい。本発明の水系反応性樹脂は、耐水白化値の変化(ΔL)が10以下となる膜を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、従来の水系反応性樹脂と比較して、経時的により安定な水系反応性樹脂、具体的には接着強度及び耐水性の両方の初期状態からの低下がより少なく、接着強度及び耐水性が初期状態のまま維持される水系反応性樹脂、その水系反応性樹脂を含んで成る接着剤、その接着剤を用いて得られる接着フィルム、その接着フィルムとガラス基材又はプラスチック基材との積層品を提供する。
【解決手段】(A)有機ポリイソシアネート成分と、(B)50℃で溶融状態であるポリオール成分と、(C)分子内に少なくとも一つの活性水素及び加水分解性シリル基を有する化合物とを反応させることで得られ、架橋構造を形成し得る反応性シリル基を、「Si」として、固形分を基準として0.1〜0.4重量%含有し、(A)に対する(B)の重量比((B)/(A))が2.0以上であることを特徴とする水系反応性樹脂である。 (もっと読む)


【課題】攪拌安定性に優れ、均一な膜厚に塗工し易く、しかも防錆性能に優れた水性樹脂分散体、その水性分散体を含むコーティング剤、及びそのコーティング剤が塗布された建築用基材を提供する。
【解決手段】スチレン化フェニル基を有し、且つ、HLBが16以上であるノニオン系乳化剤を用いる乳化重合で得られた(A)水系高分子と、平均粒子径が0.1μm〜0.5μmである(B)粒状熱溶融性有機質充填材を含んで成る水性樹脂分散体である。ノニオン系乳化剤は、HLBが17.5〜19.0であることが好ましい。更に、上記水性樹脂分散体を含むコーティング剤及びそのコーティング剤が塗布された建築用基材である。本発明のコーティング剤は、防錆剤として使用することができる。 (もっと読む)


【課題】塗工性が良く、低温でも粘着性に優れ、被着体に粘着層を残さないで界面剥離でき、更にマイグレーションがない粘着組成物を提供する。
【解決手段】(I)アクリル系ブロック共重合体と、(II)アクリル重合体とを含む粘着組成物であって、(I)共重合体は、メタクリル酸誘導体に由来する重合体ブロック(A)及びアクリル酸誘導体に由来する重合体ブロック(B1)を含有するブロック共重合体であり、(II)重合体は、アクリル酸誘導体に由来する重合体(B2)を含み、重量平均分子量が1000〜10000の低分子量重合体であり、(I)共重合体と(II)重合体の合計を100重量部として、(I)共重合体の重量が70重量部以下である粘着組成物である。該粘着組成物は、ホットメルト型粘着剤として好適に用いられる。 (もっと読む)


【課題】容易に低コストな重合方法で製造でき、防水性及び防湿性に優れ、上塗り剤のハジキを生じないアクリル系樹脂及びその樹脂を含有する組成物を提供する。
【解決手段】(a1)アルキル基の炭素数が10〜16であるアルキルアクリル酸エステル及び(a2)アルキル基の炭素数が14〜16であるアルキルメタクリル酸エステルから選択される少なくとも1種の(A)アルキル(メタ)アクリル酸エステル:0.5〜24重量部と、(b1)スチレン系誘導体及び(b2)アルキル基の炭素数が8以下であるアルキル(メタ)アクリル酸エステルを含む(B)エチレン性二重結合を有する単量体:76〜99.5重量部とを共重合して得られるアクリル系樹脂及びその樹脂を含む組成物である。共重合は、乳化重合で行うことが好ましく、その組成物は、無機質成形部材用シーラーとして好適に用いられる。 (もっと読む)


【課題】合成ゴム系ホットメルト接着剤に関し、セルロース系基材及びコットン系基材等の親水性基材に対する湿潤接着性を改善すると共に、好ましくは低温接着性、粘度、臭気、経済性から選択される少なくとも1種が改善されたホットメルト接着剤を提供する。
【解決手段】(A)ビニル系芳香族炭化水素と共役ジエン化合物との共重合体である熱可塑性ブロック共重合体と、(B)カルボン酸及び/又はカルボン酸無水物で変性されたワックスとを、含有するホットメルト接着剤である。本発明のホットメルト接着剤は、改良された湿潤接着性を有するので、使い捨て製品に有用である。また、本発明は、(B)カルボン酸及び/又はカルボン酸無水物で変性されたワックスを用いる、改良された湿潤接着性を有するホットメルト接着剤の製造方法も提供する。 (もっと読む)


【課題】 初期接着強度、最終接着強度、熱安定性のバランスに優れた反応性ホットメルト接着剤組成物及びそのような反応性ホットメルト接着剤組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】 (A)イソシアネート基を末端に有し、一分子当たりに含まれるイソシアネート基の数が平均2個以下であるウレタンプレポリマー、(B)インデン及び/又はクマロンに由来する化学構造を含む粘着付与樹脂、及び(C)一分子当たりに含まれるイソシアネート基の数が平均で2個より多い多官能性ポリイソシアネートを含んで成る反応性ホットメルト接着剤組成物は、初期接着強度、最終接着強度、熱安定性のバランスに優れることが見出された。(A)プレポリマーとして、二官能性ポリオールと二官能性ポリイソシアネートとを反応させて得られるものが好ましい。また、(A)ウレタンプレポリマーは、シランカップリング剤に基づく化学構造を更に有するものが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 これまでの両性澱粉の凝集及び定着の効果を改善し、紙料スラリーの凝集効果を高めることによって、最終的に得られる紙の歩留まり及び濾水性を向上させて、強度的に優れた紙を製造し得る方法を提供するものである。
【解決手段】 両性澱粉とアルミニウム化合物を含むものであることを特徴とする糊化紙力増強剤用配合物、両性澱粉とアルミニウム化合物を含む水性スラリー状の混合物を糊化することによって製造されたことを特徴とする糊化紙力増強剤、並びに両性澱粉とアルミニウム化合物が所定量で含まれる水性スラリー状の混合物を形成し糊化することによって糊化紙力増強剤を形成する工程及び紙料スラリー中に所定量の糊化紙力増強剤を添加する工程を含むことを特徴とする製紙方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 塗工紙を製造するために用いられるアルカリ増粘剤が、フィルターやポンプを通過する際、ポンプを破損させ、フィルターを詰まらせるという問題を緩和し、好ましくは実質的に解消する。
【解決手段】
単量体(A)と単量体(B)との共重合体のエマルジョンから成り、単量体(A)は(メタ)アクリル酸、単量体(B)は、単量体(A)を除く、重合可能な不飽和結合を有するカルボン酸若しくはそのエステルであり、単量体(A)と単量体(B)の合計を基準として、単量体(A)は30〜70重量%であり、pH調整剤が配合されることで、上記共重合体エマルジョンのpHは3.5〜6.0に調整され、pH調整後の上記共重合体エマルジョンの粒子の粒子径は、50〜300nmであるアルカリ増粘剤である。 (もっと読む)


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