説明

株式会社造形集団により出願された特許

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【課題】擬石を、構築物の表面に適用する際に、これを極力低コストかつ低労力負担で、しかも短い工期で行う。
【解決手段】擬石11と、擬石11の形状や配置の向きに応じて擬石11の周囲において平面的に少なくとも一方向又は全方向に形成された凸凹嵌合部12とが一体的に形成された基体部3と、ウェブ17の両端にフランジ18をそれぞれ設けたコ字状で構成され、基体部3中にウェブ17が埋め込まれるとともにフランジ18を基体部3の背面から突出させた取付金具13とを備え、取付金具13は、既存壁41の表面に接触配置し固定され、又はその表面に間隔を空けて配置し固定された縦鉄筋42とこれに直交する横鉄筋43とからなる格子状の鉄筋網に取り付け可能とされ、横鉄筋43の直径に対応した幅を有する切欠凹部21が基体部3の背面に対して略平行方向にフランジ18において開削されている。 (もっと読む)


【課題】多数の部材を組み合わせて構築しても、表面の石積み等を模擬する造形模様に違和感がなく、自然景観と融和し、自然環境の復元につなげられる構築物を構築するためのプレキャスト部材を低コストで提供する。
【解決手段】石積み等を模擬した各種の構築物を構築するためのプレキャスト部材1は、部材本体2の表層部に石積み等の積み石の目地部を模擬表現することによって造形6を形成するための、ワックス、または油分を含んだ粘土、または両方の組合せからなる目地部形成型材を用いた製造方法により形成された溝状凹部3の延びる方向、溝幅、溝深さ等は任意で、部材表面に積み石模様の造形6が形成される。造形6は、部材毎に自由に設定でき、多種多様な積み石模様が形成できる。溝状凹部3の内空に繊維状物4aを装着して、溝状凹部3に流入した土砂や水分等を滞留させて小動物が棲息し、植物が植生するようにしてもよい。 (もっと読む)


【課題】擁壁や護岸、堰堤などの表面に埋め込まれる擬石や、花壇等の縁石などとして配置される擬石の製造方法を簡素化し、低コストで擬石を提供するとともに、この擬石を配置してなるプレキャスト部材を低コストで提供する。
【解決手段】擬石7の製造方法であって、玉石などの自然石(またはそれを基に複製した雄型)3を油分を含んだ粘土塊2に押し込んで型取りを行い、自然石3を取り外した後に、自然石3を押し込んだことにより油分を含んだ粘土塊2にできた凹部4を雌型として、そこに擬石用モルタル、通常のモルタル等のセメント系流動性経時固化材5を流し込み、さらに、流動性経時固化材5に製造する擬石の用途に応じた所定の治具6を埋め込み、流動性経時固化材5が硬化後に治具6を上方に引き上げることで油分を含んだ粘土塊2から取り外して擬石7を製造する。 (もっと読む)


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