説明

株式会社ジェック東理社により出願された特許

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【課題】気体中の温度分布や圧力条件、気体の種類等に影響を受けることなく、所定の電圧値を出力する再現性に優れた超伝導液面計等を提供する。
【解決手段】超伝導液面計1は、低温液体の沸点において超伝導状態に遷移する超伝導線材4、低温液体の沸点において超伝導状態に遷移しない非超伝導線材5、超伝導線材4の上部を加熱する超伝導発熱部7、非超伝導線材5の上部を加熱する非超伝導発熱部8、超伝導線材4と非超伝導線材5と超伝導発熱部7と非超伝導発熱部8とに電流を供給する電源部6、超伝導線材4及び非超伝導線材5の電圧を測定するアイソレーションアンプ、及びアイソレーションアンプから出力された値に基づいて低温液体2の液面の位置を演算する演算部9を備え、超伝導線材4及び非超伝導線材5のそれぞれの両端電圧を測定して差分を算出することで、低温液体2の液位を演算する。 (もっと読む)


【課題】超伝導線材の機械的な脆弱性や熱への脆弱性を補うと共に、液体水素のように液位の検出が困難な低温液体であっても正確に液位を測定することができる超伝導液面計を提供する。
【解決手段】低温液体2に少なくとも一部が接触した状態で収納容器3内に立設する超伝導線材4と、超伝導線材4に電流を供給する電源7と、超伝導線材4の上端部に配設され電源7から供給された電流により熱を発生するヒータ8とを備え、超伝導線材4の両端部に、少なくとも超伝導線材4よりも加工度が大きい導電線を溶着して接続部を形成し、接続部と電源7とが電気的に接続された状態で、接続部を収納容器3内の上部、及び下部に取り付けて超伝導線材4を張設する。 (もっと読む)


【課題】二酸化炭素などの液体窒素又は液体酸素等の温度において固体に昇華する封入ガスが真空断熱層に封入された真空断熱容器及びその真空断熱層への封入ガスの挿入方法を提供する。
【解決手段】真空断熱層4を有する真空断熱容器1であって、真空断熱層4に封入ガス5を封入する。封入ガス5は常温で気体であり、極低温冷媒7を真空断熱容器1内に入れたときに封入ガス5が極低温に冷却され凝縮性ガスとして昇華して、真空断熱層4を画成する壁面に付着する。封入ガス5は、二酸化炭素、炭化水素ガス、無機酸化物ガス、アンモニア、アルコールの何れかとすることができる。炭化水素ガスは、フロン、フロリナート、アセチレンの何れかとしてもよい。 (もっと読む)


【課題】熱容量の測定の誤差の原因となっている熱漏れを防止でき、測定者が見下ろす姿勢で楽に作業でき、試料の位置、向きが常に正しいことを容易に確認できる等、作業し易い断熱型カロリーメータを実現する。
【解決手段】真空容器22と、冷凍機により冷却される断熱容器フランジ28と、断熱容器フランジ28上に着脱可能に設けられた断熱容器29と、断熱容器29内で断熱容器フランジ28上に支持台35を介して設けられた上蓋付きアウターシールド30と、アウターシールド30内に設けられた上蓋付きインナーシールド31と、インナーシールド31内に設けられる試料セル32とを備え、インナーシールド31と試料セル32は、温度差が零となるように、それぞれに取り付けられた熱電対43及びヒータ44により制御される。 (もっと読む)


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