説明

株式会社コベルコ マテリアル銅管により出願された特許

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【課題】高温のろう付け処理後の強度に優れた高強度銅管を提供する。
【解決手段】Co:0.13〜0.30質量%、P:0.03〜0.10質量%を含有し、前記Coの含有量が前記Pの含有量の2.5倍以上であって、残部がCuおよび不可避的不純物からなり、前記不可避的不純物として、S:0.005質量%以下、O:0.005質量%以下、H:0.0002質量%以下に規制された銅合金を押出成形してなる高強度銅管であって、平均結晶粒径が30μm以下であって、比抵抗値から算出される析出物が0.20〜0.30質量%であって、前記析出物のすべてに対して円相当径3〜50nmの析出物が面積率50%以上であることを特徴とする。CoとPとの化合物からなる析出物が、適切な大きさかつ量で析出していることで、ろう付け処理において結晶粒の粗大化を抑制し、強度が保持される。 (もっと読む)


【課題】ろう付け時等の加熱時に、950℃を超えるような温度に過剰に加熱された場合にも、溶け割れの発生の可能性を低減した銅合金管を提供する。
【解決手段】熱交換器用銅合金管は、Sn:0.1乃至1.0質量%、P:0.001乃至0.100質量%、Zr:0.01乃至0.30質量%及びAl:0.0001乃至0.0050質量%を含有し、S:0.0020質量%以下、O:0.0050質量%以下、H:0.0002質量%以下に規制し、残部がCu及び不可避的不純物からなる組成を有する。そして、管軸を含む断面において、肉厚方向の平均結晶粒径が30μm以下であり、1000℃での絞り値が20%以上である。 (もっと読む)


【課題】安定した導通を確保することができ、径に比較して長さが長い非磁性管の拡管を高い加工率で可能とする非磁性管の拡管方法および熱交換器の製造方法、ならびに拡管装置を提供する。
【解決手段】外周が絶縁され、端部5aにおいて導通部5が露出した導体2を、非磁性の被加工金属管1の管内に挿入する挿入工程と、被加工金属管1の一端部4aを縮径して縮径部4を形成し、縮径部4を導通部5に密着させる密着工程と、被加工金属管1と導体2とに流れる電流の方向が対向するように電流を流すことで被加工金属管1を拡管する拡管工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】管継手全長がコンパクトであって、パイプに引き抜け力が作用したときに直ちにかつ確実に引き抜けを阻止できる管継手を提供する。
【解決手段】外筒体2は、先端開口側へ縮径するテーパ状内周面14を有する。収納空間部5へ挿入されるパイプPの先端に外嵌される抜け止めリング20を有する。この抜け止めリング20がテーパ状内周面14に摺接して縮経変形するが、予圧スプリング22を付設して、抜け止めリング20を、テーパ状内周面14側へ常に弾発付勢する。さらに、パイプPの外周面に接触する外周シール材81を設け、しかも、この外周シール材81の位置は、内径寸法を大きくした予圧スプリング22のアキシャル方向の寸法内に、配設する。 (もっと読む)


【課題】1.0mm以下に薄肉化されても、耐高温脆化特性が優れ、併せて破壊強度および曲げ加工性に優れたSn−P系銅合金管を提供する。
【解決手段】特定組成のSn−P系銅合金管の結晶粒組織を微細化させるとともに、SnやPよりも酸化傾向の強い元素であるMgあるいはBを添加して、ろう付け処理時の高温での優先的な粒界酸化を抑制して、銅管にひずみが加わった場合の脆化割れを抑制し、1.0mm以下に銅合金管が薄肉化された場合でも耐高温脆化特性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】製造しやすく、1.0mm以下に薄肉化されても耐軟化性にも優れ、曲げ加工性に優れた、薄肉化および高強度化されたSn−P系熱交換器用銅合金管を提供する。
【解決手段】特定組成のSn−P系銅合金管における結晶粒組織を、この銅合金管の軸方向に平行な断面における平均結晶粒径D1と、この銅合金管の軸方向に垂直な断面における平均結晶粒径D2との差D1−D2が少ない、異方性の少ないものとして、銅合金管の肉厚を薄くしても、ろう付けに対する耐軟化性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】高い強度を維持しつつ、高温延性を向上させ、ろう付け時における割れの可能を低減した銅合金管を提供する。
【解決手段】熱交換器用銅合金管は、Sn:0.1乃至1.0質量%、及びP:0.005乃至0.1質量%を含有し、更にZr、Ti、及びCrからなる群から選択された1種又は2種以上の元素を、Zrを含有する場合はZrを0.0001乃至0.01質量%として、各元素の総量で0.0001乃至0.1質量%を含有し、更にS,Pb,Bi,Se,As,Te,及びSbを、総量で、0.003質量%以下、Oを0.005質量%以下、Hを0.0002質量%以下に規制する。そして、管軸を含む断面において、肉厚方向の平均結晶粒径が30μm以下であり、800℃での絞り値が25%以上である。 (もっと読む)


【課題】薄肉化および高強度化されていても熱交換器の伝熱管などに冷間加工が可能な、加工性に優れた熱交換器用銅管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】特定組成のP系銅管あるいはSn−P系銅管の集合組織における、特に圧延集合組織のβファイバー方位粒を、中間焼鈍などの製造条件を工夫することで抑制して、破壊強度と引張強さの比を大きくし、肉厚を薄くしても、この銅管の破壊強度と曲げ加工性とのバランスを向上させる。 (もっと読む)


【課題】流路形状によらずスケールの付着し難いヒートポンプ給湯機に好適な銅管を提供する。
【解決手段】銅または銅合金を基材11として、少なくとも媒体である水と接触する側の表面に鉄、コバルト、ニッケル、スズ等のポリリン酸塩からなる皮膜12を形成した表面処理銅管1であって、皮膜12からポリリン酸イオン[PO3-]nと金属イオンMe(Fe2+,Co2+,Ni2+,Sn2+等)とが水に溶出して、再び結合し、表面処理銅管1表面に生成した炭酸カルシウムCaCO3の結晶成長面に吸着するため、炭酸カルシウムの成長を阻害し、表面処理銅管1への付着量を低減できる。 (もっと読む)


【課題】LWCの質量が大きい場合、複数積み重ねられている場合、並びに巻き層数及び1層あたりの巻き数が多い場合においても、ETS方式によるアンコイルの際に管の折れ、変形及び擦り疵が発生せず、引っ掛かりなく巻き解くことができ、あんこ変色が発生しないレベルワウンドコイル及びレベルワウンドコイルの梱包体を提供する。
【解決手段】レベルワウンドコイル110を構成する銅又は銅合金管1は、外表面にシリコン油を含む油が塗布された後焼鈍されたものである。高周波グロー放電発光分光分析法により分析したときの管の表面から20nmまでの表層部におけるSi濃度の最大値が0.3乃至30原子%である。レベルワウンドコイル110は、底部における内層側からその1層外層側への巻き層移行部の移行開始端の位置が、外層側への巻き層の増加に伴ってレベルワウンドコイルの巻き方向と逆方向に推移していく。 (もっと読む)


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