説明

バーゼル、ポリオレフィン、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツングにより出願された特許

21 - 30 / 35


本発明は、式(I)
1n2MXm (I)
(但し、
1が、Mに直接的に配位結合する6−π−電子中央基を含む配位結合基であり、及び該配位結合基は、少なくとも1個の縮合した飽和又は不飽和C2−C30環状基を有し、該縮合環状基は、原素B、Al、Ga、In、Si、Ge、Sn、O、S、Se、Te、N、P、As及びSbから成る群から選ばれる少なくとも1種のヘテロ原子を環内に含み、該ヘテロ原子は、6−π−電子を含む中央基の炭素原子に直接的に結合し、及び前記ヘテロ原子は、環の構成要素ではない基も帯びて良いものであり、
Aが、基Z1及びZ2の間の二価のブリッジであり、
2が、Z1と同じ意味を有する配位結合基であり、又はZ2は、オープンペンタジエニルを含有する基、シクロペンタジエニルを含有する基又は複素環の、5−又は6−員の、6−π−電子含有基であり、
n=0又は1、
Mが、元素周期表の3、4、5又は6族の元素又はランタニドの元素であり、
基Xが、同一又は異なるもので、及びそれぞれが、有機基又は無機基であり、2個の基Xが互いに結合することも可能であり、
mが、0、1又は2であり、
及び、3個の分子部分Z1、Z2及びAの内、少なくとも1個が、少なくとも1種のオレフィン性C=C二重結合を含んだ、2〜40個の原子を有する1価の有機基を有する、)
の有機金属遷移金属化合物に関する。 (もっと読む)


式(II):
【化1】


で表されるリガンド出発化合物を、式(III):
【化2】


で表される遷移金属化合物と反応させる工程を含む、式(I):
【化3】


で表されるアンサ−メタロセン錯体をラセモ選択的に製造する方法であり、且つ
上記式(I)、(II)及び(III)において、R1、R1'が、同一でも異なっていても良く、それぞれ水素又は炭素原子数1〜40個の有機基を表し、R2、R2'が、同一でも異なっていても良く、それぞれ水素又は炭素原子数1〜40個の有機基を表し、R3が、炭素原子数1〜40個の有機基を表し、R4が、水素又は炭素原子数1〜40個の有機基を表し、T、T’が、同一でも異なっていても良く、それぞれ1〜40個の炭素原子を有し、シクロペンタジエニル環と共に少なくとも1個の別の飽和又は不飽和の、置換又は無置換の環を形成する2価の有機基を表し、この飽和又は不飽和の環は5〜12原子の環員を有し、且つT、T’は、シクロペンタジエニル環に縮合した環の中にSi、Ge、N、P、As、Sb、O、S、Se又はTeを含んでいても良く、Aが、2価の原子又は2価の基から構成される架橋基を表し、M1が、元素周期表の第3、4、5又は6族の元素、或いはランタニド元素を表し、基Xが、同一でも異なっていても良く、それぞれシクロペンタジエニルアニオンにより置換可能な有機基又は無機基を表し、xが、3〜6の自然数を表し、M2が、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はマグネシウムモノハライドの一部を表し、pが、電荷が+2価の金属イオンの場合は1を表し、或いは電荷が+1価の金属イオン又は金属イオンの一部の場合は2を表し、LBが、非電荷のルイス塩基リガンドを表し、そしてyが、0〜6の自然数を表す、ことを特徴とする方法、第1の方法で製造された式(I)で表されるアンサ−メタロセン錯体から出発して式(IV)で表されるアンサ−メタロセン錯体をラセモ選択的に製造する別の方法、メタロセンを製造するために式(III)の遷移金属化合物の使用する方法、及び式(III)の特定の遷移金属化合物、に関する。 (もっと読む)


【課題】重合工程において使用すると高い触媒活性を示す上に、重合反応器に容易に導入することができる触媒組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、(A)少なくとも2種の異なる有機遷移金属化合物、少なくとも1種の加水分解有機アルミニウム化合物、及び溶媒の混合物を製造する段階、及び、(B)前記(A)段階で得られた混合物を、乾燥した多孔質担体成分に、前記混合物の全容積が前記担体成分の全細孔容積の0.6〜1.5倍になる量で含浸させる段階、を含む触媒組成物の製造方法、この方法により得られる触媒組成物、及び、この触媒組成物をオレフィン重合に使用する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】ジイミン化合物の改良された製造方法を提供し、電子吸引性の置換基又は嵩高い置換基を有する第一アミンであっても高い収率で対応するジイミン化合物に転化することができる方法を提供する。
【解決手段】本発明は、五酸化リンの存在下でジカルボニル化合物と第一アミンとを反応させることを含むジイミン化合物の製造方法に関する。 (もっと読む)


本発明は、有機遷移金属化合物と、式(Ia):
【化1】


[但し、基R1が同一でも又は異なっていても良く、相互に独立してそれぞれ基R23(CF32を表し、
2が炭素原子又はケイ素原子を表し、
3が水素、C1〜C20アルキル、C1〜C20フルオロアルキル、C6〜C20アリール、C6〜C20フルオロアリール、C7〜C40アリールアルキル、C7〜C40フルオロアリールアルキル、C7〜C40アルキルアリール、C7〜C40フルオロアルキルアリール又はSiR43基を表し、且つ
4が同一でも又は異なっていても良く、それぞれC1〜C20アルキル、C1〜C20フルオロアルキル、C6〜C20アリール、C6〜C20フルオロアリール、C7〜C40アリールアルキル、C7〜C40フルオロアリールアルキル、C7〜C40アルキルアリール又はC7〜C40フルオロアルキルアリールを表す。]
で表されるアニオン及びカチオンとしてのルイス酸又はブレンステッド酸からなる助触媒としてのイオン性化合物と、を含むオレフィン重合用の触媒組成物に関する。
更に本発明は、かかる触媒組成物の製造方法、及びこの触媒組成物を用いるオレフィンの重合方法に関する。
(もっと読む)


【課題】簡単であり、安価な出発材料を用い、且つ高い重合活性を有するオレフィン重合用の担持共触媒組成物の製造方法を提供する。
【解決手段】 A)官能基を有する担体、
B)トリエチルアルミニウム、及び
C)式(I)
【化1】


[式中、
A が周期表13又は15族のうちの一種の原子を表し、
1 がそれぞれ同一又は異なり、それぞれが互いに独立した水素、ハロゲン、C1
20のアルキル、C1〜C20のハロアルキル、C1〜C10のアルコキシ、C6〜C
20のアリール、C6〜C20のハロアリール、C6〜C20のアリールオキシ、C7
40のアリールアルキル、C7〜C40のハロアリールアルキル、C7〜C40のア
ルキルアリール、C7〜C40のハロアルキルアリール又はOSiR32基を表し、
y が1又は2であり、
x が3−yである]で表される化合物、
を反応させる工程を有するオレフィン重合用担持触媒の製造方法。 (もっと読む)


式(II):
【化1】


で表されるリガンド出発化合物を、式(III):
【化2】


で表される遷移金属化合物と反応させる工程を含む、メソ−選択的に、式(I):
【化3】


で表されるアンサ−メタロセン錯体を製造する方法であり、且つ
上記式(I)、(II)及び(III)において、
1、R1'が、同一でも異なっていても良く、それぞれ水素又は炭素原子数1〜40個の有機基を表し、
2、R2'が、同一でも異なっていても良く、それぞれ水素又は炭素原子数1〜40個の有機基を表し、
3が、少なくとも3個の炭素原子を有する嵩高い有機基であり、非芳香族性の炭素原子又はケイ素原子を介して酸素原子に結合し、そしてハロゲン原子又は炭素原子数1〜20個の別の有機基で置換されていてもよく、そしてさらにSi、N、P、O及びSから選択されるヘテロ原子を含んでいても良く、
T、T’が、同一でも異なっていても良く、それぞれ1〜40個の炭素原子を有し、シクロペンタジエニル環と共に少なくとも1個の別の飽和又は不飽和の環を形成する2価の有機基を表し、飽和又は不飽和の環は5〜12原子の環員を有し、且つT、T’は、シクロペンタジエニル環との縮合環の中にSi、Ge、N、P、As、Sb、O、S、Se又はTeを含んでいても良く、
Aが、2価の原子又は2価の基から構成される架橋基を表し、
1が、元素周期表の第3、4、5又は6族の元素、或いはランタニド元素を表し、
基Xが、同一でも異なっていても良く、それぞれシクロペンタジエニルアニオンにより置換可能な有機基又は無機基を表し、
xが、1〜4の自然数を表し、
2が、アルカリ金属、アルカリ土類金属又はマグネシウムモノハライドの一部を表し、
pが、電荷が+2の金属の場合は1を表し、或いは電荷が+1の金属又は金属イオンの一部の場合は2を表し
LBが、非電荷のルイス塩基リガンドを表し、そして
yが、0〜6の自然数を表す、
ことを特徴とする方法に関し、そしてこのような錯体を反応させて式(IV)で表されるアンサ−メタロセンを形成するこのような錯体の次の反応、メタロセンを製造するために式(III)の遷移金属化合物の使用する方法及び式(III)の遷移金属化合物、式(I)のアンサ−メタロセン錯体、及び式(I)のメタロセン錯体をオレフィンの重合のための触媒組成物の構成成分として使用する方法、に関する。 (もっと読む)


本発明は、式(I)
【化1】


(式中、
1が、元素周期表の第3、4、5又は6族の元素又はランタノイドを表し、
Xが、同一であっても異なってもよく、それぞれ有機又は無機の基を表し、且つ2個の基Xが相互に結合しても良く、
nが、1〜4の自然数であり、
Zが、1〜40個の炭素原子を有する二価の有機基であり、この二価の有機基は、インデニルの2個の炭素原子と共に、飽和又は不飽和、置換又は無置換の、4〜12原子の環員を有する環を形成し、且つインデニルと縮合した環内のZが、Si、Ge、N、P、O、S、Se及びTeからなる群から選ばれる一個以上の同一又は異なるヘテロ原子を更に含んでいても良く、
1が、水素又は1〜40個の炭素原子を有する有機基を表し、
2が、水素又は1〜40個の炭素原子を有する有機基を表し、
3が、水素、ハロゲン又は1〜40個の炭素原子を有する有機基を表し、
4が、水素、ハロゲン又は1〜40個の炭素原子を有する有機基を表し、
5が、水素、又は1〜40個の炭素原子を有する有機基を表し、
6が、水素、又は1〜40個の炭素原子を有する有機基を表し、
7、R8が、同一又は異なっていても良く、それぞれが、水素又は1〜40個の炭素原子を有する有機基を表すか、又はR7及びR8が、これらを結合している原子と共に、単環式、又は多環式の、置換又は無置換の、1〜40個の炭素原子を有し、且つSi、Ge、N、P、O、S、Se及びTeからなる群から選ばれるヘテロ原子を含んでも良い環を形成しており、
Aが、二価の原子又は二価の基からなる架橋基を表し、そして、
3が水素の場合、R5が3〜20個の炭素原子を有し、且つα位で分岐している有機基を表し、そしてR6が水素で表される、有機金属遷移金属化合物に関し、
このような置換パターンを有するビスシクロペンタジエニル配位子、
本発明の有機金属遷移金属化合物を少なくとも1種含む触媒粗製物、本発明の触媒組成物の存在下に少なくとも1種のオレフィンを重合又は共重合させることによりポリオレフィンを製造する方法、有機金属遷移金属化合物の製造用に、本発明のビスシクロペンタジエニル配位子を使用する方法、及びビスシクロペンタジエニル配位子を使用して有機金属遷移金属化合物を製造する方法に関する。
(もっと読む)


【課題】簡単かつ高収率で製造することができ、オレフィンの重合に好適な、架橋ドナーを有するシクロペンタジエニル配位子を基礎とする遷移金属錯体を提供する。
【解決手段】本発明は、シクロペンタジエニル基が元素周期律表の第14族に属する少なくとも1個の原子と元素周期律表の第15族又は第16族に属する少なくとも1個の原子とを含む少なくとも1種の架橋ドナーで置換されているモノシクロペンタジエニル錯体、及び少なくとも1種のこのようなモノシクロペンタジエニル錯体を含む触媒組成物、この触媒組成物の製造方法、この触媒組成物をオレフィンの重合又は共重合に使用する方法、及びこの触媒組成物の存在下にオレフィンを重合又は共重合することによりポリオレフィンを製造する方法、さらに上述のようなシクロペンタジエニル基の製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】オレフィンの重合に好適に用いられ、非常に高い活性を呈する、架橋されたドナーを有するシクロペンタジエニル配位子に基づく遷移金属錯体を提供する。
【解決手段】シクロペンタジエニル基が少なくとも1個の架橋されたドナーと少なくとも1個のアリール基とを有するモノシクロペンタジエニル錯体、少なくとも1個のモノシクロペンタジエニル錯体を含む触媒組成物、およびこれらの製造方法、さらにオレフィンの重合または共重合に前記触媒組成物を使用する方法、前記触媒組成物の存在下、オレフィンの重合または共重合によるポリオレフィンの製造方法。 (もっと読む)


21 - 30 / 35