説明

環境工学株式会社により出願された特許

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【課題】 縦断勾配がある場合であっても、施工負担を極力低減できる土木構築物を提供する。
【解決手段】 縦断勾配がある場合において、基礎7の段差面10aを、勾配が維持された連続面とする。これにより、縦断勾配がない場合と略同様に施工可能とし、基礎7として、段基礎を形成する場合の特有の作業を不要にする。その一方、一段目擬石列12A−1を、その各擬石12を基礎7に固定した状態をもって該基礎7の段差面10a上に配置し、二段目以降の擬石列12Aを、その各擬石12が、該各段の下側段における隣り合う擬石12間の凹所5内に入り込むようにした状態をもって配置する。これにより、二段目以降の擬石列12Aの作用力(移動しようとする力)が、基礎7の延び方向一端側の側壁8aに向けて作用しようとしても、その作用力の多くを、一段目擬石列12A−1を介して基礎7に伝達し、側壁8aに作用する力を低減させる。 (もっと読む)


【課題】 裏込め材料の充填量を極力予定通りにできる土木構築物を提供する。
【解決手段】 積み上げ壁21の各擬石12と金網6とをアンカー13を介して連結し、積み上げ壁21と金網6との間に裏込め材料30を充填する。各擬石12の背面14を平坦面に形成し、積み上げ壁21の背面を、各擬石12の背面14をもって平坦な連続面22を形成する。これにより、積み上げ壁21の背面側に、各擬石12の背面側の形状、曲率の違いに基づき、上下に隣り合う各擬石12間において、隙間空間24が形成されることを減少させ、その各隙間空間24への裏込め材料30の進入の有無により裏込め材料30の充填量が変動することを抑制する。 (もっと読む)


【課題】 コンクリート板の浮き上がりを防止できると共に、各コンクリート板の互いの一体化強度を高めることができる土木構築物の施工方法を提供する。
【解決手段】 コンクリート板8−1,8−2として、その内面に、その上側配置端面8bと下側配置端面8aとの間においてアンカー10が備えられたものを用意し、各コンクリート板8−1,8−2を配設する度に、その各背面側にコンクリート30−1,30−2を、その各コンクリート板8−1,8−2の上側配置端面8bよりも下側であってアンカー10が埋め込まれるまで投入する。これにより、コンクリート30−2の作用力を2つのコンクリート板8−1,8−2に分散すると共に、コンクリート板8−1が、コンクリート板8−2の配設に伴って投入される投入コンクリート(コンクリート板8−1の背面側に入り込んで硬化したもの)を法面2側に押し付けるようにする。 (もっと読む)


【課題】 施工面に対する保護壁の所定の設置強度を確保しつつコンクリート充填量を減らす。
【解決手段】 各土木構築物用ユニット7における背面側コンクリート板9と表面側コンクリート板8との間にコンクリート層22を介在させて、保護壁23を形成すると共に、隣り合う背面側コンクリート板9間に隙間21を形成して、その隙間21を介してコンクリート層21の一部を裏込め層5内に進入させ、そのコンクリート層22の一部と裏込め層5における詰め石6とを係合させる。これにより、裏込め層5に対する保護壁23の一体化力を高め、所定の設置強度を確保することを基準とする場合において、保護壁23形成のためのコンクリート充填量を減らす。 (もっと読む)


【課題】表面パネルユニッを利用して、重量が大きくかつ上下方向に強固に一体化できる土木構築物の構築方法および土木構築物を提供する。
【解決手段】表面パネル材20とアンカ材21と抵抗増大部材22とを有する表面パネルユニットHUを下方から上方へと順次段重ねして,施工面1aの表面を覆う土木構築物Dを構築する。第1工程では、アンカ材21が施工面1aに向けて伸びる姿勢状態でもって,表面パネル材20が所定位置に設置される。第2工程では、表面パネル材20と抵抗増大部材22との間において仕切材30が配設される。第3工程では、仕切材30の裏面側に裏込め材40が充・される。第4工程では、第3工程を経る毎あるいは第3工程を複数回経る毎に,表面パネル材20と仕切板30との間に胴込コンクリート50が充・されると共に,上下の胴込コンクリート50同士を連結する連結部材60が設置される。 (もっと読む)


【課題】 吊り上げ搬送物たる屈撓性シート体の製造において負担を負わせることなく的確に該屈撓性シート体を吊り上げることができ、しかも構造を簡素化できる把持装置を提供する。
【解決手段】 吊り上げ状態にあるときに、作動力伝達機構U2としての支持板33、支持軸34、規制軸36が、開閉機構U1としての一対の作動レバー9,10、リンク機構21に、該開閉機構U1及び一対の把持板13,31の重量を作動力として作用させ、一対の把持板13,31を閉状態とする。これにより、特別にシリンダユニット等の駆動源を用いなくても、吊り上げ時に、一対の把持板13,31をもって屈撓性シート体Sの周縁部を挟持(把持)し、屈撓性シート体Sの周縁部に特別にリング状の引っ掛け具等を設けなくても、その屈撓性シート体Sを吊り上げるようにする。 (もっと読む)


【課題】 一層、周囲の自然景観に調和させることができる土木構築物用ブロックを提供する。
【解決手段】 コンクリートベース10に複数の自然石11がそれぞれ部分的に埋設されて、その各自然石11がコンクリートベース表面10aから突出されている。そのコンクリートベース表面10aには礫層12が設けられて、微少な凹凸面が形成されており、そのような礫層12は、当該土木構築物用ブロック9を、複数の自然石11と協働して周囲の自然景観に対して調和させると共に、動植物にとって好ましい生息空間を提供することになる。 (もっと読む)


【課題】一層、周囲の自然景観に調和させることができる土木構築物用ブロックを提供する。
【解決手段】コンクリートベース10に複数の自然石11がそれぞれ部分的に埋設されて、その各自然石11がコンクリートベース表面10aから突出されている。そのコンクリートベース表面10aには礫層12が設けられて、微少な凹凸面が形成されており、そのような礫層12は、当該土木構築物用ブロック9を、複数の自然石11と協働して周囲の自然景観に対して調和させると共に、動植物にとって好ましい生息空間を提供することになる。 (もっと読む)


【課題】護岸機能を確保しつつ、植物を生育させるための土の流失を抑制できる護岸構造を提供する。
【解決手段】施工面2に防根シート8を介して複数のブロック連結ユニット9をを敷設し、その複数のブロック連結ユニット9における隣り合うコンクリートブロック10間に縦スリット13を形成し、その各縦スリット13内に土17を入れて、その土17により植物6を生育する。その場合、植物として低草本が選択的に生育されるようにすべく、防根シート8により、植物6の根が地中7に向けて延びることを規制する。 (もっと読む)


【課題】高い重量安定性の下での保護機能と周囲の自然環境に対する調和機能とを兼ね備えるだけでなく、部品点数の低減と自然石の脱落防止とを図ることができる土木構築物用ユニットを提供する。
【解決手段】複数の自然石6が、区画壁として、区画空間10を区画するように並べられ、その区画空間10内にコンクリートベース7が配置されている。各自然石6にはアンカー11が、その一端部をもって連結され、その一端部よりも他端側はコンクリートベース7内に埋め込まれている。そのアンカー11の状態は、他端部が一端部よりも低くなるように傾斜され、外力に対して大きな抵抗力Rが発生する構成となっている。 (もっと読む)


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