説明

先端の尖鋭度が制御される電界放出エミッタアレイの製造方法

電界放出エミッタアレイをモールド成形技術によって製造する製造方法を開示する。この製造方法では、モールド孔(113)の形状を均質に制御して、100nm以下の電界放出エミッタ先端径が実現され、側方隆起部が鈍化されるようにする。この製造方法は、単結晶半導体のモールドウェハから成るモールド基板(101)を繰り返し酸化およびエッチングし、個々の電界放出エミッタに対するモールド孔(110)は、エッチング速度が結晶方位に依存することを利用して形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、先端の尖鋭度が制御される電界放出エミッタ構造体の製造方法に関する。
【0002】
本願明細書中の以下の本発明の説明において、関連従来技術には以下の文献が含まれる:
参考文献
Henry F. Gray, Richard F. Greene, 米国特許第4307507号、Method of manufacturing a field-emission cathode structure(1981年12月29日)
H. Umimoto, S. Odanaka, and I. Nakao, Numerical Simulation of Stress-Dependent Oxide Growth at Convex and Concave Corners of Trench Structures, IEEE Electron Device Letters, Vol. 10, No. 7(1989年7月)第330頁以降
M. Sokolich, E. A. Adler, R. T. Longo, D. M. Goebel, R. T. Benton, Field emission from submicron emitter arrays, International Electron Device Meeting, 1990. IEDM '90. Technical Digest, IEDM90-159
Henry F. Gray, George J. Campisi, 米国特許第4964946号、Process for fabricating self-aligned field-emitter arrays(1990年10月23日)
Steven M. Zimmerman, 米国特許第5141459号、Structures and processes for fabricating field emission cathodes(1992年8月25日)
Robert B. Marcus and Tirunelvell S. Ravi, 米国特許第5201992号、Method for making tapered microminiature silicon structures(1993年4月13日)
Shinya Akamine, 米国特許第5580827号、Casting sharpened microminiature tips(1996年12月3日)
Byeong Kwon Ju, Myung Hwan Oh, 米国特許第5827752号、Micro-tip for emitting electric field and method for fabricating the same(1998年10月27日)
Takayuki Yagi, Tsutomu Ikeda, Zasuhiro Shimada, 米国特許第6227519号、Female mold substrate having a heat flowable layer, method to make the same, and method to make a microprobe tip using the female substrate(2001年5月8日)
Egbert Osterschulze, Rainer Kassing, Georgi Georgiev, 独国特許公開第10236149号明細書、Verfahren zur Herstellung einer schmale Schneide oder Spitze aufweisenden Struktur und mit einer solchen Struktur versehener Biegebalken(2004年2月26日)
W. P. Dyke and J. K. Trolan, Field emission: large current densities, space charge, and the vacuum arc, Phys. Rev. 89, 799-808 (1953)
M. Dehler, A. E. Candel, E. Gjonaj, Full scale simulation of a field-emitter arrays based electron source for free electron lasers, J. Vac. Sci. Technol. B24 (2), pp.892-897 (2006)
【0003】
本願明細書では、先端の尖鋭度が均質であり側方の隆起部が鈍化された電界放出エミッタアレイを製造するためにモールド孔の形状を正確に制御するための方法を開示する。電界放出エミッタアレイは、モールド基板に電子放出材料を堆積させ、その後に該モールド基板を除去することによって製造される。エミッタのエミッタ先端および側方隆起部の先鋭度は、単結晶基板を結晶方位依存性エッチングすることにより、酸化速度がトポグラフィに依存することを利用してモールド孔を正確に成形することによって制御される。
【0004】
本発明の技術背景
1. 本発明の技術分野
本発明は、高電流を放出する電界放出エミッタアレイ構造体を製造するために使用されるモールドの形状を制御するための新規の方法に関する。
【0005】
米国特許第4307507号(1981年12月29日、発明者:Gray et al)に、従来技術の方法が記載されている。この特許公報では、単結晶の半導体ウェハにリソグラフィと結晶方位依存性エッチングとを行って形成された角錐形のモールド孔を使用して電界放出エミッタアレイ構造体を製造する方法が記載されている。このモールド孔にはオプションとしてパッシベーション層が設けられ、このパッシベーション層はたとえば熱SiO層、Si層や金属層であり、典型的には30Åの厚さである。電界放出エミッタアレイ構造体は、モールドウェハに電子放出材料を堆積させ、その後に該モールド基板を除去することによって形成される。このようにして、エミッタ先端が尖った角錐形の電界放出エミッタアレイが得られる。しかしこのような方法では、パッシベーション層を有さないモールドによって形成されたエミッタの先端の尖鋭度や、不十分な厚さのパッシベーション層を有するモールドによって形成されたエミッタの先端の尖鋭度がしばしば、ウェハ除去工程中に劣化することが多い。米国特許第5580827号(1996年12月3日、Akamine)に記載された従来技術のように、Siウェハにおいて十分な厚さの熱SiO層を使用した場合、酸素拡散速度が応力に依存して低下することにより遅くなる凹部領域の酸化速度(H. Umimoto, S. Odanaka, and I. Nakao, Numerical Simulation of Stress- Dependent Oxide Growth at Convex and Concave Corners of Trench Structures, IEEE Electron Device Letters, Vol. 10, No. 7, July 1989, pp.330)と比較して、角錐形のモールドの側面ファセットの酸化速度の方が速く、このことは、次のような幾つかの不所望な結果につながってしまう:
1)電界放出エミッタの先端が極度に鋭利になり、その結果としてエミッタ先端の電子放出領域が狭くなり、特定の用途では、個々のエミッタによって要求される高電流を維持できなくなる。
【0006】
2)角錐形の電界放出エミッタの側方の隆起が極度に鋭利になり、これによって寄生的な電子放出が発生してしまう。側方の隆起部からの電子放出はとりわけ、たとえば Sokolich et al. (M. Sokolich, E. A. Adler, R. T. Longo, D. M. Goebel, R. T. Benton による Field emission from submicron emitter arrays, International Electron Device Meeting, 1990. IEDM '90. Technical Digest, IEDM90-159) にしたがって製造された付加的なゲート電極を有するアレイの電界放出の性能に対して不所望となる。たとえば、側方の隆起部から電界放出された電子はゲート電極を攻撃する傾向にあり、このようにゲート電極が受ける攻撃により、低い電流レベルでデバイスが早期に損傷してしまう。
【0007】
3)このようにして形成された鋭利な側方の隆起部から放出された電子ビームは、その対称性が低いことに直接起因し、また空間電荷効果に間接的に起因して、ビームのエミッタンスを低下してしまう。
【0008】
4)角錐形の電界放出エミッタにおいてこのように形成された鋭利な側方の隆起部は、ゲート電極を製造するために電界放出エミッタアレイに堆積する絶縁層および金属層のトポグラフィに影響し、ゲート開口孔の形状が変形し、個々のエミッタから放出される電子ビームのエミッタンスが不所望に低下してしまう。
【0009】
高電流に最適な先端径の重要性は、Dyke およびTrolan(W. P. Dyke and J. K. Trolan, Field emission: large current densities, space charge, and the vacuum arc, Phys. Rev. 89, 799-808 (1953))によって報告された数値データによって説明することができ、電流密度が最大約10A/cmに維持され、かつこれに相応してエミッタ先端の電界が50〜100MV/cmのオーダにある場合、安定的な電界放出電流が実現される。したがって、先端径が1nmである場合、エミッタあたりの全放出電流は最大300nAになる。しかし、先端径が100nmである場合、エミッタあたりの全放出電流は最大3mAになる。先端径が前記2値の間の値であり、かつ先端あたり最大0.2mAが実現される場合、0.5mmの径(または5μmのピッチを有するアレイ)に40,000個の先端を有する電界放出エミッタアレイデバイスが放出する全電流は10A未満になり、全熱エミッタンスは0.1mm mrad未満になる。Dehler et al. によってなされた最近の数値計算によれば(M. Dehler, A. E. Candel, E. Gjonaj, Full scale simulation of a field-emitter arrays based electron source for free electron lasers, J. Vac. Sci. Technol. B24 (2), pp.892- 897 (2006))、引出ゲートと集束ゲートとを備えた電界放出カソードを使用する電子銃が実際にこのような高品質の電子ビームを生成し、この電子ビームを、ナノメートル以下の放出波長に対応するコンパクトな自由電子レーザを構成するのに使用できることが示された。
【0010】
2. 関連技術の説明
Zimmerman(米国特許第5141459号)は、モールド孔に犠牲材料を完全に充填しないことにより、先端径が鋭利でない電界放出エミッタ構造を形成する方法を開示している。しかしこの方法では、先端径を均質にするのは困難である。
【0011】
Marcus et al.(米国特許第5201992号)に、先端径が数nmである超鋭利な先端を形成するための中間ステップとしてフラットな頂部を有するシリコンから電界放出エミッタ構造を形成する方法を開示している。このようにここでは、頂部がフラットなエミッタ先端の不均一性が取り上げられている。彼らが開示した、数nmより大きな先端径を制御する方法では、まず、頂部がフラットな構造に酸化を繰り返し適用することにより、数nm未満の鋭利かつ均質な先端径を有するエミッタ構造を形成し、その後に、このようにして形成された先端の鋭利なエミッタ構造にさらに酸化処理を適用して先端径を2.5nm以上に拡大する。B. K. Ju et al.(米国特許第5827752号)が開示した、先端径が大きいモールド孔をシリコン基板に形成するための方法では、まず、シリコン(100)基板を結晶方位依存エッチングすることによって角錐形の孔を形成し、その後、このシリコン(100)基板を酸化して、最後に2酸化シリコンを除去する。
【0012】
Yagi et al.(米国特許第6227519号)は、熱流動性材料をモールド孔内に設けることにより、モールド法で先端形状を制御する方法を開示している。
【0013】
Oesterschulze et al.(独国特許公開第10236149号明細書)に、100nm以下の先端を形成するためのモールド凹部の形成方法を開示している。この形成方法では、事前に凹部が設けられた半導体基板に堆積した薄膜を選択的エッチングすることによって先端を形成する。
【0014】
3. 本発明の開示
したがって、本発明の課題は、角錐形の電界放出エミッタの先端の先鋭度および側方の隆起部の先鋭度が制御された均質な電界放出エミッタアレイ構造体を製造することである。
【0015】
本発明の前記課題は、単結晶の半導体ウェハを使用して形成されたモールド表面のパッシベーション層の厚さを、基板除去工程中に電子放出材料が保護されるように維持しながら、該モールドの形状をリソグラフィおよび結晶方位依存性エッチングによって修正することによって解決される。電界放出カソード構造体は、このようにして修正されたモールドの内側に電子放出材料をコーティングし、その後にモールド基板を除去することによって、該モールドで成形される。
【0016】
とりわけ、本発明の方法を詳細に説明する。先端径が1〜100nmの間の所望の先鋭度でありかつ側方の隆起部が鈍化した電界放出エミッタを製造することができる本発明の方法は、以下のステップを有する:
a)複数の角錐形の孔(110)を有する単結晶材料の基板ウェハ(101)を設けるステップ
b)少なくとも前記孔の領域において前記基板ウェハを熱酸化することにより、該基板ウェハの前記孔の領域の表面に酸化層(103)を形成するステップ
c)前記酸化層(103)を前記基板ウェハ(102)から除去して前処理基板ウェハ(104)を形成するステップ
d)少なくとも前記孔の領域において前記基板ウェハを熱処理することにより、該基板ウェハの領域の表面に酸化層(106)を形成するステップ
e)前記前処理基板ウェハに電子放出材料をコーティングして、前記電界放出エミッタ構造体を形成するステップ
f)前記基板ウェハを化学エッチングによって除去することにより、前記電界放出エミッタ構造体を取り出すステップ(図10)。
【0017】
従属請求項に、別の付加的な構成が記載されている。
【0018】
以下では、次の図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】Gray et al. が開示した段階(Henry F. Gray, Richard F. Greene, Method of manufacturing a field-emission cathode structure、米国特許第4307507号、1981年12月29日)までの、先端が制御され先端および側方の隆起部が先鋭化した電界放出エミッタアレイ構造体を製造するのに使用される基板ウェハを製造するために使用される基板ウェハの本発明の基本的な製造ステップの最初のステップを示す。
【図2】前記最初のステップを示す。
【図3】図1,2に示した最初のステップの次のステップを示す。
【図4】図1〜3を参照して説明した処理ステップから得られるモールドを上から見た平面図である。
【図5】形状が制御された電界放出エミッタアレイ構造体の製造方法の最終ステップを示す。
【図6】形状が制御された電界放出エミッタアレイ構造体の製造方法の最終ステップを示す。
【図7】図6に示した処理ステップから得られるモールドを上から見た平面図である。
【図8】本発明を適用せずに、図3および4に示した1回の酸化のモールドを使用して形成されたモリブデンの電界放出エミッタ構造体の走査電子顕微鏡像を示す。
【図9】孔の形状を本発明にしたがって修正した図6および7のモールドを使用して形成されたモリブデンの電界放出エミッタ構造体の走査電子顕微鏡像を示す。
【図10】孔の形状が本発明にしたがって修正されたモールドを使用して形成されたモリブデンの電界放出エミッタ構造体のエミッタ先端の走査電子顕微鏡像の拡大図である。
【0020】
有利な実施形態の説明
モールドの初期形状、中間段階の形状および最終形状を示す図1〜7を参照すると、本発明を良好に理解できる。
【0021】
本発明の製造方法は、ウェハ基板101から出発する(断面図に関しては図1を、平面図に関しては図2を参照されたい)。このウェハ基板101の角錐形の孔110は、[111]結晶方位の4つのファセットを有し、これらの角錐形の孔110は、[001]結晶方位の単結晶半導体ウェハにエッチングによって形成されている。1つの実施形態では、孔110のサイズは0.5×0.5〜3×3μmであり、孔110の精確な形状は、結晶方位依存性エッチング速度の異方性によって決定されることにより、該孔110の均質性が保証される。
【0022】
次のステップにおいて、ウェハ基板101に熱酸化処理を行う。これによって外側に酸化物層103が形成される(断面図に関して図3を、平面図に関しては図4を参照されたい)。有利な実施形態では、酸化物層103の厚さは400〜500nmに等しくなるように選択される。酸化物の成長は、酸素が少なくなるウェハ構造体101(モールド)の孔110の先端および隆起部において比較的遅くなる。それゆえこの酸化物の表面は、合流部分においてカスプ形となる。他方、この合流部分の先鋭度は、酸化物膜103とこのように修正されたウェハ基板102との境界において低くなる。
【0023】
酸化物層103を形成するためのこの熱酸化の後、酸化物膜103を選択的に除去し、このように修正された孔112の底部と側方の隆起部とに滑らかな凹状の合流部分を有するモールドウェハ104が形成される(図5の断面図を参照されたい)。たとえば、シリコンウェハまたはGaAsウェハに対してフッ化水素酸を使用してウェットエッチングを行うことにより、酸化物の除去を効率的に行うことができる。このような修正孔112の底部の径の半径は、典型的には数百nmより大きい。
【0024】
次のステップにおいて、このように修正されたウェハ104に再び熱酸化を行うことにより、ウェハ105の上に別の酸化物層106を形成する(断面図に関しては図6を、平面図に関しては図7を参照されたい)。この別の酸化物層106は、ウェハ基板105を除去する工程中に、後で堆積する電子放出材料の保護も行う。それゆえこの酸化物層106の厚さは、300〜600nmの範囲内の十分な厚さになるように設定される。有利な実施形態では、酸化層106の厚さは400nmに等しくなるように選択される。孔113の酸化速度が孔112の表面のトポグラフィに依存することにより、酸化物膜106の表面は、側面ファセットと底部との合流部分において丸められる。
【0025】
次に、電界放出エミッタアレイを維持するのに十分な厚さまで延ばされた電子放出層をモールドにコーティングし、その後でウェハ基板105および酸化物膜106を化学エッチングによって除去することにより、電界放出エミッタアレイのカソードが得られる。個々のエミッタの先端径は、典型的には数十nmの範囲内になり(図9および10を参照されたい)、先端の大きさの均質度は15%の範囲内になる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端径が1〜100nmの間である電界放出エミッタ構造体(120)の製造方法において、
a)結晶方位依存性エッチングを使用して形成された複数の角錐形の孔(110)を有する単結晶材料の基板ウェハ(101)を設けるステップと、
b)前記基板ウェハ(101)を少なくとも前記孔(110)の領域において熱酸化することにより、該基板ウェハ(101)の少なくとも該孔(110)の領域において酸化層(103)を形成するステップと、
c)前記酸化層(103)を前記基板ウェハ(102)から除去することにより、前処理基板ウェハ(104)を形成するステップと、
d)前記前処理基板ウェハ(104)を少なくとも前記孔(112)の領域において熱酸化することにより、少なくとも該孔(112)の領域において酸化層(106)を形成し、角錐形の修正孔(113)を形成するステップと、
e)前記前処理基板ウェハ(102)に電子放出材料をコーティングして、前記電界放出エミッタ構造体(120)を形成するステップと、
f)前記前処理基板ウェハ(105)を化学エッチングによって除去することにより、前記電界放出エミッタ構造体(120)を取り出すステップと
を有することを特徴とする製造方法。
【請求項2】
前記ステップ(d)と前記ステップ(e)との間で、
i)前記モールド基板の表面の前記酸化層を除去するステップと、
ii)前記前処理基板ウェハを熱酸化するステップと
により、前記前処理基板ウェハを少なくとも前記孔の領域において1回より多くの回数で処理する、請求項1記載の製造方法。
【請求項3】
前記酸化層(103)および(106)の厚さは200nm〜1000nmの範囲内であり、有利には400nm〜600nmの範囲内である、請求項1または2記載の製造方法。
【請求項4】
前記基板ウェハの材料としてシリコンを使用する、請求項1から3までのいずれか1項記載の製造方法。
【請求項5】
前記酸化層の材料は二酸化シリコンである、請求項1から4までのいずれか1項記載の製造方法。
【請求項6】
前記酸化層の材料として酸素窒化物を使用する、請求項1から4までのいずれか1項記載の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2011−525689(P2011−525689A)
【公表日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−515276(P2011−515276)
【出願日】平成21年5月29日(2009.5.29)
【国際出願番号】PCT/EP2009/056595
【国際公開番号】WO2009/156242
【国際公開日】平成21年12月30日(2009.12.30)
【出願人】(501494414)パウル・シェラー・インスティトゥート (19)
【Fターム(参考)】