説明

パウル・シェラー・インスティトゥートにより出願された特許

1 - 10 / 19


本発明の目的は、シングルフォトンカウンティングピクセル検出回路を提供することにある。このシングルフォトンカウンティングピクセル検出回路は、a)感光性材料層と、b)前記感光性材料層に配置されたN×M個の光検出ダイオードのアレイであって、前記光検出ダイオードの各々は、ダイオード出力インタフェースを有するアレイと、c)N×M個の読出ユニットセルのアレイであって、1つの読出ユニットセルは1つの光検出ダイオード用であるアレイと、を具え、d)前記読出ユニットセルは、d1)前記ダイオード出力インタフェースに接続された入力インタフェースと、高利得電荷・電圧増幅手段と、前記高利得電圧増幅手段の出力に接続されたピクセルカウンタと、を具え、d2)前記ピクセルカウンタは、第1の数のニブルカウンタに分割され、各ニブルカウンタは、個別の数のビットを有し、各ビット用にベーシックカウンタセルが設けられ、前記ベーシックカウンタセルは、カウンティングエレメントと、スイッチと、一時記憶素子と、出力段と、を具え、前記ベーシックカウンタセルはカスケード接続されており、e)前記検出回路はサイドシフトレジスタをさらに具え、前記サイドシフトレジスタは、前記ニブルカウンタをロー方向に所定数の選択されたニブルローで読み出し、前記選択されたニブルカウンタローの一時記憶素子に記憶されたデータは、並列バス上で電流として送信され、並列バスレシーバによってデジタルレベルに変換される、ことを特徴とする。
(もっと読む)


a)プラスチックまたは水等価材料のクッション(4)、あるいは、プラスチックまたは水等価材料の少なくとも2つのソフトシートの積層体(4)と、b)クッションの表面またはプラスチックまたは水等価材料のソフトシートの表面に設けられた、あるいは、クッション中に埋め込まれた、または、プラスチックまたは水等価材料のソフトシート中または2つのプラスチックまたは水等価材料のソフトシート(4)の間に埋め込まれた、複数の金属粒子(8)好ましくは金属球体の層(6)であって、組織に入射する前の粒子線装置の出射口におけるビーム走査領域の断面積に少なくとも相当する断面積を有する層(6)と、を有する、ことを特徴とする粒子線治療用フレキシブルエネルギーフィルタ(2)。
(もっと読む)


ここにはX線検出器が記載されており、このX線検出器はつぎを有する。すなわち、このX線検出器は、a) 光電感度材料の層(4)と、b) この光電感度性材料の層(4)に配置されたN×M個のフォトダイオード検出器(2)のアレイとを有しており、各フォトダイオード検出器(2)は、バイアス電位インタフェース(12)とダイオード出力インタフェースとを有しており、各フォトダイオード検出器(2)のこのバイアス電位インタフェース(12)は、バイアス電位(Vbias)に接続されており、上記のX線検出器はさらに、c) 高利得かつ低ノイズの読み出しユニットセル(RO)からなるN×M個のアレイと、フォトダイオード検出器(2)毎の1つの読み出しユニットセル(RO)とを有しており、d) 各読み出しユニットセル(RO)にはつぎが含まれている。すなわち、d1) 上記のダイオード出力インタフェースに接続されている入力インタフェース(IN)と、積算キャパシタ(Cfb)を含む高利得電圧増幅手段(PA)と、d2) 上記積算キャパシタ(Cfb)に並列接続された第1スイッチ(S1)と、d3) 第2スイッチ(S2)と第3スイッチ(S3)との間のサンプル/ホールドキャパシタ(CS)とを有しており、ただしこのサンプル/ホールドキャパシタ(CS)は、上記の第2スイッチ(S2)を介して高利得電圧増幅手段(PA)の出力側(OUT)に接続可能でありかつ第3スイッチ(S3)を介して信号出力線(SO)に接続可能であり、上記読み出しユニットセルはさらにe) 行選択および列選択回路を含むマルチプレクシング手段(MM)を有しており、このマルチプレクシング手段により、各読み出しセルユニット(RO)にアクセスすることができ、すなわち、上記のサンプル/ホールドキャパシタ(CS)に実際に記憶されているアナログ信号を読み出すため、上記のマルチプレクシング手段を制御するデータ処理手段(DPM)にアクセスすることができる。
(もっと読む)


生体内悪性組織の所定照射野の粒子線照射処理、特に陽子線治療における照射モデルの評価方法であって、a)照射されるべき所定照射野に関する診断データを得るステップと、b)所定照射野に関する診断データに基づいて、所定照射野における粒子範囲を計算するステップと、c)計算された粒子範囲に基づいて粒子線特性、および、任意選択的に、計算された線量深度分布を含む照射モデルを設計するステップと、d)照射モデルの粒子線特性と比べて高いビームエネルギーで、所定照射野にシングルペンシルビームショットを印加するステップと、e)シングルペンシルビームショットのビーム範囲を所定照射野の下流側で測定するステップと、f)測定されたビーム範囲と、照射モデルに基づいて計算された参照ビーム範囲とを比較するステップと、を備える、方法。
(もっと読む)


本発明によれば、磁気供給装置を制御するための方法および装置が開示される。この方法は以下の工程を含む:a)制御の基本構造を、磁気電圧用の電圧制御ループと磁気電流用の電流制御ループによる2ループ制御として実施する工程、ここでは2つの制御回路が好ましくは1つの制御器にまとめられる;b)電圧制御ループを状態制御器として実施する工程、ここでは状態制御器へのフィードバックパラメータが必要に応じて、電力変換器、出力フィルタおよび負荷の特性に適合される;c)電力変換器、出力フィルタおよび負荷の特性を観測器(オブザーバ、ルーエンバーガー観測器、カルマンフィルタ)によりモデル化し、観測器を電力変換器、出力フィルタおよび負荷の有効特性に追従制御させる工程;d)電流制御ループを適応形PI制御器として実現する工程。
(もっと読む)


従来、位相情報を格子干渉計で検出された他の寄与から区別するために、位相ステッピング法が考えられてきた。これは複数のX線投影像の取得を伴う。これに対して、本発明は、位相ステッピングを要さずに位相コントラスト信号を抽出する、格子干渉計に基づいた革新的な高感度X線トモグラフィ位相コントラストイメージング方法を提供する。既存の位相ステッピング法と比べて、「逆投影」と呼ばれるこの新しい方法の主な利点は、画質を劣化させることなく、投与線量が著しく低減されることである。この新しい技術は、生物検体のイメージングと生体内研究に不可欠であり、将来の高速かつ低線量の位相コントラストイメージング法の前提条件をなす。
(もっと読む)


電界放出エミッタアレイをモールド成形技術によって製造する製造方法を開示する。この製造方法では、モールド孔(113)の形状を均質に制御して、100nm以下の電界放出エミッタ先端径が実現され、側方隆起部が鈍化されるようにする。この製造方法は、単結晶半導体のモールドウェハから成るモールド基板(101)を繰り返し酸化およびエッチングし、個々の電界放出エミッタに対するモールド孔(110)は、エッチング速度が結晶方位に依存することを利用して形成される。
(もっと読む)


本発明に記載されているのは、スイッチトキャパシタアレイ(SCA)回路の読み出し時間を短縮する技術である。実現可能であるのは、10MSPS〜5GSPSのサンプリング速度で12個の差分入力チャネルをサンプリング可能なSCAチップである。アナログ波形は、チャネル当たりに1024個のサンプリングセルに記憶することができ、また33MHzでクロック制御されるシフトレジスタを介してサンプリングした後、読み出して外部でデジタイゼーションすることができる。上記のサンプリングセルに対する書き込み信号は、チップに形成される一連のインバータ(ドミノ原理)によって生成される。上記のドミノ波は、トリガによってストップされるまで連続して伝わる。読み出しシフトレジスタ4は、クロックに同期して多重化出力部MUXかまたは個別出力部のいずれかに上記のサンプリングセルの内容を出力し、これはここで外部ADCによってデジタイズすることができる。上記の波形の一部だけを読み出してデジタイゼーション時間を短縮することができる。高いチャネル密度、450MHzの広いアナログ帯域幅および(オフセット較正後の)0.35mVの低ノイズによってこのチップは、低出力、高速、高精度の波形デジタイジングに理想的に適合する。先進のCMOSプロセスにおいて放射に強い設計で作製すれば、本発明のチップは、64リードのLQFP(low profile quad flat pack)および64ピンのQFN(quad flat non-leaded package)で利用可能である。
(もっと読む)


本発明は、a)X線源、好ましくは標準的多色X線源と、b)好ましくは透過ジオメトリーで、ブラッグ結晶以外の回折ビームスプリッター格子と、c)いくつかの個別ピクセルを有する空間変調検出感度を備えた位置感知型検出器と、d)検出器の画像を位相ステッピング法で記録するための手段と、e)個別ピクセルごとに吸収優位のピクセルおよび/または微分位相コントラスト優位のピクセルおよび/またはX線散乱優位のピクセルとして被写体の特徴を同定するためにピクセルごとに一連の画像の強度を評価するための手段と、を含む、被写体から定量X線画像を得るためのX線用、特に硬X線用の干渉計に関する。
(もっと読む)


本発明は、a)少なくとも一つの患者治療台(6,6a,6b)と、
b)患者治療台(6,6a,6b)を乗せるための手段(34,36,38,50,51,52,53)および/または患者治療台(6,6a,6b)を降ろすための手段とを有する少なくとも一つの自走式補助搬送車(14)と、
c)患者診断および/または治療ステーション(10,12)と、
d)少なくとも一つの自走式補助搬送車(14)の運転を制御するための制御手段(28,30)とを備えた患者搬送システム(2)において、
e)患者治療台(6,6a,6b)に配置された患者が、補助搬送車(14)を制御可能に移動させることにより、患者診断および/または治療ステーション(10,12)にいることができること、そして
f)患者治療台(6,6a,6b)を降ろすための前記手段が、補助搬送車(14)から、患者診断および/または治療ステーション(10,12,20)内にある決まった位置に
患者治療台(6,6a,6b)を降ろすために設けられていること、および/または患者治療台(6,6a,6b)を乗せるための前記手段が、治療ステーション(10,12,20)内にある決まった位置から、補助搬送車(14)上の決まった位置に患者治療台(6,6a,6b)を乗せるために設けられていることを特徴とする患者搬送システム(2)に関する。患者治療台を収容しかつ降ろす補助搬送車の発想を抱くことにより、患者を大量に処理できる診断および/または治療セクションのために選ばれた治療計画に従ったスロット状連鎖で患者の準備ができる。高い処理量は、病院や医学研究所のような医者にとっての利益であるだけでなく、患者にとっての利益でもある。なぜなら、多くの患者を診断および/または治療セクションの稼動時の中で処理することができるからである。
(もっと読む)


1 - 10 / 19