説明

株式会社ヴァレオジャパンにより出願された特許

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成形作業を難易化させることなく、シューとシューポケット間の潤滑性を向上させる。駆動軸に固定され該駆動軸と共に回転する斜板、斜板に摺動自在に当接するシュー31、圧縮室を画成するボア内に摺動自在に配されるピストン13、ピストン13と一体に形成されシュー31と互いに摺動自在に嵌合するシューポケット36を有して構成される斜板式圧縮機において、シューポケット36の開口部の縁端に面取部41を形成する。シューポケット36の凹状部40を一定の曲率をもって形成すると共に、シュー31の凸状部32を2以上の異なった曲率をもって形成する。凹状部40と面取部41との接点46が、凸状部32と凹状部40とが接触する帯状の範囲45内にあるように設計する。
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ハウジングに、軸方向に延設された第1のガス通路Iと第2のガス通路IIと、駆動軸を含む平面に対して、第1のガス通路Iと略対称に形成された第3のガス通路III、及び、第2のガス通路IIと略対称に形成され、第2のガス通路IIに連通する第4のガス通路IVと、吸入ポート及び吐出ポートを備えた外殻部品とを設ける。第1のガス通路と第3のガス通路のいずれか一方を吸入ポートに連通してフロント側吸入室及びリア側吸入室への作動流体の供給用として用い、第2のガス通路と第4のガス通路の一方をフロント側吐出室及びリア側吐出室に連通させると共に他方を吐出ポートに連通させる。圧縮機内部に形成されるガス通路形状を工夫して吸入ポートや吐出ポートの形成位置の自由度を大きくする斜板式圧縮機を提供できる。
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【課題】 可変斜板式圧縮機において、吐出室とクランク室とを常時連通する絞り部を冷房効率を低下させないように最適に設定でき、高負荷時においてクランク室に戻すオイルが無くなった場合でも圧縮機を最大容量まで制御し、低負荷時においてクランク室圧を十分に上昇させる。
【解決手段】 吐出室26とクランク室6とを常時連通する絞り部41と、絞り部41をバイパスして吐出室26とクランク室6とを連通する給気通路50と、給気通路50の連通開度を調節する第1の弁部52と、クランク室6と吸入室25とを連通する抽気通路51と、抽気通路51の連通開度を調節する第2の弁部53とを備え、熱負荷の減少に応じて第1の弁部52が開放方向に作動する少なくとも一部の過程において、第2の弁部53を閉鎖方向に作動させる。熱負荷の増加に応じて少なくとも第1の弁部が連通開度を閉鎖したのちに第2の弁部を開放方向に作動させてもよい。 (もっと読む)


【課題】 オフセット型の車両用空調ユニットに対し、温調ユニットのケースの壁部分に整流ガイドを一体化する構成とそのケースの全部又は一部を車両左右方向に分割する構成とを有しながら右ハンドル車と左ハンドル車とで当該温調ユニットの共通化を図る。
【解決手段】 温調ユニット3のケース6を上側ケース部材10と下側ケース部材11とし、更に上側ケース部材10を車両左右方向に分割される分割ケース部材10aと10bとして整流ガイド31をケース6の冷却用熱交換器7に対し風上側に対向する壁部分22に一体形成するにあたり、壁部分22のうちの整流ガイド31の一部を構成する中央側の壁部分23に対し、上側ケース部材10を分割ケース部材10aと10bに分割する分割線Mが通るようにしつつ当該中央側の壁部分23に対し選択的に整流ガイド31の一部を構成する他の壁部分24、24の双方を冷却用熱交換器7より離れたものとすると共に整流ガイド31の一部は既存のカバー部材30を改良して兼ねるようにする。 (もっと読む)


【課題】 ピストン型斜板式の圧縮機について、吸入圧力空間からシリンダボア作動室内へ冷媒ガスを供給するにあたり、圧縮機の高回転時と低回転時の双方において、かかる圧縮機の高効率化を得ることを可能とする。
【解決手段】 圧縮機1の低回転時にはフラッパ弁31の効率が良いため、このフラッパ弁31を作動して吸入室12から吸入用通路30を介してシリンダボア作動室内27に冷媒ガスを供給し、圧縮機1の高回転時にはロータリ弁36の効率性が良いため、このロータリ弁36を作動して吸入室12から吸入用通路35を介してシリンダボア作動室内27に冷媒ガスを供給するという切り替えを行う。 (もっと読む)


【課題】特に車両の換気、暖房及び/または空調設備と座席との間の連結装置を提供する。
【解決手段】引き込みダクト101と座席10の間に連結ダクト102を有し、空気送り出し機構を収納するこの装置はさらに、引き込みダクトと座席にそれぞれ割り当てられる少なくとも二つの接続エレメント107,109を有する。連結ダクトは、接続エレメントにそれぞれ先端が設けられた少なくとも一定の自由度にしたがった可変形状を有するダクトであり、その結果、座席の動きは、座席と引き込みダクトにそれぞれ連動する二つの空力学的エレメント間で変形可能な連結部分によって可能となる。 (もっと読む)


【課題】 圧縮機の全長が大きくなることを回避し、回転駆動体のスムーズな傾転を確保することが可能な斜板式圧縮機を提供する。
【解決手段】 クランク室4を貫通するシャフト6と、シャフト6が挿通される開口部16aを有してシャフト6の回転に同期して回転する回転駆動体16と、回転駆動体16の周縁に係留され、回転駆動体16の回転に伴いシリンダボア内を往復摺動するピストン13と、回転駆動体16の傾斜角を変更することでピストン13のストローク量を可変させる斜板式圧縮機において、回転駆動体16を少なくとも1つの支持部材(リンクピン15)を介してシャフト6と傾動可能に連結し、またシャフト6に沿って摺動する滑り部材23に連結する。滑り部材23を、柱状に形成すると共にシャフト内に設けられた収容空間22に摺動自在に挿入し、シャフト6を貫通して該シャフトの中心軸方向に移動可能に保持されたドライブピン20を介して回転駆動体16に連結する。 (もっと読む)


【課題】 空調装置の内部にあって、空気流路の縮小部に発生する渦流や空気の剥離現象を抑制して騒音の発生を防止することにある。
【解決手段】 空調ケース5内に、空気導入口より吸い込んだ空気を各吹出用開口から車室内に吹出すための空気流路4が設けられ、この空気流路4の縮小部に多数の柱状リブ41を適宜な間隙を空けて列状に立設したことにある。柱状リブ41の列は一つばかりでなく複数列としても良い。縮小部として、空調ケースに形成された空気流路の折り曲げられた部位40や、エアミックスドアや吹出モード切替ドアのシート部42a,43a,43bが該当する。 (もっと読む)


【課題】 クロスビームを足元吹出用のダクトとして用い、内部に断熱材を設ける必要のない、省スペースとなる自動車用空調装置を提供する。
【解決手段】 空調ケースに空気を導入する空気導入装置15と、この空気導入装置15により導入した空気を温調する温度調整手段19と、この温度調整手段19で温調された空気を所望の吹出モードに応じて吹出す各吹出用開口を有する自動車用空調機3を車両に備える。そして、車両の補強のために用いる中空のクロスビーム10に前記自動車用空調機3から温調空気を流し、流された温調空気を前記クロスビーム10に形成の足元吹出口12から吹出す。 (もっと読む)


【課題】 ブロワの騒音が内気導入口より車室内に伝えられるのを防いで低騒音の自動車用空調装置を提供する。
【解決手段】 自動車のカウルボックス26内に自動車用空調装置のインテークユニット28を配置する。このインテークユニットのほぼ中央にブロワインテークダクト6を接続する。インテークユニット28には外気導入口36a,36b,36cと内気導入口34を形成する。前記内気導入口34は、車両のほぼ中央に位置させられている。 (もっと読む)


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