説明

ノースウエスト バイオセラピューティクス,インコーポレイティドにより出願された特許

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【課題】腫瘍内における全体的な免疫抑制環境にも関わらず、上記腫瘍および腫瘍床における効率的な腫瘍抗原の取り込みおよびプロセシングを提供すること。
【解決手段】本発明は、腫瘍を有する個体に投与するために使用され得る部分的に成熟した樹状細胞を含む細胞集団を提供する。部分的に成熟した樹状細胞(樹状細胞成熟因子と約1時間〜約10時間以上接触された樹状細胞)は、腫瘍部位の領域にある腫瘍抗原を効率的に取り込んでプロセシングし、成熟を完了し、その後、処置した個体のリンパ節を移動し得る。一旦、リンパ節中に入ると、今や完全に成熟した抗原提示樹状細胞は、適切なサイトカイン(例えば、TNFαおよびIL−12)を分泌し、そしてT細胞と接触して、実質的な抗腫瘍免疫応答を誘導する。 (もっと読む)


【課題】原発性癌および転移性癌に対する免疫療法応答のためにT細胞を活性化するヒト樹状細胞の使用のための方法および組成物を提供すること。
【解決手段】1つの実施形態において、カルメット−ゲラン杆菌(BCG)と組み合わせて腫瘍関連抗原またはその抗原フラグメントに暴露されたヒト樹状細胞が癌患者に投与され、インビボで主にCD8 T細胞応答を活性化させる。代替の実施形態において、ヒト樹状細胞は、BCGと組み合わせてインビトロで腫瘍関連抗原かまたは特異的抗原ペプチドに暴露され、そしてプライムされたかまたはプライムされていないT細胞と共にインキュベートまたは培養されて、インビトロで主にCD8 T細胞応答を活性化させる。次いで活性化されたT細胞は癌患者に投与される。BCGと組み合わせた抗原は、主にCD8 T細胞応答を提供するMHC−クラスI区画を通して樹状細胞によりプロセシングされる。 (もっと読む)


【課題】未成熟樹状細胞(DC)の成熟を誘導するため、ならびにこれらの細胞に1型免疫応答を誘導することをプライミングするための組成物および方法を提供すること。
【解決手段】本発明はまた、1型サイトカインおよび/または1型応答の産生に向かって極性化したT細胞を活性化および調製するために有用な樹状細胞集団を提供する。同様に、活性化され極性化したT細胞集団、およびこれらを作製する方法が提供される。本発明の方法はまた、未成熟樹状細胞を提供する工程;ならびに該未成熟樹状細胞を、該未成熟樹状細胞の成熟に適切な培養条件下で、有効量のBCGおよびインターフェロンγ(IFNγ)と接触させて、成熟樹状細胞集団を形成させる工程を包含する、成熟樹状細胞集団を産生するための方法である。 (もっと読む)


【課題】非幹細胞成分を除去することによって、骨髄成分または血液成分の異種性混合物を、幹細胞について富化するための方法を提供することであって、この方法は、接線流れ濾過デバイスを使用して、非幹細胞成分を分離する工程を包含する。
【解決手段】本発明のデバイスおよび方法を使用することによって得られた幹細胞について富化された細胞集団などは、例えば、骨髄再構成のため、または、心筋を含む傷害された組織の修復のためなどの目的のための、個人への注入に適切な組成物を調製するために使用され得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、細胞の形質転換および異常細胞増殖における、CXCR-4の新規役割の同定に関する。
【解決手段】特に本発明は、CXCR-4のリガンドの遺伝子発現の変化以外に、多くの原発性腫瘍および腫瘍由来の細胞株におけるCXCR-4の遺伝子発現の変化に関する。さらに本発明は、一部は、形質転換された細胞でのCXCR-4遺伝子発現またはCXCR-4活性の阻害は、形質転換された表現型を逆転させるという、本出願人の驚くべき発見に関する。 (もっと読む)


本発明は、単球が活性化されていない場合、樹状細胞は、他のサイトカインを含まないGM−CSF単独の存在下で末梢血単球を含む種々の源に由来し得ることを決定した。活性化を防ぐことによって、上記単球は、非樹状細胞系統への分化を防ぐためのさらなるサイトカイン(例えば、IL−4またはIL−13)の存在を必要としない。この方法で発生されて維持される未熟DCは、CD14であり、そして高レベルのCDlaを発現した。薬剤(例えば、BCGおよびIFNγ)との接触による成熟の際、上記細胞は、以前の方法によって精製され、かつGM−CSFおよびIL−4の存在下で培養された成熟樹状細胞の代表的な表面分子を発現することが決定された。活性化していない単球から産生され、かつGM−CSF単独で培養された成熟樹状細胞は、樹状細胞ベースの免疫療法方法での使用(例えば、癌を含む疾患の処置での使用)に適している。
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本発明は、単離されたCD14抗原提示細胞(例えば、樹状細胞)ならびにその単離および濃縮された集団を提供する。本発明はまた、単離および濃縮のための方法を提供する。また、T細胞応答をインビボ、インビトロ、およびエキソビボで調節するためにこのCD14抗原提示細胞を使用するための方法が、本発明により提供される。さらに、本発明は、CD11c,CD14を発現する、抗原提示細胞の単離された集団を開示する。 (もっと読む)


本発明は、腫瘍を有する個体に投与するために使用され得る部分的に成熟した樹状細胞を含む細胞集団を提供する。部分的に成熟した樹状細胞(樹状細胞成熟因子と約1時間〜約10時間以上接触された樹状細胞)は、腫瘍部位の領域にある腫瘍抗原を効率的に取り込んでプロセシングし、成熟を完了し、その後、処置した個体のリンパ節を移動し得る。一旦、リンパ節中に入ると、今や完全に成熟した抗原提示樹状細胞は、適切なサイトカイン(例えば、TNFαおよびIL−12)を分泌し、そしてT細胞と接触して、実質的な抗腫瘍免疫応答を誘導する。 (もっと読む)


本発明は、非幹細胞成分を除去することによって、骨髄成分または血液成分の異種性混合物を、幹細胞について富化するための方法を提供し、この方法は、接線流れ濾過デバイスを使用して、非幹細胞成分を分離する工程を包含する。本発明のデバイスおよび方法を使用することによって得られた幹細胞について富化された細胞集団などは、例えば、骨髄再構成のため、または、心筋を含む傷害された組織の修復のためなどの目的のための、個人への注入に適切な組成物を調製するために使用され得る。 (もっと読む)


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