説明

ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー株式会社により出願された特許

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【課題】電源装置の小型化が可能なスイッチング制御を採用し、スイッチングした際発生するスイッチングノイズを低減させることができる超電導コイルの電源装置を提供する。
【解決手段】超電導コイル2を励磁する電源装置101を、交流電力を直流電力にする直流電源手段51と、スイッチング信号に基づいて直流電力を交流状のスイッチング電力とする第1・第2スイッチング部52・53を並列接続したスイッチング手段56と、スイッチング電力を一定電圧の平滑化電力にして超電導コイル2に出力する平滑手段55と、第1・第2スイッチング部52・53に対して、所定の周波数でスイッチング信号をそれぞれ出力することにより所定の平滑化電力を形成し、第2スイッチング部53に出力するスイッチング信号を第1スイッチング部52に出力するスイッチング信号に対して位相差を持たせて出力するスイッチング制御手段54とを備えた構成とする。 (もっと読む)


【課題】超電導磁石の内部領域に形成される測定空間を狭めることなく、磁場補正機構が備える磁性体片の配置の空間的な自由度を高くするが可能な超電導磁石装置を提供すること。
【解決手段】磁場補正機構10は、ハウジング3の内周壁3aよりも径内側に配された円筒状の枠体11と、枠体11の外周面12aに形成され、ハウジング3の内周壁3aとで囲繞された複数の収納空間18を形成する複数の凹部14と、複数の収納空間18に収納される磁場補正用の磁性体片15とを備えている。 (もっと読む)


【課題】クエンチ・内部異常・元電源の瞬低など異常状態を誤検知して励磁電源の出力両端を短絡させてしまったとしても、あるいは元電源の停電などが生じた祭も、その後(停電の祭は復電後)、迅速に通常状態(短絡していない状態)に復帰させることができる超電導マグネット用の励磁電源を提供すること。
【解決手段】電源1と、パワーユニット3と、超電導マグネット2の異常を検出した場合にパワーユニット3の出力の両端を短絡させる接点4aを閉じて保護状態とする保護回路16と、ループA内の電流値を検出する第1シャント抵抗5とを備える励磁電源101である。励磁電源101は、保護回路16により保護リレー4を動作させて接点4aが閉じられた際、第1シャント抵抗5および第2シャント抵抗8の検出値を用いてパワーユニット3の出力電流値と超電導コイル2Lを流れる電流値とを一致させたのち接点4aを開いて保護状態から復帰させる復帰回路31を備えている。 (もっと読む)


【課題】液相状態の冷媒の蒸発量を低減することができ、且つ超電導磁石装置を小型化することができる超電導磁石装置を提供すること。
【解決手段】冷媒を液相状態と気相状態とで収容する冷媒容器3と、冷媒容器3内に収容され、冷媒の液相状態と気相状態の界面7aが内部に位置するように配置された中空状の巻枠4と、冷媒容器3における冷媒の液相状態と気相状態の界面7aよりも上方に配置され、気相状態の冷媒を巻枠内部から巻枠外部に流出させる冷媒通路孔5aと、冷媒通路孔5aの上方に配置され、超電導コイル6に励磁電流を供給する電流リード15が着脱可能に接続される電流ソケット10と、巻枠4と電流ソケット10との間に設けられ、電流ソケット10を巻枠4に固定する絶縁スペーサ17とを有し、冷媒通路孔5aから流出する気相状態の冷媒を電流ソケット10の外周壁8aに接触させるよう構成されている。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成をした超電導コイル用の励磁電源装置を提供する。
【解決手段】励磁電源装置1は、超電導コイル2に直流電流を供給する電源3と、超電導コイル2と並列に接続され、超電導コイル2から還流された還流電流を流すダイオード列6と、超電導コイル2及びダイオード列6からなるループ回路6aと電源3との間に設けられ、開指令及び閉指令を受けることにより開状態と閉状態とに切り替え可能な電磁開閉器5と、電磁開閉器5に開指令及び閉指令を切り替え可能に出力する開閉指令器7とを備えている。そして、超電導コイル2を励磁するには、開閉指令器7から電磁開閉器5に閉指令を出力して、電源3から超電導コイル2に電流を流し励磁する。一方、超電導コイル2を消磁するには、開閉指令器7から電磁開閉器5に開指令を出力して、ループ回路6aに電流を還流し減衰させて消磁する。 (もっと読む)


【課題】冷却室を小型化し、超電導マグネット装置を小型化することが可能な超電導マグネット装置を提供する。
【解決手段】メインコイル5が巻回された円筒形状のメインフォーマ13と、シールドコイル6が巻回され、メインフォーマの径方向外側を覆うようにメインフォーマ13と同芯に設けられた円筒形状のシールドフォーマ15と、シールドフォーマ15を覆うようにメインフォーマ13と同芯に設けられた円筒形状の外筒18と、メインフォーマ13と外筒18との夫々の軸方向両端部を封止することにより冷却室2を形成していると共に、メインフォーマ13とシールドフォーマ15と外筒との夫々の軸方向両端部に当接する環状の位置決め機構を同芯に備えた一対のエンドプレート14a・14bとを有している (もっと読む)


【課題】「超電導マグネットの小型化」、「ヘリウム槽の小型化」、および「クライオスタットの小型化」、をいずれも実現できる簡易な構造の超電導マグネットを提供すること。
【解決手段】円筒状の胴部11と、所定の間隔をあけて当該胴部11の外周に設けられた少なくとも一対のフランジ部12a・12bと、を具備してなる巻枠2と、フランジ部12a・12b間の胴部11に巻回された超電導線材よりなる超電導コイル3aと、を備える超電導マグネット1である。超電導コイル3aの外周に熱伝導率の高い金属材料からなる線状体4aを巻きつけている。線状体4aの直径は、胴部11の厚みTよりも小さい。 (もっと読む)


【課題】衝撃、及び、定常的な振動による超電導装置の破損の可能性を低下することが可能であり、コストの増大を防止することが可能な超電導装置の梱包構造を提供する。
【解決手段】超電導装置2を内部に収納する箱体3と、箱体3の下面を支持し、超電導装置2を輸送する際に運搬台4に設置される衝撃吸収材5と、箱体3と超電導装置2との間に配置され、超電導装置2を支持する振動吸収材6とを有している。振動吸収材6及び超電導装置2を含む箱体3と衝撃吸収材5とからなる系の固有振動数は、運搬台4から所定の高さにおける該系の位置エネルギーが該系に作用する時間を所定値以上とする値に設定されている。振動吸収材6と超電導装置2とからなる系の固有振動数は、輸送における振動周波数の最低値に対して1/√2よりも小さい値に設定されている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも設置スペースの小さい保護抵抗体(超電導マグネットの保護抵抗体)を提供すること。
【解決手段】メインコイル2に沿う湾曲した形状のプレート6と、プレート6のプレート面に沿って取り付けられφ1.6mmのステンレス製線材で形成された抵抗要素7(7a〜7i)と、を備える保護抵抗体5である。保護抵抗体5は、メインコイル2とシールドコイル3との間に配置され、ヘリウム容器4に収容された液体ヘリウム11で浸漬冷却される。 (もっと読む)


【課題】巻枠に巻き付けられた超電導線材から接続部あるいは電力供給源まで導かれる引回し線を超電導コイルの径方向への厚みを増すことなく比較的簡単な手法で固定し、もって、クエンチ現象の発生を防止することができる超電導コイルを提供すること。
【解決手段】超電導コイル1において、胴部部分3d・3e・3f・3gに巻き付けられた超電導線材5a・5b・5c・5dから延設される引回し線6a・6b・6c・6dを胴部部分3a・3b・3cにエポキシ樹脂7a・7b・7cにより接着する。 (もっと読む)


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