説明

独立行政法人科学技術振興機構により出願された特許

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【課題】高ジアステレオ選択的かつ高エナンチオ選択的なエンカルバメートとアルデヒドの付加反応を行う技術を提供する。
【解決手段】下式(I)で表される化合物とロジウム錯体との存在下に、エンカルバメートとアルデヒドの付加反応を行うことを特徴とする、光学活性なβ−ヒドロキシイミン化合物の製造方法。


(式中、Arは置換基を有していても良いアリール基を表し、R及びRはそれぞれ独立して水素原子もしくは置換基を有していてもよいアルキル基又はアリール基を表し、RとRは共に同一の環を形成してもよい)。
本発明は、光学活性なβ−ヒドロキシイミンを高いジアステレオ選択性と良好なエナンチオ選択性の下で製造することができる。また、反応温度が0℃付近で実施できるなど、比較的穏和な条件下で不斉反応を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】グリシン由来のイミン化合物とエナミン化合物を用いて、光学活性なα,β−ジアミノ酸誘導体を高収率、かつ高立体選択性で製造する方法を提供する。
【解決手段】エナミン化合物と、グリシン由来のイミン化合物とを、一般式(III)


(Rは炭化水素基を示す。)で表される不斉配位子と、一般式(IV) MZn (IV)(Mは遷移金属、ZはMの対アニオン、nは1〜3の整数でMの価数と同一である。)で表されるルイス酸とを混合して得られる触媒の存在下に反応させる光学活性なα、β−ジアミノ酸誘導体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 酵素を活性低下させることなく不溶性の担体に固定する。
【解決手段】 マイクロカプセル化法(特許文献2等)を利用して、架橋性高分子と酵素を含む溶液を相分離させ、続いて酵素を含む担体高分子同士を温和な条件下で架橋させることにより、新規な架橋高分子固定化酵素を作成した。本発明は、酵素を架橋高分子に固定化させてなる高分子固定化酵素であって、該架橋高分子が架橋性官能基を含む親水性鎖を側鎖に有する架橋性高分子を架橋させてなることを特徴とする高分子固定化酵素である。
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【課題】
n1個(n1は6〜60の整数を表す。)の遷移金属原子と、2(n1)個の、置換基を有する二座有機配位子とから形成されてなる中空の殻を有する遷移金属錯体であって、前記置換基が少なくとも末端に含フッ素アルキル基を有し、前記中空の殻内部に配向するように形成されている中空遷移金属錯体、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
中空の殻を有する中空遷移金属錯体であって、前記中空の殻が、n1個(n1は、6〜60の整数を表す。)の遷移金属原子と、2(n1)個の二座有機配位子とから形成されてなり、前記二座有機配位子が、末端に含フッ素アルキル基部分をもつ置換基を有するものであり、かつ、前記置換基が中空の殻内部に配向するように形成されていることを特徴とする中空遷移金属錯体、及びその製造方法。 (もっと読む)


【課題】 必要数の微小チップを有効に且つ精度良く短時間に取り出すことが可能な微小チップ剥離方法及び剥離装置を提供する。
【解決手段】 エキスパンションシート3上に貼り付けられた微小チップ4群から選択的に微小チップ4を剥離する。剥離対象となる微小チップ4に対応して所定の間隔で配列された複数の固定突起(突き上げピン14)によりエキスパンションシート3上の微小チップ4を選択的に支持するとともに、各突き上げピン14の近傍に設けられた真空吸引孔15によりエキスパンションシート3を真空吸引する。これにより、密集した微小チップ4群の中から選択的に取り出したい微小チップ4のみが水平な位置状態を保ったまま他の微小チップ4よりも鉛直方向上方に正確に飛び出す形になる。この状態でチップ保持機構(例えば熱剥離シート17や真空ピックアップ30)により選択された複数の微小チップ4をエキスパンションシート3から剥離する。 (もっと読む)


【課題】水溶性アルデヒドを用いたアルドール反応を行い、高収率かつ高立体選択的にβ−ヒドロキシカルボニル化合物を製造する方法を提供する。
【解決手段】水溶液中で、キラルなビピリジン化合物からなる配位子又はその対称体と、ScY又はBiYで表されるルイス酸(Yはパーフルオロアルカンスルホネート)とを混合させて得られる触媒の存在下で、下式


(R2とR3は水素原子、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族、又は芳香脂族炭化水素基、R4は炭化水素基、複素環基、アルキルチオ基、又はアリールチオ基、Rはメチル基、エチル基、イソプロピル基、又はtert-ブチル基)で表されるケイ素エノラートと、ホルムアルデヒドを除く水溶性アルデヒドとを反応させる。 (もっと読む)


【課題】 新規な耐熱性フラップエンドヌクレアーゼを提供する。
【解決手段】 Sulfolobus由来の特定のアミノ酸配列からなる蛋白質、または該アミノ酸配列において1以上のアミノ酸残基が欠失(ただしN末端の51アミノ酸残基の欠失を除く)、置換(ただしN末端のメチオニンを除く)もしくは付加されたアミノ酸配列からなり、かつフラップエンドヌクレアーゼ活性を有する蛋白質。本発明の蛋白質は、少なくとも80℃、15分間の加熱処理を行ってもフラップエンドヌクレアーゼ活性を失わず、SNPのタイピング法の一つであるインベーダー法への応用および遺伝子組換えや遺伝子シャフリングへの応用に有効な耐熱性フラップエンドヌクレアーゼとして利用することができる。 (もっと読む)


【課題】 一段階でα−アミノホスホン酸ジエステルを高収率で製造する方法を提供する。
【解決手段】 アルデヒド化合物、亜リン酸トリエステル及び弱酸とアンモニアの塩、又はこれらの混合物を反応させることから成るα−アミノホスホン酸ジエステルの製法である。
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【課題】 全画素を同時に同じタイミングで駆動することができる新たな手法を提案し、大画面であっても高画質化及び低消費電力化を図ることができる表示装置を提供する。
【解決手段】 表示装置における複数の画素駆動素子11は、それぞれ、色信号、輝度信号、画素アドレス信号、及び画素駆動タイミング信号が重畳した表示画素駆動信号から、これら各信号を分離するデコーダ21と、分離された画素アドレス信号と当該画素駆動素子11のアドレス情報とを比較照合する比較回路26と、分離された輝度信号を一時的に記憶する記憶回路27とを備える。画素駆動素子11は、比較回路26による比較照合結果が、画素アドレス信号と当該画素駆動素子11のアドレス情報とが同一である旨を示す場合に、デコーダ21によって分離された画素駆動タイミング信号に基づいて、記憶回路27から読み出された輝度信号のタイミングを合わせて画素を駆動する。 (もっと読む)


【課題】 水相と有機相に分離した親水性物質と親油性物質との反応を高収率で行い、有機化合物を製造する方法を提供する。
【解決手段】 水、水と混和しない有機溶媒、及びフルオラス溶媒からなる3相溶媒中に、親水性基とパーフルオロアルキル基とを有するフルオラス化合物と、相間移動触媒とを含有する系において、水相と有機相に分離した反応基質及び/又は反応剤を反応させる。
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